第66回鎌倉まつり 周辺の見どころ

鶴岡八幡宮と由比ヶ浜を結ぶ約2kmの参道。中央の一段高い桜並木、段葛は源頼朝公が妻・北条政子の安産祈願のために造ったといわれている。

鎌倉の社寺に伝わる国宝や重要文化財など約5000点を収蔵。鎌倉～室町期の彫刻や絵画など、貴重な品々を数多く展示する。十二神将立像をはじめとする写実的な仏像は特に必見。

大正15（1926）年に再建された、高い鐘塔と大きな尖塔アーチ窓が特徴的な教会。当時のままのステンドグラスが残される貴重な建造物は、由比ヶ浜エリア周辺のランドマーク的な存在だ。

鎌倉彫の活動拠点として建設。1階にはカフェ、ショップ、ギャラリーがあり、2階と4階では「鎌倉彫教授会」による教室を開催しているほか、3階には資料館があるなど、日本の伝統工芸の鎌倉彫を学べる文化複合施設になっている。

日本人が作った最初のヨットが航行し記念の場所とされていて「日本ヨット発祥の地」の碑が建つ。漁港なのでヨットだけではなく、漁船も停泊している。

鎌倉時代初期に開かれ、真言宗僧の修禅道場として使われてきた歴史ある霊場。地質は粘板岩の巨大な一枚岩で、内部は江戸時代まで掘り続けられたという。

昭和45（1970）年に、能楽での日本の文化向上を目的として創設。年間12回、定期公演「能を知る会」を開催するほか、能楽の資料も展示。能、狂言を身近に学ぶことができる。

七里ガ浜高校と鎌倉プリンスホテルの間にある坂の通り。江ノ電越しに海が望め、美しい景色が広がる。ドラマの舞台としても有名な撮影スポット。

金沢街道の南に釈迦堂ヶ谷という谷戸がある。住宅街の先は道が狭くなり、山が迫り、行き当たるのが釈迦堂切通である。土砂崩れのため、現在近くまで寄ることはできない。

木地や漆、彫刻刀など鎌倉彫に必要な諸材料の販売をはじめ、作家の作品を展示・販売している。鎌倉彫の紹介をしたビデオ上映や道具の貸出し、体験教室・カルチャー教室なども開催している。