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馬関まつりをレポート!平家踊り総踊りの魅力、地域密着を掲げる山口銀行の関わりとは…

更新日:2024/2/29
馬関まつりをレポート!平家踊り総踊りの魅力、地域密着を掲げる山口銀行の関わりとは…

2018825日・26日に山口県下関市にて行われた「馬関まつり」の様子をレポート!

山口県最大のこのお祭りは今年も大盛況のうちに終了。体験して分かった盛り上がりの秘訣に、4,000人が一斉に踊る「平家踊り総踊り」の楽しみ方とは。

踊りコンテストで優勝したこともある山口銀行の皆さんにも密着し、市民と企業が一体となって盛り上げる「馬関まつり」の魅力をお届けします。

馬関まつりの紹介記事はコチラ
https://omatsurijapan.com/blog/bakan-matsuri/

下関の街がお祭りに染まる2日間!圧倒的規模で開催!

私たちが到着したのは午後1時。カラッと晴天の下関駅を出ると街はすでにお祭りムード一色です。駅にもたくさんのポスターやバナーが設置され、街をあげてのお祭りであることがすぐに分かります。とても綺麗に整備された下関の街にはお昼からたくさん催しが行われ、すでに大盛り上がり!

馬関まつりの特徴の一つがその規模の大きさ。下関の市街地全体が会場となるので、端から端まではおよそ3キロ。徒歩だとおよそ40分もかかります。

大きく分けて7つに分けられた会場は、子供向けから大人向けのものまで雰囲気も様々で、家族みんなで一日中楽しめるのが大きな魅力。

時期は8月後半ですので、夢中になって楽しんでいるうちに体調を崩さないよう、日焼け対策、熱中症対策万全でいきましょう!

地元の味を堪能!キッズパークも!楽しさ盛りだくさんの7エリア!

馬関まつりは市民のお祭りだけあって、老若男女誰でも楽しめるような仕掛けが盛りだくさん。市民やゲスト団体によるステージだけでなく、様々な楽しみが用意されています。

グルメでは定番の露店に加えて地元の大学生やお店による出店も多く、アットホームさが溢れます。海に面する下関なだけあって、サザエの壺焼きなどの海鮮グルメが充実しているのも特徴の一つです。

子供向けのキッズパークには特設プールが設置され、ウォータースライダーや子供用ボートなどの遊びもできるため、地元のファミリーに大人気。

「ドリームチャンス」という、地元企業が協賛する祭りくじでは、ルイヴィトンの長ザイフ、東京ディズニーリゾート12日ペア招待、任天堂スイッチなど豪華景品が用意され、1300円でワクワク感をたっぷり楽しめちゃいます。

メインイベントは平家踊り総踊り大会!4,000人が一斉に踊り、熱気は最高潮!

馬関まつりのメインイベントである平家踊総踊り大会。なんとメインストリートの国道を封鎖し、約4000人の踊り手達が一堂に平家踊りを踊ります。

平家踊りは下関の壇之浦において滅した平家一者の供養の踊りに源を発したもの。それに全国各地の踊りが融合され、現在のスタイルになったといわれています。

会場は夜になっていくにつれどんどん人が増えて大にぎわい!かなりの人混みになりますので、小さい子が一緒の場合はお子様の手を離さないように!

4,000人が一斉に平家踊りを踊る様はまさに圧巻!!動きも激しく、旗頭は10メートルはあろうかという大旗をぶんぶん振り回すので迫力も◎です!

三味線、太鼓などをバックに、七七調を基本とした口説き節の音頭による個気味良いリズムがとても心地よく、いつまでも見ていられそう。

チームごとに衣装も趣向を凝らしていて、舞台となる通りはそれぞれの色でカラフルに彩られます。衣装を比べてテーマを考察するだけでも飽きないくらいです。

企業も一つになって盛り上げる!馬関まつりをサポートする山口銀行のみなさんに密着!

