いろいろあった2018年、オマツリジャパンのスタッフがが勝手に選ぶお祭り総集編ベスト5!まずはお祭りの花形「お神輿」をまとめました!
3年に1度の大祭の年であり、鎮座550年の節目という奇跡の年。本社神輿を各氏子町会で担いで回すのは、今回が初めての試み。
2018年は八幡様御鎮座550年を迎えるとともに、宮神輿渡御の年でもありました。記念事業として神輿大修理が行われ、初めて宮神輿が町内を渡御。
このお祭りの見どころは、各町会の神輿が連合で渡御する宮入です。それぞれの町会神輿の担ぎ手の個性も見どころで、神輿が宮入するたびに歓声が湧き上がり、ボルテージは最高潮に達します。
神輿の他にも神楽殿前ではさまざまな演芸披露や屋台があり、古き良きお祭りの光景がノスタルジックな気分にさせてくれます。
開催:9月の第1土曜、日曜日
場所:東京都世田谷区
神社:北澤八幡神社
今年は2年に1度の本祭。普通のお祭りなら中止になるような大雨でも、お構いなしに担がれる本社神輿は圧巻。
1000年以上も続く、下町で最初に行われる夏祭りです。本社神輿で渡御する『本祭り』は西暦偶数年だけに行われ、浅草通りを片側通行止めにして行われる宮入は豪快で、祭りのハイライトでもあります。
この神輿は大きいことでも有名で、威勢のいい掛け声で揺らされる様は大迫力です。祭り期間中神社の周りでは、140件以上が屋台を軒を連ねて祭りを盛り上げているので、一足先に夏祭りを味わえます。
開催:毎年5月11日に近い金〜日曜日
場所:東京台東区上野
神社:下谷神社
築地市場がある間としては最後となる3年に1度の本祭。天皇即位30年を記念して江戸時代以来の「船渡御」が行われた。
2018年は100年ぶりに宮神輿の「船渡御」と「水鎮祭」が復活し、築地市場移転も重なり盛大に執り行われました。
波除稲荷神社には本社神輿の他に雄の「大獅子神輿」と雌の「お歯黒獅子神輿」があり、宮神輿と同行して巡行する様子は見応えがあります。
特に宮出し宮入の際に、女性限定で担がれる雌の「お歯黒獅子神輿」は必見です。
開催:毎年6月10日に近い金曜~日曜日
場所:東京都中央区
神社:波除稲荷神社
山鉾だけではない、祇園祭を盛り上げる行事の1つ。1000人を超える担ぎ手が3基の大神輿を担ぐ。
祇園祭は1ヶ月にわたって行われる、ユネスコ無形文化遺産に登録された日本を代表するお祭りです。
17日に行われる2種類の山車で進む「山鉾巡業」では、祇園囃子が町内に鳴り響きます。このお祭りの中心となる行事が「神幸祭の神輿渡御」です。
夕方から3基の大神輿が八坂神社を出発して、町内を渡御し四条御旅所に向かいます。見どころは八坂神社石段下と四条御旅所前で行われる「差し上げ」です。
3基の神輿が集結し、担ぎ手達の「ほいっと、ほいっと」という勇ましい掛け声と共に神輿を頭上に掲げられ、大神輿が暴れ狂う様まさに圧巻です。
開催:7月1日〜31日の1ヶ月間
場所:京都府京都市
神社:八坂神社
今年も外せないのはやっぱりこの祭り、「今年で中止?!」というニュースも出ましたが、今年も見る者を熱くするまさに神輿の祭典!
三社祭では浅草神社のまわりの44の町会から、約100基ほどの神輿が町内を練り歩き浅草神社に集結します。
見どころは最終日の3基の大きな宮神輿の渡御。宮神輿は三方向に分かれ浅草各町会を順番に回り、氏子たちの威勢のいい掛け声が浅草中をめぐります。
実は今年の開催前、祭り運営に協力している浅草寺サイドから祭りについていろいろな制限をされて、今後中止になるかも?!というニュースがありましたが、来年以降も開催される予定だそうです。
開催:5月の18日に近い金〜日曜日
場所:東京都台東区
神社:浅草神社