和歌祭
和歌祭とは、毎年5月に行われる紀州東照宮の大祭の渡御の呼称です。別名、紀州の国祭、天下祭、権現祭とも呼ばれ、親しまれています。
お祭りの歴史は江戸時代の元和8年(1622)からで、現在でも行列の中にその頃の様子が伺える種目もあり、他のお祭のお渡り行列との違いを見ることができます。
最大の見どころは、「神輿おろし」と「渡御行列」です。
108段の石段を御神輿を担いでかけ下りる姿は勇ましく、圧巻です。
その後、太鼓や雑賀踊、薙刀振りなどの渡御行列が紀州東照宮を出発して和歌浦周辺を練り歩きます。
江戸時代に行われた東照宮の祭礼が、今日まで続いているのは日光東照宮と紀州東照宮だけと言われています。
伝統あるお祭りを体感してみてはいかがでしょうか。
2024/5月中旬頃(予定)
和歌山県和歌山市和歌浦西2-1-20