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半纏とはどんな服?どうしてお祭りで着るの?

半纏とはどんな服?どうしてお祭りで着るの?

「半纏」は一般名詞でもありますが、お祭りで着る半纏とは少し違います。半纏とはなんなのか。そしてなぜお祭りできるのかなどを調べてみました。

半纏とは

半纏とは、江戸時代に発展した服装様式です。江戸時代と言っても200年の歴史がありますから具体的に言いますと、18世紀頃が半纏が日本に普及しだした時期と言われています。

現代でも建設系労働者さんや、工場勤務の方などは決まった服装を来ていると思いますが、半纏ももともとはある種の「制服」として広まったものです。
その形状からも想像できると思いますが、江戸時代では肉体労働者のための作業服でした。時代劇などだと、位の低い販売員や職人、一般庶民が来ていることがわかると思います。

綿入れ半纏とは違う?

受験生が冬に机に座って、明かりの下でカリカリと半纏を羽織勉強する姿は一種の日本の原風景ですが、あの半纏と祭りできる「半纏」は起源が異なります。
綿入れ半纏は、起源ははっきりしませんが、江戸時代ころから普及し始め、昭和で定着した防寒着です。半纏の「子孫」と言えるでしょう。

法被との違い

半纏は、法被から派生して完成したものです。法被はもともと様式や着る目的が定まったものだったのですが、半纏はそれと違いより軽装で、労働者が普段使いできるものでした。そして、様々な模様が入れられ、晴れ着として機能しました。

なぜお祭りで着るのか

祭りで半纏を着る理由は複数ありますが「それが祭りの運営を担っていたものの正装だから」という考え方がしっくりきます。江戸時代の労働者階級によって運営された「祭り」が明治から平成へと連なっていく中、神輿や山車と一緒に服装も受け継がれていったとも言われています。半纏を着るのは、祭りが始まった当時の正装を再現しているというのも有力な説かもしれません。

祭りを人から人に託されたとき、また始祖が誰か不明瞭な場合、多くの人は前例に従いながら祭りを維持しようとします。一年前まで半纏を着て神輿を担いでいたのに、急に違う服を着て担ぐすることは前例に反しますし、そもそも無理に変える必要も無かったのかもしれません。

半纏は文明開化によって時代遅れなものになる中で、祭りを通じて特別な衣装として残りました。例えば、親が半纏を着て神輿をかつぐ姿を覚えた子供は、大人になったら自分もああしたいとおもうようになります。そして親は子に半纏を受け継がせ、今の世の中まで続いてるのかもしれませんね。

written by
オマツリジャパン編集部

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