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まだ紅葉が楽しめる熱海梅園!裏見の滝からの紅葉狩りに足湯も!

更新日:2021/12/1 obaq
まだ紅葉が楽しめる熱海梅園!裏見の滝からの紅葉狩りに足湯も!

温泉街の梅の名所で開催される「熱海梅園もみじまつり」

「日本で最も早咲きの梅」が育つ熱海梅園は、実は紅葉スポットでもあるのです。園内には約380本のカエデ類が植栽され、例年11月下旬から12月上旬にかけて梅園を紅葉が彩り、「熱海梅園もみじまつり」が開催されています。2021年は11月13日~12月5日の期間で行われています。

2021年の「熱海梅園もみじまつり」のポスター

熱海梅園は、相模灘に面する静岡県熱海市の温泉街の北部に1886年に造園されました。

熱海梅園の入口

熱海梅園の入口の石案内

熱海梅園の敷地内には約60品種、500本前後の梅を中心として様々な種類の植物が栽培されています。例年1月中旬から3月上旬には園内は紅白の梅で彩られ「熱海梅園梅まつり」が開催されます。

「熱海梅園梅まつり」開催時期の熱海梅園の北東エリア

「熱海梅園梅まつり」開催時期の中央広場エリア

「熱海梅園梅まつり」開催時期の梅見の滝

秋色の化粧を纏う初川や梅園五橋

梅が主役の熱海梅園ですが、イロハモミジをはじめ、ムサシノ、イチジョウなどのカエデ類が梅の樹の間隙を埋め、春とは異なる彩りで染め上がります。園内を南北に流れる初川が秋色の化粧を纏うのです。

園内マップ

園内を南北に流れる初川を覆う紅葉

園内を南北に流れる初川を覆う紅葉

園内を南北に流れる初川を覆う紅葉

初川の水の流れを彩る紅葉

初川には梅園五橋と呼ばれる漸佳橋、迎月橋、雙眉橋、駐杖橋、香浮橋の5つの橋が架けられ、各々の橋を渡りながら様々な表情で広がる紅葉を見ることができます。

初川の最下流に架かる漸佳橋の袂

漸佳橋

漸佳橋から眺める初川の上流

初川の上流部に架かる駐杖橋の欄干は、朱色に塗られており、紅葉の彩りに溶け合うようです。

初川の上流部に架かる駐杖橋の袂

駐杖橋

駐杖橋から眺める初川の下流

梅見の滝は“裏見の滝”!滝の水越しに眺める紅葉

駐杖橋の北では、梅見の滝が水しぶきを上げています。春には文字通り観梅のスポットとなりますが、秋の景観も引けをとることはありません。岩肌を紅葉が彩るばかりではなく、滝を作る洞窟のような岩壁の中に入ることができ、滝の裏側から流れ落ちる水を見られる“裏見の滝”になっています。滝の水しぶき越しに紅葉狩りができるのです。

梅見の滝

梅見の滝を作る岩壁の入口

梅見の滝を作る岩壁の中

梅見の滝の水しぶき越しに眺める紅葉

梅見の滝の水しぶき越しに眺める紅葉

初川の両岸に歩きやすい園路が設けられているので、落ち着いた雰囲気で紅葉狩りをすることができることでしょう。園内には石乗もみじのような珍しい樹の姿を見ることもできます。

初川の東岸の園路

初川の西岸の園路

珍しい石乗もみじ

「熱海梅園もみじまつり」期間中に開放される足湯や夜間のライトアップ

「熱海梅園もみじまつり」の開催期間中には足湯が解放されます。園の北端に温泉が湧き出、足湯施設が設けられます。疲れた足を温める温泉の上には紅葉が自然の屋根を作っています。

園の北端に湧き出る温泉

紅葉が自然の屋根を作る足湯施設

足湯は日中で閉じられますが、夜間になるとライトアップが行われます。カエデ類の樹を囲むようにライトアップに利用する竹の管が準備されています。竹には模様を描くように穴があけられ、この穴を通してこぼれる光が紅葉を照らし出すようです。石湯や夜間ライトアップの他にも、「熱海梅園もみじまつり」の期間中の日曜日にはジャズのステージ・ライブも企画されています。

夜間のライトアップ用に準備される竹の管

夜間のライトアップ用に準備される竹の管

相模灘に面する熱海の温泉街の北部に造園された熱海梅園は、梅ばかりではなく紅葉の名所となっています。園内には梅の樹の間隙を埋めるように約380本のカエデ類が植栽さています。例年11月下旬から12月上旬には「熱海梅園もみじまつり」が開催されています。

この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
2010年より旅行系のフリーライターとして各種メディアで記事の執筆を行っております。「おまつり」には各々の地域の歴史や伝統、文化が凝縮しています。関東地方で開催されている「おまつり」を中心に、その魅力を紹介して参ります。

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