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【CAMPFIRE×オマツリジャパン】お祭り復活の狼煙は上がるか!? お祭りの専門家とまちづくりの専門家が語る、クラウドファンディング成功の鍵とは

2022/6/7
2022/6/7
【CAMPFIRE×オマツリジャパン】お祭り復活の狼煙は上がるか!? お祭りの専門家とまちづくりの専門家が語る、クラウドファンディング成功の鍵とは

コロナ禍で、全国の多くのお祭りや地域イベントが中止を余儀なくされた2年間。日本から「ハレ」の場が失われたこの時期を経て、2022年は規模を縮小しながらもお祭りの再開に向けて動き出す団体が少しずつ増えています。お祭りの火を絶やさぬよう一歩を踏み出した主催者たちを支援するべく、国内最大のクラウドファンディング「CAMPFIRE」と、お祭り支援企業の「オマツリジャパン」が、共同でキャンペーン「「CAMPFIRE&オマツリジャパン共同キャンペーン!#お祭りに再び火を灯そう!」をスタート。

そこで今回は、特別対談を実施。株式会社CAMPFIREで今回のキャンペーンを担当する長田 拓 氏と、株式会社オマツリジャパン 代表取締役の加藤 優子が、「お祭りの支援」をテーマに、「コロナ禍を経て見えてきた「お祭り」の価値や、お祭り主催者がクラウドファンディングを成功させるためのヒントなどについて、語り尽くしました。

※記事の最後に、「CAMPFIRE&オマツリジャパン共同キャンペーン!#お祭りに再び火を灯そう!」キャンペーンのご紹介もあります。

長田 拓(ながた たく)氏 – 株式会社CAMPFIRE CAMPFIRE事業統括部セールス部 セールス・アライアンスチーム
大学卒業後、森ビル株式会社に入社。タウンマネジメント事業部で、都市におけるまちづくりを学ぶ。離職後、地方に拠点を移し、北海道札幌市を拠点とするベンチャー旅行会社のコンサルティング部門を経て、北海道下川町の観光協会で事務局長に就任。イベント企画・運営など、そこでの実績が認められ、下川町長直下の新組織で事業立ち上げ責任者として、移住促進や企業連携などのタウンプロモーション推進を担う。その後、面白法人カヤックにジョインし、ちいき資本主義(まちづくり)事業部でコミュニティ通貨「まちのコイン」の新規事業立ち上げに関わる。2021年から現職。

加藤 優子(かとう ゆうこ)- 株式会社オマツリジャパン 代表取締役
武蔵野大学油絵学科卒業後、「日本の伝統をリデザインしたい」という思いから、漬物メーカーに入社。在職中に、東日本大震災を契機に関心を持ったお祭りに関する社会人コミュニティを立ち上げる。集まった仲間たちとお祭りのサポートに関わるうちに、活動が拡大。2015年に、株式会社オマツリジャパンを設立。祭りを活用したプロモーションやブランディング戦略の立案・企画、祭りの企画・運営サポートなど、多角的にお祭りの支援を行っている。

お祭りは人々を元気にしてくれる、パワーの源

加藤「まず、それぞれのお祭りの原体験について話し合えればと思うのですが、長田さんがお祭りを好きになったきっかけはなんですか?」

長田「どちらかというと僕は、学芸会とか苦手なタイプで、社会人になるまで祭りには関わりがなく、地元のお祭りを見に行く程度でした。でも、森ビルで配属された『タウンマネジメント事業部』というのが、夏の盆踊りや冬のクリスマスマーケットを企画するような部署で。イベントにやって来た町の人たちが笑顔になる様子を間近で見られることが、とても楽しかったんです

株式会社CAMPFIRE CAMPFIRE事業統括部セールス部 セールス・アライアンスチーム 長田 拓

加藤「まちづくりの仕事を通じて、お祭りが好きになった?」

長田「はい。北海道の下川町時代、商工会の青年部に属していたんですけど、そこの先輩が神社の宮司さんでいらっしゃって、『拓も担がないか』ということで、神社のお祭りで6年間、ずっと神輿の担ぎ手をやったんですよ。それで、神輿を担ぎながら町内をまわるんですけど、僕が一番好きだった場所が、とある町営の福祉施設でした。そこに行くと、寝たきりのおじいちゃんとか、おばあちゃんとか、車椅子の方々までも外に出てきて……」

下川町のお祭りで神輿を担ぐ長田氏

加藤「ああ、いいですね(笑顔)」

長田「嬉しそうに拍手してくれる姿を見て、生き甲斐とまではいかないかもしれないけど、一年の中でお祭りを楽しみにしている人がいる、お祭りで元気になる人がいる、ということを実感したんですよね。他の地域でも、これがないと夏が終わらないみたいな人もいらっしゃるじゃないですか」

