第36回 那須殺生石御神火祭
「御神火祭」は、昔、那須岳の噴火によって亡くなった大勢の村人の霊と山の神の怒りを鎮める為に始まったと言われています。いつしか五穀豊穣と無病息災を祈願する行事として定着しました。周りの山々が暗闇に包まれると「御神火祭」が始まります。
当日は祭りに参加する人達が、狐の化粧を顔に施します。希望すれば無料で化粧をしてもらえます。
松明を持った100名の白装束の行列が那須温泉神社から連なって下りてきて御神火に点火します。暗闇の中の「松明行列」の灯りや御神火の燃え盛る勢いは迫力があり、幻想的です。「松明行列」は一般の方(先着100名)も無料で参加できます(詳細はホームページ参照)。
語り部の「九尾の狐伝説」の語りと「白面金毛九尾の狐太鼓」の演奏もあり、郷土芸能に触れることができます。
ぜひ、迫力ある「御神火祭」に足を運んでみてはいかがでしょうか。