2022年3月末時点で、コンビニエンスストアの数が最も多い都道府県は、東京都（7,654店）。次いで、大阪府（4,037店）、神奈川県（3,983店）となります。ところが、人口あたりのコンビニエンスストアの数、つまり住民あたりに何軒のコンビニエンスストアがカバーできているかという観点から、コンビニの充実ぶりを計ってみると、なんと一位は、東京でも、大阪でも、神奈川でもない都道府県が選ばれるのです。
それが、なんと「北海道」！
人口数でいうと、5,139,522人（全国で８位、2022年10月1日現在）と、決して少なくない住民を抱える北海道ですが、コンビニエンスストアの数も負けじと3,002店、全国６位ともなる店舗数を誇る地域なのです。人口１万人あたり店舗数は2021年の数値で、5.75で全国１位。東京都は5.58と健闘しますが、惜しくも３位。ちなみに、48位の奈良県は3.53でした。
北海道シェア１位を誇る「セコマ」とは？
意外なコンビニ天国だった北海道。独特なコンビニ事情を抱える北海道は、チェーン店のシェアも特殊で、北海道コンビニ店舗数ランキングでは「セブンイレブン」を押しのけ、「セイコーマート」（通称：セコマ）というコンビニエンスストアが、堂々の1位となっております。
この投稿をInstagramで見る
「セイコーマート」は北海道札幌市に本社を置く、日本に現存する最も古いコンビニエンスストア。シェアトップを維持できている理由としましては、「お惣菜はほぼ200円台以下と安くて種類も豊富。また、地元食材を使ったPB商品は、お土産として買って帰る観光客もいるほど。更には生鮮食料品販売の走りであり、店内調理の弁当や、焼きたてパンまで扱っている。コンビニというよりは小さなスーパーのような存在」であるからとのことです。
この投稿をInstagramで見る
また、北海道は下図のとおりケタ違いに広いので、ご年配の方にとっては遠くの大きなスーパーより、近くの「セイコーマート」を選ぶようです。更に冬場は場所によっては雪の影響もありますからね。北海道に行ったら、一度は行ってみたいですね。
画像：オマツリジャパン編集部
さて最後に、そんな北海道のおすすめのお祭りを紹介したいと思います。
北海道の冬祭りでおすすめしたいのが「第48回 層雲峡温泉氷瀑まつり」！
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
大雪山国立公園内の層雲峡（そううんきょう）にて1月末より開催される「層雲峡温泉氷瀑まつり」ですが、とにかく夜のライトアップが綺麗！ 七色の光に照らされ、辺りはまるで別世界。お祭りとしては異例の日本夜景遺産にも登録されております。自然の氷で作られた多彩な氷像は、札幌の雪まつりとはまた別の魅力を引き出してくれます。
また氷像の他にも、迫力満点の氷の展望台や氷柱、氷のトンネル、アイスドーム、更には和太鼓や日本遺産「上川アイヌ」の舞踊ショーも開催されます。この北海道冬の三大まつりの一つにも数えられる「層雲峡温泉氷瀑まつり」冬の北海道旅行の目的地の1つとして、是非足を運んでください。幻想的かつ非日常感を味わいましょう。
なお、近くには北海道有数の規模を誇る層雲峡温泉がありますので、こちらも併せて是非！ 東京からは飛行機で旭川までの直行便に乗り、そこからバス、もしくはJRとバスを乗り継いで到着できます。
参考記事：
「コンビニエンスストア」「コンビニ/1万人あたり」「都道府県人口・面積・人口密度ランキング」（都道府県市区町村）
「コンビニの起源は？日本初のコンビニはどこ？意外と知らないコンビニの歴史と、メリット・デメリットを徹底解説！」（DIAMOND Chain Store Online）
「TOPビジネス ビジネス 2020年9月11日 10:00 北海道でシェア1位！「セイコーマート」に3大コンビニが勝てないワケ」（アサ芸ビズ）
「道民御用達！セイコーマートの魅力」（北海道ラボ）
「北海道のサイズを日本列島・世界各国地域と比べたらどうなるのか」（北海道ファンマガジン）
「夜景選定地」（日本夜景遺産）