Now Loading...
北海道・東北地方

「山形花笠まつり」山形の夏と言えば「ヤッショ、マカショ」|観光経済新聞

「山形花笠まつり」山形の夏と言えば「ヤッショ、マカショ」|観光経済新聞

2019年からスタートした、観光経済新聞のオマツリジャパンコラム記事連載!2020年も「お祭り」をフックに、旅に出たくなる記事の連載をして参ります!奇祭好き、ケンカ祭り好き、お神輿好き…等、様々なライターさんに記事を執筆いただく予定ですので、ぜひご覧ください♪(オマツリジャパン編集部)

山形の夏と言えば「ヤッショ、マカショ」

山形県の県花と言われて、ぱっと答えられる人はどのくらいいるだろうか。この県花が山形市内に大輪の花を咲かせる日がある。それが東北四大祭りの一つとして知られる「山形花笠まつり」の日だ。踊り手が持つ花笠は、すげ笠の上に赤い花飾りが添えられたものだが、実はこの花が山形県花の紅花をかたどっている。

山形と紅花、実は深い関係がある。紅花はその名の通り赤い色を出す染料として重宝されてきた花で、時には冷えや血行を良くする生薬としても用いられてきた。この紅花、明治以前に日本一の産地だった場所が山形なのだ。ではどれくらい山形で紅花が採れていたかは「最上千駄」という言葉がよく示している。千駄とは馬が千頭で運ぶくらいと言う意味だが、その生産量の多さを感じられる。そんな紅花を乗せた花笠が、お祭り期間中は山形市内を彩る。

「ヤッショ、マカショ!」、花笠まつりにはこの掛け声が欠かせない。花笠まつり初日の8月5日、山形市内の大通りでは多くの花笠を持った踊り手が威勢のいい声を上げている。「花笠音頭」に合わせて、老若男女問わずたくさんの人が楽しそうに踊っているのが特徴的だ。自衛隊の男衆がピシッピシッと踊ったかと思えば、色鮮やかな着物での華麗な女踊りも続く。踊り手のグループは次から次へと大通りを進み、1日で約5千人も踊るのだそうだ。美しく、時に勇壮な花笠まつりの踊りはいつまで見ていても飽きがこない。

花笠もいいが、山形は一歩路地に入るとディープな街が広がりおもしろい。山形大学や東北芸術工科大学がある学生街のためか、おしゃれなカフェやバーが点在するというのも歴史と文化を感じられ、冒険心をくすぐられる街だ。もちろんご当地の食を提供してくれる居酒屋もあり心強い。路地裏では芋煮や玉こんにゃくを売りにしている店が並び、山形の銘酒が進んでしまう。最後は夏らしく、冷たいつけ汁で田舎風にやや太く切った名物の山形そばで締めるのも良い。

観光経済のWEB版記事はこちら

インフォメーション

名称 【2020年開催中止】第58回山形花笠まつり
開催場所 山形県山形市十日町・本町・七日町通り~文翔館
山形市中心市街地約1.2km直線コース
開催日 2020年8月5日(水)~2020年8月7日(金)
雨天決行(ただし内容変更あり)
主催 山形県花笠協議会
アクセス 【車】
山形自動車道山形蔵王I.Cから山形駅方面へ15分

【電車】
JR山形駅から徒歩15分

※無料駐車場がないため、近隣有料駐車場をご利用ください。
関連サイト http://www.hanagasa.jp/
written by
高橋 佑馬

高橋 佑馬

1991年生まれ。仙台出身、埼玉育ちの祭り好きです!東北、関東のお祭りがメインですが、全世界おもしろいお祭りがあったら駆けつけます!お祭りのレポートは現地の臨場感を大切に写真・動画を活用し紹介。各地のグルメ情報もお伝えします!
お祭りの最新情報をチェック!

あわせて読みたい