Now Loading...

いまが見頃の藤が見られるお寺も!全国の「藤の花」御朱印5選!

いまが見頃の藤が見られるお寺も!全国の「藤の花」御朱印5選!

例年4月下旬になると蝶のような形をした小花を房状に下げ、ほのかな甘い匂いを漂わせる藤の花が咲きます。藤の花は古くから日本人に愛されてきた花の一つ。花房を振袖姿の女性に例えた句も詠まれたりして、女性的な優しさを形容する言葉としても使われてきました。

そんな藤ですが、今年は桜と同様に開花が早まっていて、すでに日本の広い範囲で見頃を迎えているようです!そこで今回は、藤棚を持つ寺社の情報を交えながら、藤の花があしらわれた限定御朱印を全国から5つ厳選してご紹介します。

葛井寺(大阪市)

大阪府藤井寺市にある葛井寺(ふじいでら)は、西国三十三所巡りの第五番礼所であり、国宝十一面千手千眼観音菩薩が有名なお寺です。境内には紫と白の藤棚があり、今年は4月8日から「藤まつり」が開催されています。

こちらで藤の花の開花期に合わせて頒布されているのが「藤の花限定御朱印」です。御朱印は刺繡御朱印と切り絵御朱印の2種類があり、「刺繡御朱印」は上部に「参るより 頼みをかくる 葛井寺 花のうてなに 紫の雲」と御詠歌が書かれ、下部には藤の花と南大門の刺繍が施されたデザインとなっています。

 

この投稿をInstagramで見る

 

りゅう(@ryu12260)がシェアした投稿

「切り絵御朱印」は藤の花と南大門の繊細な切り絵が魅力的です。台紙が藤色と紺色の2色から選べ、同じデザインですが違った雰囲気を楽しめますよ。

 

この投稿をInstagramで見る

 

りょう(@ryo_cd_re_624)がシェアした投稿

行興寺(静岡県)

静岡県磐田市に鎮座し、国と県の天然記念物に指定されている「熊野の長藤」で有名なのが行興寺です。この藤の木は、平清盛の子、平宗盛(たいらのむねもり)の寵愛を受けていた女性「熊野御前(ゆやごぜん)」が植えたと伝えられていることでも有名で、その樹齢は800年以上となり、木の根回りは2メートルを超えています。

現在、4月15日~4月25の間「池田・熊野の長藤まつり」が開催されており、熊野御前の命日とされる5月3日には「熊野御前供養祭」が執り行なわれます。

こちらの藤の限定御朱印は、熊野の長藤がとてもきれいに描かれた御朱印です。限定500枚とのことで枚数に限りがありますので、ご希望の方はお早めにご参拝くださいね。

 

この投稿をInstagramで見る

 

静磐豊(@btoy_wr)がシェアした投稿

龍泉寺(埼玉県)

全国に「龍泉寺」という名前のお寺は複数ありますが、関東で唯一「厄除けと開運のご利益を同時にいただける」のが日本三大厄除け大師の一つと称される埼玉厄除け開運大師・龍泉寺です。
こちらには黄金を身に纏われた秘仏本尊「厄除け金色(こんじき)大師」と「開運金色(こんじき)大師」の2体のご本尊が祀られていて、そのことから厄除けと開運のご利益を同時にいただけるという全国でも珍しいお寺なのです。

龍泉寺は近年の切り絵御朱印発祥のお寺としても有名なのですが、他にも月ごとにデザインが変わる透かし御朱印も人気です。
4月の透かし御朱印は、藤の花の下でニッコリ笑顔のお地蔵様が佇まれているデザイン。その横には中国・北宋の政治家であった范仲淹(はん ちゅうえん)の書いた漢詩の一部「春和景明(しゅんわけいめい)」の文字が添えられています。その文字の意味する通り「春の穏やかで明るい陽気」が感じられる御朱印です。

諏訪神社(千葉県)

千葉県柏市に鎮座する柏神社は、1660年頃に山形の出羽神社と京都の八坂神社を合祀し創建されたと伝わっています。ご祭神は大山津見命(おおやまつみのみこと)と素戔鳴命(すさのおのみこと)をお祀りしています。今では諏訪神社をはじめとした多くの兼務社を抱える地域の中核神社として地元の方々に崇敬されています。

柏神社の社務所でいただける諏訪神社の御朱印はとても特徴的!神主さんが大の動物好きであることから、動かないことで有名となったハシビロコウや、オオハシにミミズク、黒猫など動物をモチーフにしたデザインが話題です。

 

この投稿をInstagramで見る

 

mitsuki morikawa(@l_mitsuki)がシェアした投稿

そして藤の花御朱印は、金色の台紙の上に藤の花が描かれた透かし紙を重ねる、華やかで美しく大人な雰囲気が漂う御朱印です。

北野天満神社(兵庫県)

兵庫県神戸市、北野の異人館街の中でも有名な風見鶏の館の東隣に鎮座するのが北野天満神社です。
1180年の福原遷都の際、平清盛が都の鬼門鎮護のため京都の北野天満宮をこの地に勧請したのがこの地が北野と呼ばれる始まりとなりました。北野坂を登り切ったさらにその上に建つ境内からは、神戸の街が一望できるため「天空の杜」の愛称もある神社です。

こちらも切り絵御朱印がとても人気で、その月の行事や季節の花などをモチーフにした繊細なカットワークの御朱印はついつい集めたくなること必至!
5月のテーマは「兜と藤棚」です。兜と藤棚の絵が描かれた説明書き付きのカラフルな台紙と、同じく兜と藤棚の絵柄が切り抜かれた御朱印を重ね合わせると、単体でのイメージとは違う繊細かつ華やかな印象の御朱印へと変化します。

 

この投稿をInstagramで見る

 

北野祝言(@kitano.syugen)がシェアした投稿

この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
オマツリジャパン編集部からは全国のおすすめのお祭りの情報を発信していきます

オマツリジャパン オフィシャルSNS

あわせて読みたい記事