加藤「いやあ、熱い話だなあ。それでいうと、私の原体験は青森ねぶたなんですよ。祖母の家が青森で、毎年見ているので見慣れてしまったというか、ハレの日なのに特別な感じはしなかったんです。ところが2011年の東日本大震災の時、やっぱり地震の影響で観光客も少なくて、昼間は青森の町に誰もいなかったんですけど、夜になったらですね、地元の人たちがめちゃくちゃ湧き出てきて、ねぶた祭りやってるんですよ。なんじゃこりゃ?と思いまして」

株式会社オマツリジャパン 代表取締役 加藤 優子

長田「はい、イメージできます」

加藤「久しぶりに元気な人を見たってことで嬉しかったんですよ。震災が起きた3月から8月まで心から笑っている人、いなかったですから。普段見慣れた町がお祭りで元気になる様子を見て、お祭りって日本のパワーの源なんじゃないかと思ったんですよね。その体験が後にオマツリジャパンを創業するきっかけにもなったんです」

人々は「夢」に支援をしたくなる!成功事例に学ぶ「必要なこと」とは?

長田「そのパワーの源であるお祭りが、ここ2年間、日本から失われてしまいましたよね」

加藤「このコロナ禍で何が一番失われたかって、人と人との絆だと思うんですよね。コロナで故郷に帰れなくなってしまったとか、普段会えていた人に会えなくなっちゃったとか。やっぱり絆とか、触れ合いって大事じゃないですか。あの一体感をもう一度取り戻そうよ、っていうのがお祭り(の必要性)だと思うんですよね」

長田「本当に、そう思います!」

加藤「これからお祭り再開に向けて動き出す主催者が増える中で、クラウドファンディングという仕組みは、まさにいま必要とされているものだと思うんですけど、実際にCAMPFIREにはお祭りに関するプロジェクトも多かったりするんでしょうか」

長田「そうですね。お祭りの実行委員会の方とか、青年会議所の方とか、さまざまなお祭りの担い手の方に利用していただいています。CAMPFIREの支援者さんの特徴としては、機能性よりも、誰がやっているプロジェクトなのか、あるいはどういう思いでやっているのか、顔を見て支援したいという方が多くて、機能性では測れないお祭りとの親和性は高いと言えると思います」

加藤「長田さんから見て、具体的にこれは成功事例だったな、というお祭り関連のプロジェクトはありますか」

長田「先ほど加藤さんが青森ねぶたの話をされていましたが、2020年実施のプロジェクト『ねぶた師支援のために前代未聞の企画を実現!ねぶた師合作“特別ねぶた”を作りたい!』は成功事例として挙げたいですね」

加藤「あ! このプロジェクトですね。もちろん、私も支援しましたよ」

長田「さすがです(笑)」

加藤「青森のねぶた師たちが、一つのねぶたを合作するという、夢のようなプロジェクトでしたよね」

長田「まさに、特別なねぶたを作ろうという新しいチャレンジでした。コロナ禍を契機としたプロジェクトでは、資金難で苦しいのでみなさんよろしくお願いします、というメッセージが多いんですけど、それだけだと実はちょっと共感しにくいんですよね。確かに大変ではあると思うんですけど、夢のあるような明るい要素もクラウドファンディングには重要なんです

加藤「他に、成功のために必要なことはなんですか」

長田「もう一つ挙げるとすれば、リターン(お返し)です。このプロジェクトでは、名前を入れた提灯がねぶた会場に飾られて、展示が終わったら送られてくるというリターンがあったんですけど、5万円と高価なのに100人の支援者が集まったんですよ。提灯のデザインがねぶたの雰囲気にもマッチしてますし、展示中に現地で記念撮影もできますし、さらに後日現物が送られてくるということで思い出が形になって残りますし……すごくいいリターンだなと思いました」

クラウドファンディングのメリットはファンを可視化できること

加藤「実は私もクラウドファンディングに関わったことがあるんですけど、やってみると思った以上に大変だったりしますよね。立ち上げまでに準備が必要ですし、プロジェクトが始まってからも頻繁に情報を更新しなければいけないですし。この記事を読んだ人にクラウドファンディングを、楽してお金を集められる手段、みたいには思って欲しくないな、と思って」

長田「まさにおっしゃる通りで、クラウドファンディングって自動でお金が集まる仕組みではないんです。何よりも熱量が必要、自分たちで汗をかかなければいけないっていうのは大前提です。クラウドファンディングは『SNSのマラソン』と呼ばれることもあるんですけど、企画を練ったり、思いの伝わる文章を考えたりと、ページを作るまで頑張っていただくのはもちろんのこと、それをSNSで発信していくことも大切です。伝えるメッセージも毎回同じだとマンネリ化してしまうので、最初の1週間、真ん中の期間、最後の1週間で表現も変わってきます」

