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藤岡ふじまつりが開催中。植えられている品種は45種類!?

更新日:2021/4/26 obaq
藤岡ふじまつりが開催中。植えられている品種は45種類!?

藤を市の花に定める群馬県藤岡市に整備された「ふじの咲く丘」

全国の都道府県や都市では、地域を象徴する花や木、鳥をシンボルとして紹介しています。群馬県の南西部の藤岡市は、藤を市の花とし、市街地の南西部の庚申山総合公園の中に、「ふじの咲く丘」が整備されています。小高い丘は例年4月下旬から5月上旬にかけて藤の花で覆われ、「藤岡ふじまつり」が開催されています。2021年は4月17日~5月5日が予定されていましたが、新型コロナウイルス感染防止のため全てのイベントが中止となってしまいました。

藤岡市南西部の庚申山総合公園の園内マップ

庚申山総合公園内に整備された「ふじの咲く丘」

庚申山総合公園内に整備された「ふじの咲く丘」

45種の藤が個性を発揮する「ふじ見本園」

「藤岡ふじまつり」のメイン会場となるのは、JR八高線の群馬藤岡駅から南西約2.5キロの「ふじの咲く丘」です。約2.3ヘクタールの丘の中央に建つ「ふじふれあい館」の西側は「ふじ見本園」となっています。なだらかな斜面には45種類の藤が植栽され、様々な色や形の花を楽しむことができます。

「ふじの咲く丘」の中央に建つ「ふじふれあい館」

「ふじ見本園」の入口

「ふじ見本園」のなだらかな斜面には45種類の藤が植栽されています。品種ごとに花の色や形が異なるばかりでなく、枝ぶりも変化に富みバラエティーの豊かさに驚かされることでしょう。

ふじ見本園

ふじ見本園

ふじ見本園

ふじ見本園

「ふじ見本園」の北端に設けられた「中国藤の道」の南にはネモフィラが花を咲かせ、北の藤の花の彩りにアクセントをつけています。坂を上りきった高台からは2本の記念樹越しに藤岡の市街地の光景が広がります。

「ふじ見本園」の北端に設けられた「中国藤の道」

「ふじ見本園」の高台の記念樹越しに眺める藤岡の市街地

記念樹からは南に向かって細長い花壇が設けられています。地面を彩るパンジーなどの花に、春の季節感をより強く感じることができるでしょう。

記念樹の南に設けられた花壇

藤の花房が頭上を覆う藤棚

多品種の藤が植栽される「ふじ見本園」の南側には、全長約250メートルの藤棚が繋がります。藤の花房が頭上を覆うトンネルには甘い香りが漂います。

花房が頭上を覆う藤棚

花房が頭上を覆う藤棚

「ふじの咲く丘」の名藤13選

「ふじの咲く丘」では、多品種の藤を観察することができます。45の品種の中から名藤を13種ご紹介します。

千年紫藤

紫花美短

白花美短

岡山一才

長崎一才

迎賓藤

口紅

三原雲竜幹

野岸白

あか藤

野田長

イタリアン・パープル

ウスベニシナフジ

藤岡市内を循環する路線バスの「めぐるん」

「ふじの咲く丘」に公共交通機関を利用して訪れる場合は、JR八高線の群馬藤岡駅から路線バスの「めぐるん」の市内循環線に乗車し、「みかぼみらい館第3駐車場」停で下車すると便利です。運行サイクルは1時間に1本前後ですが、左回りでも右回りでも「ふじの咲く丘」の下を往復します。乗車時間は右回りで15分前後、左回りで35分前後です。

JR八高線の群馬藤岡駅

群馬藤岡駅を起点とする路線バスの「めぐるん」

「めぐるん」の「みかぼみらい館第3駐車場」停

群馬県藤岡市は藤を市の花に定め、市街地の南西部には「ふじの咲く丘」が整備されています。例年4月下旬から5月上旬の時期には小高い丘は藤の花で覆われます。敷地内に設けられた「ふじ見本園」には45種類の藤が植栽され、個性的な藤の姿に驚かされることでしょう。

この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
2010年より旅行系のフリーライターとして各種メディアで記事の執筆を行っております。「おまつり」には各々の地域の歴史や伝統、文化が凝縮しています。関東地方で開催されている「おまつり」を中心に、その魅力を紹介して参ります。

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