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天神さんのおひざもと 天神橋筋二丁目商店街

大阪のキタに位置し、全長2.6kmにも及ぶ天神橋筋商店街。江戸時代初期より大阪天満宮の表参道として発展し、かつて大坂三大市場のひとつ天満青物市場も存在したことから、古くより多くの人々が行き交う賑やかな街として知られています。

その一部である天神橋筋二丁目商店街(通称:天二)が位置するのは、大阪天満宮のお膝元。市民からは「天満の天神さん」と呼ばれ、時代を超えて親しまれています。境内敷地の北端にある上方落語の定席「繁昌亭」は、かつてこのエリアに演芸や芝居小屋が点在し、集った寄席小屋が「天満八軒」と総称されて賑わった歴史を象徴するかのようです。

参拝客や寄席の見物客は、今でもここで足を休め、小腹を満たします。大きな商店街の中にギュッと魅力が詰まったこのエリアをご案内します。

天二のみどころ

日本三大祭りのひとつ、天神祭

日本三大祭りのひとつ、天神祭

日本三大祭の一つ、天神祭(てんじんまつり、てんじんさい)。6月下旬から約1ヶ月に渡って大阪天満宮を中心とした大阪各地で諸行事が行われます。

7/25の本宮に行われる陸渡御(りくとぎょ)では、催太鼓(もよおしだいこ)を先頭に、神鉾、御羽車、御鳳輦、鳳神輿、玉神輿、そして3,000人を超える大行列が大阪の街中を練り歩きます。同じく本宮の夜。大川(旧淀川)では多くの船が行き交う船渡御(ふなとぎょ)が行われ、奉納花火で祭りはクライマックスに。

天神橋筋二丁目商店街の入り口では、その天神祭に欠かせない「お迎え人形」のレプリカが飾られています。こちらにもぜひご注目ください。

上方落語の定席寄席、繁昌亭

上方落語の定席、繁昌亭

大阪天満宮の北側一帯には、かつて演芸や芝居小屋が点在し、娯楽を求める庶民で賑わっていました。そこに集った寄席小屋は「天満八軒」と総称され、落語・人形浄瑠璃・浪花節などの幅広い芸能で人々を楽しませました。

戦争で落語の定席が消失した後、約60年の時を経てこの地にオープンしたのが、「天満天神 繁昌亭」です。六代 桂文枝師匠が中心となり、大阪天満宮や地域の協力を得て誕生しました。

以来、繁昌亭は多くの人々に愛され、大阪の演芸史に新たな歴史を刻み続けています。上方落語の新たな聖地に、ぜひお立ち寄りください。

天二のおみせ

天二へのアクセス

■鉄道のアクセス
地下鉄堺筋線・谷町線 南森町駅/JR東西線 大阪天満宮駅 3番、7番出口すぐ

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