地域に根ざす企業は財政面や運営面でサポートしてくれる、お祭りには絶対に欠かせない存在。特に馬関まつりのような市民のお祭りでは様々な面で力を発揮し、お祭りを継続させていくには不可欠です。

今回密着したのは、「馬関祭りをもっと盛り上げたい」との想いで毎年馬関祭りに協力し、平家踊りに二百人規模で参加している「山口銀行」のみなさん。今年から参加者がさらに楽しめるよう、工夫を凝らして様々なイベントを用意していました!

平家踊りの練習会

馬関まつりで踊られる平家踊りは、実はめちゃくちゃ難しいんです。「糸繰り式」と呼ばれる全国的にも珍しい踊り方で糸を操るように腕を上下させながら、11拍の独特のテンポで踊ります。過去には踊りコンテストで優勝したこともある山口銀行の皆さん、沿道で見ているお客さんをしっかり楽しませるため、本番前の練習では入念に動きを確認しながら踊りを体に染み込ませていきます。

平家踊りで国際交流

今回はネパールなど各国から「平家踊りに参加していみたい!」と集まった地元の外国人の方25人を受け入れ、平家踊りをきっかけにした国際交流にもひと役買っていました。日本人でもなかなか機会に恵まれないことを体験でき、きっと大切な思い出になったことでしょう。

フェイスペイントで雰囲気↑↑

普段は上司部下の関係でも、お祭りでは無礼講。年齢に関係なく、顔にカラフルなペイントをお互いに施しあっていました。踊りだけでなく、見た目からもお祭りを盛り上げます!

子供も夢中で楽しめる縁日を用意!

山口銀行の駐車場では同社の皆さんがジュース、ビール、かき氷、わたあめ、射的などの縁日をエンジョイ!特に人気だったのは射的。外国人の方やお子さんが夢中になり、一人で何回も並んでいる子も!笑

スイカ割りで盛り上がりは最高潮!

用意したスイカはなんと12個!しかも国産の特大のもの!チームごとに分かれ、スイカの割れ方で得点を競います。目隠しをしたままフラフラとスイカに近づくと大歓声がわき起こり、木の棒を振り下ろす瞬間、ボルテージは最高潮に!

NTT西日本さんもフリーWi-Fiで馬関祭りを応援!

参加者の待機エリアにはNTT西日本さんによるフリーWi-Fiが設置される嬉しいサービスも!それぞれの企業が得意分野で参加者を強力に応援してくれています。

地元の氏神様にご挨拶。神社でお参り!

山口銀行の皆さんは踊りに参加する前に、会場近くの「大歳神社」へお参り。115段の階段を上った先に社殿にて宮司さんにお参りをしてもらい、準備万端!

いよいよ本番!チーム山口銀行が大通りに繰り出します!

たくさんのイベントで盛り上がった後、いよいよメインの平家踊りへ!沿道からのたくさんの歓声を浴びながら、ベテラン社員も若手社員も外国人も、約1時間みっちり踊りきり、馬関まつりの盛り上げにひと役もふた役も買っていました!

練習したものの、やっぱり難しい平家踊り。途中で踊りがわからなくなってしまうこともそんな時には踊り保存会のメンバーで構成された「繰り出し」というスタッフの方々がサポートしてくれます。コース上のいたるところにいるので、もしもの時にも安心です。

市民も企業も一緒に盛り上げる「馬関まつり」が下関を一つにする!

山口県最大であり、下関の夏を熱く盛り上げる馬関まつり。市民も企業も、地元の皆さんが一つになって盛り上がっている姿を目の当たりにし、東京からやってきた私たちもたくさんのパワーをもらうことができました。

お祭り全体の元気の秘訣は、やっぱり一人一人が「楽しむ」こと!下関の方々がこのお祭りを大好きな気持ちが、どこにも負けない熱気につながっていっているんだと実感できた取材でした。

2018年の馬関まつりも無事に終了。それは同時に2019年の馬関まつりの準備がスタートするという意味でもあります。下関を一つにする馬関まつり、来年もぜひお楽しみに!

匠
この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター

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