明治40年代に、牛を日差しから守る「日陰樹」として植栽されたエドヒガン。この木だけが今に残り、毎年可憐な花を咲かせる。

昔ながらの望楼が目を引く番屋。盛岡市の消防第五分団の番屋として使用されていた。大正2（1913）年に建てられた番屋で木造洋風事務所建築の典型といわれている。

盛岡市保存建造物に指定。屋根は瓦葺き寄棟造り、外観は土蔵、大壁式艶出し、黒漆喰仕上（一部白漆喰塗）窓は外開きの土蔵式防火戸窓上部に木製庇を設け、腰壁は人造石研出し仕上げ軒天井は木造を顕さずすべて漆喰塗りとし防火に配慮してある。

園内をのどかに走るトロ馬車は、明治37（1904）年から約50年間、農場内の交通機関として活躍していた。1周約450mのコースがまきば園の東側にあり、羊の放牧地をのんびりと眺められる。

地質時代から現代にいたる地質・民俗・歴史・考古・生物などの資料を展示。岩手の自然や文化が幅広く学べる博物館だ。大型恐竜マメンキサウルスの全身骨格標本は見応えがある。

盛岡出身の政治家、第19代首相原敬の偉業を顕彰する記念館で、原敬が15歳まで暮らした生家の隣にある。原敬は苦学の末に首相にまで上り詰めた人で「平民宰相」とも呼ばれた。

明治維新以降に政治、文化、経済等の各分野で活躍した先人130人を紹介している。特に新渡戸稲造、米内光政、金田一京助について詳しく解説している。

泡風呂や電気サウナが楽しめる温泉施設。ランチも楽しむことができる、平日のみのお得な「入浴パック」がある。

萬鐵五郎や舟越保武など、岩手ゆかりの作家の充実したコレクションが特徴。ゆったりした館内でアート鑑賞を楽しもう。ワークショップや上映会などの体験型イベントも数多く開催している。

紫波町の国道4号近くにある老舗の酒蔵。事前予約にて見学ができる。直売店「わかさや」では、米糀を使用したジェラートが味わえる。