日本の夏を彩る・祭。過去から継がれるこの伝統文化が、この先も人々の心のよりどころとして存在し続けることを誰も疑うことはありませんでした。祭は、地域コミュニティの中心であり、同時に、祭が生み出す人々の熱狂は地域経済にも活力をもたらします。しかし、コロナ禍の2年間、数多くの祭が中止や延期を余儀なくされました。青森県内外の人々を惹きつけてやまない各地のねぶた・ねぷた祭も例外ではありません。祭が無い夏、私たちが感じた喪失感は祭の存在価値を再認識するきっかけとなりました。
同時に、文化を後世に継承していくためには、世の中のニーズに合わせて新たなチャレンジをやっていく必要があると考えています。その中で今回の取り組みで焦点を当てているのが各地の祭の観覧席の現状です。これまでも無料あるいは低価格の設定であることが多く、本来はもっと高付加価値で提供できることが大半です。青森ねぶた祭での今回の取組みを通じて祭り体験の新たなモデルを示すことで、日本が誇る祭文化を新しい時代に向かって盛り上げてまいります。
3年ぶりの開催となる青森ねぶた祭を、特別な時間と空間で。 洗練された空間演出と厳選した青森のお酒と食のペアリングセット、そしてねぶた文化を継ぐ担い手の想いに触れながら観る特別な観覧体験をご提供いたします。
※青森県の厳選したお酒と食のペアリングは1階席・2階席のお客様で内容が異なります。