臼杵祇園まつり
寛永20年(1643年)から続 く臼杵最大の夏祭りです。
お祭の初日に行われる渡御(おわたり)では、神輿や山車を中心とした2,000人を超える行列が「ミョウサヤ、チョウサヤ」という掛け声とともに海添の御旅所に渡ります。
最終日の還御(おかえり)では、「アーナ、ナーゴリオーシヤナー」、「ミョウネンナ、チョウネンナ」という掛け声とともに元宮に戻ります。
行列の先頭は槍振りと吹流しが務めます。これは、臼杵藩初代藩主稲葉貞通が関ヶ原の戦いで当時領地であった郡上八幡を奪還した際の戦利品の鳥毛槍が、御旅所に奉献されていることに因むものです。槍振りの歩き方には、祭の場でも全国的に珍しくなった、江戸時代以前の歩き方とされるナンバ歩き(上体をひねらず、足と同じ側の腕を出す歩き方)が残っていることが特徴です。
2024年7月中旬頃~(予定)
大分県臼杵市大字臼杵1