加藤「SNSを継続的に更新していかなければならないとなると、最低限プロジェクトのメンバーにスマホを持っている人、SNSが使える人が一人は必要ですよね」

長田「最低限、そうですね。また一人だけだと大変なので、僕らはよく起案者の方々に『チームを作りましょう』というアドバイスをしています。企画を練る人、文章を書く人、PRをする人、みたいな感じで3人ぐらいいると乗り越えられるかなと思っています」

加藤「そういった難しい部分もあるのですが、やっぱりクラウドファンディングだからこそ得られるメリットもありますよね」

長田「そうですね。特に”ファンが可視化される”のはクラウドファンディングの大きなメリットだと思います。これまで資金調達というと、一社の銀行や企業から100万円融資してもらうみたいな手段がイメージされたと思うんですが、クラウドファンディングは同じ100万でも、100人のファンから1人1万円ずつ集めましょうという考え方なんですよ。どちらも大切なことだとは思うのですが、これからのお祭りの持続可能性を考えたら、100人の人に認知してもらって、ファンになってもらった方が発展性があると思うんですよね」

クラウドファンディングの専門家とお祭りの専門家の手厚いサポート

加藤「これからのお祭りシーズンに向けて、クラウドファンディングを検討するお祭り主催者も多くいると思うのですが、ぜひ私たちも背中を押したいなと思っていまして、2022年6月1日から『CAMPFIRE&オマツリジャパン共同キャンペーン#お祭りに再び火を灯そう!』というクラウドファンディングのキャンペーンがスタートしました。今後クラウドファンディングを検討しているお祭りや花火大会の主催者さんにとってはすごいお得なキャンペーンだと思うのですが、長田さんのいちおしポイントはどこですか?」

長田「クラウドファンディングの手数料が通常17%のところ、14%(決済手数料5%込み、税別)になるというのはもちろん、お祭りや花火大会プロジェクトに特化したノウハウ資料を提供することも可能です。また、2022年6月8日(水)にはオマツリジャパンさんとCAMPFIREによる共同セミナーも開催しますので、そこでもいろいろとノウハウを提供したいと思います。初めてのクラウドファンディング、不安な方も多いと思うので、本当になんでも相談してください、という感じです」

【参加無料】お祭り&花火大会のクラウドファンディング応援セミナー 2022/06/08(水)12:00-13:00

加藤「オマツリジャパンとしても、お祭りの専門家としてアドバイスをさせていただく40分無料相談会を実施したり、PR面でも4万フォロワーがいるSNSで発信したり、メールマガジンを会員さんに配信したり、かなりバックアップできる部分は大きいかと思います」

長田「CAMPFIREも310万人(2022年5月末時点)もの会員さんを抱えてはいるんですけど、オマツリジャパンさんのファンは本当にお祭りが大好きな方々ばかり。お祭りの主催者さんがPRしたいまさにど真ん中の層だと思うので、そういった方々に直にプロモーションできるというのはかなり良いじゃないかなと思いますね。反響も大きく、現時点(5/26)で既に阿波おどり未来へつなぐ実行委員会さんにもキャンペーンに参加いただいてます」

CAMPFIRE、オマツリジャパンと全国のお祭りを応援するキャンペーン「#お祭りに再び火を灯そう!」の詳細はこちら

日本の「宝」を守るお手伝いをしていきたい

加藤「最後に、長田さんがCAMPFIREでの活動を通じて、今後どのような支援をしていきたいか、教えていただいてもよろしいですか」

長田「CAMPFIREは、”一人でも多く一円でも多く、想いとお金がめぐる世界をつくる。”というミッションを掲げています。全国の小さな火を灯し続けたい、そういったチャレンジを応援したいという思いがあるんですよね。お祭りも、そんな小さなチャレンジの火の一つだと思っていて。高齢化でお祭りが絶えそうな地域は多いと思うんですけど、クラウドファンディングで支援してくれた若者が、もしかしたら短期間でも応援に来てくれるかもしれない、そしてゆくゆくは移住して、お祭りの担い手になってくれるかもしれない。お金を媒介にして、ファンとの”関わりしろ”を作ることができるんですよね。伝統産業とか郷土芸能とか、地域の宝を残していくようなお手伝いができればいいなと思っています」

加藤「そうですね。CAMPFIREさんは資金調達のプラットフォームであると同時に、ファンづくりのプラットフォームでもあると思うので、お祭り主催者のみなさんにはぜひ利用してもらいたいですね。本日はいろいろとお話を聞かせていただき、ありがとうございました!」

クラウドファンディング – CAMPFIRE 公式サイトはこちら

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