お祭りサポート専門会社のオマツリジャパンにて、お祭りWEBメディアの編集長として働く池田兼人(いけだ・かねと:通称イケちゃん)にインタビュー。2児の父でもある彼が、オマツリジャパンに転職した経緯とは?「お祭り」に対する彼の想いに触れながら、会社も、自分自身も、子供も共に育つ働き方を実践する姿に迫ります。

お祭りWEBメディアの編集長として。

普段のオフィスでの様子。壁一面にお祭りのポスターが張り巡らされたオフィスはフリーアドレス。作業に集中できる環境ながら、ふとした会話も弾みやすい、和やかな雰囲気だ。

ー早速ですが、現在の業務内容を教えて下さい。

普段の僕の仕事は、お祭りWEBメディアの編集長として、編集に関わる業務全般をマネジメントしています。お祭りの価値を世の中に広めるため、コンテンツ作りを中心に取り組んでいます。

コンテンツの中心はお祭りのレポートや紹介記事ですが、全国のお祭り好きの方に「お祭りライター」になってもらい、より質の高いお祭り記事作成に取り組んでいます。現在では40名以上のお祭りライターさんに記事を書いてもらっており、僕自身もライターさんと一緒にお祭りを盛り上げるべく、自ら手を動かして記事を書くことも多いです。

お祭りがコミュニティを形成している、という体験

阿波踊りの体験会イベントにて。参加者の皆さんと。阿波踊りのプロから指南を受けた。

ー「お祭りWEBメディアの編集長」を務めるイケちゃんですが、お祭りにはもともと興味があったのですか??

僕にとって「お祭り」は、祖母の家に親戚が集まる日でもあって、普段は会えない祖母や叔父と顔を合わせるきっかけになっていました。学校が離れてしまった旧友とも再会したり、地域のいろんな人と繋がれる、コミュニティの原点みたいな存在だったんです。

例えばお神輿が出るお祭りだったら、子供たちがお神輿を担ぐ。親世代は子供たちにお神輿を担がせつつ、自らも担いだり。お年寄りは世話役としてお祭り全体のサポートをしたり…祭り以外に老若男女がそれぞれの役割を果たし合う機会って、そうそうないと思うんです。地域の中で一つの「お祭り」を、皆で力を合わせて作り上げているのがいいな…と感じていました。

とは言え、まだこの時点では具体的に行動を起こすまでには至りませんでした。

自身もサポートを手がける「ふるさと祭り東京」にて。サポーター(オマツリジャパンに協力してくれているボランティアスタッフ)の皆さんと。

東日本大震災でのコミュニティ再構築の経験が、行動を起こすきっかけになった。

子供2人を連れて神田祭を見に行った際の一コマ。

東日本大震災は自分にとって大きな転機になりました。震災が起こった2011年に、Jリーグクラブのサポーターによる被災地復興支援プロジェクトに携わったんです。

被災地に行って最初はがれきの撤去作業を行っていたのですが、がれきが片付くにつれ、現地のニーズが変化していったんです。僕たちが通っていた岩手県の陸前高田市は津波で街そのものが消滅してしまい、仮設住宅が建設されたのですが、もともとあった地域コミュニティとは全く様変わりしてしまった。隣の家に誰が住んでいるのか分からない…そんな状態から疑心暗鬼になってしまう方も少なくなかったんです。

この状況を受けて、地域のコミュニティ形成を促すイベントが何か出来ないかと依頼を受け、現地の子供たちを集めて誰でも参加できるフットサルイベントを主催しました。子供が集まれば、保護者も集まる。実際にイベントを開催した際は、無料でジンギスカンをふるまったり、子供達にお菓子を配ったり…イベントを通して子供同士、親同士のコミュニティが生まれていく様子を肌で感じることができました。

被災地で問題となっていたコミュニティの希薄さは、何も被災地だけではなく都心部にも当てはまることだと感じたんです。例えば、同じマンションに住んでいる人でも、特別な理由もなしに話しかけることってほぼ無いと思うんですが、何かきっかけがあれば知り合うことってできますよね。
近所の人との繋がりが、地域の繋がりになっていく。身近な地域の人との繋がりをもつことが、やがて世代間や人種国籍、LGBTや障害の有無など、様々な属性の人と相互理解に広がって行くと思ったんです。

被災地で地域コミュニティ再構築のサポートをした経験を、都心部でも活かせないかな…と感じていた折に、立ち寄った薬局の待合室でたまたま手に取った雑誌にオマツリジャパンが特集されていたんです。「あ、こんな会社があるんだ!」と。もともと持っていたお祭りに対する想いと相まって、「お祭りを仕事にしてみたい!」「世の中のためになる仕事がしたい!」と感じ、そこからWantedlyに登録して、応募して…入社しました!

