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今年で42回目!ゴールデンウィークに行われる茨城最大の陶器市、笠間の陶炎祭(ひまつり)とは?3つの楽しみ方をご紹介

更新日:2023/3/29 はしもとん
今年で42回目!ゴールデンウィークに行われる茨城最大の陶器市、笠間の陶炎祭(ひまつり)とは?3つの楽しみ方をご紹介

個性的な焼き物「笠間焼」の産地として知られる茨城県の笠間市で、2023年4月29日(土)〜5月5日(金)まで『笠間の陶炎祭(ひまつり)』が開催されます!やったー!!

陶炎祭は、毎年ゴールデンウィークに開催される大人気のイベントで、野外の公園に200を超えるブースが立ち並びたくさんの人々と作品が集う、とても大きいスケールの陶器の祭典となります。

この記事では、今年42回目(!!)を迎える笠間の陶炎祭について詳しくご紹介します。

【笠間の陶炎祭(ひまつり)】
開催日:2023.4.29(土)〜5.5(金)9:00〜17:00
場所:笠間芸術の森公園イベント広場

笠間の陶炎祭(ひまつり)では何を楽しめる?ポイントを3つにまとめてご紹介!

①200を超える窯元から直接買える!

笠間の陶炎祭には200の窯元・陶芸家が出店します。カップやお皿などの食器類はもちろん、花器やオブジェ、アクセサリーなど、それぞれ個性豊かで色とりどりの作品と出会えます。眺めているだけでも飽きないバラエティの豊かさです!

また、気に入った作品、気になった作品を見つけたら陶芸家さんと直接お話をしながら購入できるのも陶炎祭の特徴です。作品が生まれた経緯や陶芸家さんの想いを聞かせてもらうなど、直接購入だからこその貴重な購入体験ができますよ。

200もの陶芸家さんが出店していて、所狭しと陶器が並んでいるので眺めるだけでも楽しいのは間違いないのですが、陶炎祭に参加し慣れている方からのアドバイスとして「気に入ったものはすぐに買う!」ことが鉄則です。

「一通り見てからあとで買いに来よう…」と思っても、ブース番号も作家さんの名前も忘れてしまい、お店に戻れない。との声が多いそうです。また運良く戻れても買われてしまっていることもあるので、お気に入りを見つけたらその場で購入することを心がけましょう。

新人の陶芸家さんたちが集まる「笠間のたまご 新人エリア」も設けられているのもユニークな点です。未来の著名陶芸家をいち早く見つける楽しみもありますね。

②オリジナルグルメがたくさん!

また、会場の笠間芸術の森公園イベント広場では、会場中央にフードコートが用意され窯元が提供する様々なオリジナルグルメを楽しめます。

2022年の出店の例では、そば粉のガレット、麻婆ごはん、豚焼肉丼、ラムチョップステーキ&生ビール、ねぎちぢみ、コロッケバーガーなどなど。軽食やスイーツだけではなくしっかりめのご飯物まで楽しめるのがとてもおもしろいですね。

③陶芸に関わる多くの企画を用意!

↑こちらは小学生が作った作品の展示

陶炎祭では、とても広い会場を活かし陶芸に関わる多くの企画が開催されています。

去年は、東京駅の石畳や最高裁判所の建物などに使われる「稲田御影石」をもとに開発した新しい笠間焼「笠間長石シリーズ」をお披露目したり、作家さんのそれぞれ個性的なぐい呑み、徳利、片口などお酒に寄り添った力作が並ぶ圧巻の「ぐい呑み1,000個展」などを楽しめました。

また、キッズランド、夜祭&ライブなど期間中は楽しみが盛りだくさんです。今年も陶器市をより盛り上げる様々な企画が用意されているとのことなので、詳細発表が楽しみです。

笠間の陶炎祭、2023年の最新情報はコチラ

↑2022年の陶炎祭体験MAP。出店者がとても多い!

陶炎祭と合わせて回りたい!笠間の名所をご紹介!

今回の陶炎祭をきっかけに笠間に遊びに行かれる方々に、ぜひ合わせて回ってほしい名所を紹介します。

笠間芸術の森公園

陶炎祭の会場である笠間芸術の森公園には、陶芸を専門に扱う美術館「茨城県陶芸美術館」、ロクロや手ひねりなどの陶芸体験ができる「クラフトヒルズ・笠間工芸の丘」などが併設されています。ほかにも園内には陶製のオブジェが設置されている「陶の杜」などがあり、さまざまな形で笠間焼を楽しめる公園です。。暖かくなってくる時期なのでお散歩がてら園内を散策してはいかがでしょうか。

笠間稲荷神社

1350余年の歴史を誇る、日本三大稲荷のひとつとされている神社です。農業、工業、商業、水産業などのあらゆる殖産興業の守護神として人々の生活すべてを見守ってくれています。例年4月中旬から5月下旬には境内の「藤」が見頃を迎え、期間限定の御朱印も頒布されます。

↑藤の季節限定で頒布される笠間稲荷神社の御朱印

笠間つつじまつり

標高143m、約7haの笠間つつじ公園に、霧島・久留米・やまつつじ・大柴などの様々な品種約8,500株が山一面に植えられています。4月中旬〜5月上旬に開催されるので会期中にぜひ。

道の駅 かさまの名物モンブラン

笠間芸術の森公園から車で3分ほどで行ける道の駅かさまの、笠間の栗専門店「楽栗 La Kuri」では名物モンブランがいただけます。ちょっと寄ってみようかな。

↑楽栗filo(フィーロ)

入場料金/アクセス方法は?駐車場はあるの?

入場料金:500円
18才以下無料(高校生まで)
障がい者無料(付添の方1名含む)

【電車・バスで】
JR常磐線友部駅、JR水戸線笠間駅より路線バス、観光周遊バス、臨時バス運行

【車でのアクセス】
−東京方面から
常磐自動車道・岩間IC~国道355号線、水戸IC~国道50号線、北関東自動車道・友部IC~国道355号線

−栃木・群馬方面から
北関東自動車道・笠間西IC

【駐車場】
笠間市内各地に臨時駐車場が開設されます。

会場から少し離れた臨時駐車場がオススメで、北山公園近くの大規模臨時駐車場は無料で利用でき、かつ会場直行のシャトルバスも運行されるので便利です。(周回バス・シャトルバスの運賃は大人100円、子供50円)

詳しいイベント情報は陶炎祭公式HPをチェックしてください。

まとめ

笠間の陶炎祭(ひまつり)は42回を迎える大規模な陶器のお祭りです。陶器好きな方はもちろん、様々な企画とフードで楽しめるイベントとなっています。ゴールデンウィークはぜひ「笠間の陶炎祭」にでかけてみてはいかがでしょうか。

筆者の橋本の家(埼玉県鴻巣市)から笠間まではちょうどよいドライブの距離なので、カミさんを連れてぜひ遊びにいきたいです。

この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
埼玉県鴻巣在住のガジェット・取材ライター/クラウドファンディングサポート/CAMPFIRE公式キュレーションパートナー。札幌出身、沖縄が実家。
お祭りを盛り上げる方のストーリーが好き。直近の目標は迫力のある花火を撮ること。
[email protected]
Twitter:kentaro_jp
ブログ:https://hashimoton.net/

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