オマツリジャパンへの転職を後押ししたのは、子育てと仕事の両立だった。

神田祭での一コマ。屋台で買ったかき氷を食べさせている様子。

ー震災での体験が大きなきっかけだったんですね。その他に何か転職を後押しするようなことはありましたか??

年齢の面は一つありますね。もともと新しいことにチャレンジすることが好きだったので、35歳という節目の年齢に近づいたことで、「転職するなら今かな」という想いがありました。

ーオマツリジャパンに入社した時には、すでに2人のお子さんのパパでもあったわけですよね。子育てと仕事は両立てきていますか?

そうですね。2人の子供は上が小学生で下が幼稚園。まだまだ手がかかって熱を出すこともしょっちゅうです。熱を出した上の子を妻が病院に連れて行っている間、僕が仕事を休んで下の子の面倒を見ている…ということも。

オマツリジャパンでは10時始業ですが、子供を幼稚園に送っていくと間に合わなくなってしまうので、10時半からの出社に変えて貰っています。子供の急な発熱で休みを取らなくてはいけない時も、快く休ませて貰える。こういった環境は非常に働きやすくてありがたいですね。その分、リモートでも働ける柔軟さを最大限に活用して仕事と家庭を両立させています。

ーベンチャーというと、激務のイメージが強く「とても子育てとの両立は無理!」と思う方も多いと思いますが、オマツリジャパンはそうではないということですね。

そうですね、逆にベンチャーの方がその点は柔軟だと思います。身内自慢のようになってしまいますが、社員皆がとても人間性が素晴らしい人ばかりですし、お互いの信頼関係がしっかり出来ている。だから「あいつなら、リモートでもちゃんとやるだろう」ってお互いに信じているんでしょうね。

0から生み出し育てていく仕事は、子育てと似ている。

以前、手掛けた地域のお祭りにて。子供が参加できる「落書きコーナー」を設けた時の様子。

ー転職してみて、率直にいかがですか。

最高です!(笑)忙しくはあるんですが、率先して関わりたくなるような面白い案件が多いので心理的には全く疲れないですね。充実感の方が大きいです。

仕事はベンチャーならではの新規立ち上げの案件が多く、何もないところから作り上げるのってとても大変ですけど、やりがいは大きいですね。

ー生み出したらその後も育てていくという環境は、まさに子育てと共通してるのではないですか??

そうですね、本当に共通しています。生み、育てることでもちろん子供は育っていくのですが、自分も一緒に成長している感じがします。オマツリジャパンで働いていると、会社も、自分も、子供も、一緒に成長してるなぁ…と思うことも多いですね。今では仕事も育児もそれぞれで経験したことが生かされている感じがします。

ーお祭りの情報サイトって、あまり育児中の方が知りたい情報って掲載されていないことが多いですよね。私は、イケちゃんから言われるまで気が付かなかったんですが。やっぱりそこに気付けるということは育児中のイケちゃんだから出来ることだなぁ、と。

そうですね。実は僕がオマツリジャパンに関わって最初に書いた記事がこれなんですよ。

子連れでお祭りに行く時に抑えたいコツとは!?持ち物は?ご飯は?

ーおお!まさに子育て中の方が知りたい情報が詰まっていますね…!すごい!!

これは実際に僕が子供を連れてお祭りに行ったときの体験や、失敗を元にして書いた記事なんです。お祭りに参加することって子供にとっては良い体験だし、思い出にもなる。でも連れていく大人は、人混みがすごいし大変ですよね。ベビーカーの預り所はあるのか?とか、おむつ替えスペースはあるのか?とか…。この記事が少しでも役に立てばいいなと思っています。

これからオマツリジャパンにJOINする方にメッセージ

ー最後に、これからオマツリジャパンにJOINする方に向けて、イケちゃんから熱いメッセージをお願い致します!

オマツリジャパンは、祭りで日本を盛り上げる!をビジョンとして掲げ、お祭りを盛り上げるために日々、志を持って活動しています。

僕の場合は、老若男女、様々な立場の人とお互いを尊重しながら関わり合いを持てることが、「お祭りっていいな」と感じたきっかけでした。オマツリジャパンもそんなお祭りの在り方と同じく、「個を尊重し、多様性を受け入れる」雰囲気のある会社です。新しいことにチャレンジしていく前向きな気持ちがあれば、子育てや介護などで、どうしても時間を作れないという時も、快く受け入れてくれる仲間がいます。今は働けても、将来的にどうなるか分からないという漠然とした不安を抱えているのでしたら、それは不要です。熱いパッションをお持ちの方、僕たちと一緒に働きませんか??

株式会社オマツリジャパン

この記事を書いた人

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