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2019年 手筒花火|オマツリジャパンライターお勧め5選

更新日:2020/8/29 けんのすけ
2019年 手筒花火|オマツリジャパンライターお勧め5選

新年明けましておめでとうございます!

オマツリジャパンのライターが2019年に行きたいお祭りを紹介するこのシリーズ。今回は私けんのすけが紹介させていただきます。

2019年は公私ともにドカんとぶっ放していきたい。。

そんな私が選んだテーマは「手筒花火」!

古くから火薬技術を取り入れ武勇を誇ってきた有力大名が多く火薬の扱いに長けていたことから、愛知県を中心として奉納神事として行われてきた歴史を持ちます。

命がけで夜空に打ち上げる花火は、スリル、美しさなど人々を惹きつける様々な魅力があります。

おそらく「手筒花火ってなんとなくイメージできるけどよく分からないなぁ」という読者もいると思うので、手筒花火の解説からはじめましょう!

手筒花火ってなんだろう?

手筒花火は約1メートルほどの竹筒に火薬を詰め、抱えながら火花を吹き上げるタイプの花火です!

古くは鉄砲伝来後に火薬技術を積極的に取り入れた有力大名が統治していた愛知県三河周辺で手筒花火が盛んになったそうな。

とはいえ、百聞は一見に如かず。まずはこちらをご覧ください!

手筒花火
プロカメラマンの蛭田眞志さんからのご提供

いかがでしょうか?

良い意味で、
クレイジーすぎませんっっっ!?

手筒花火を初めてみる方10人に聞いても10人がクレイジーと即答しそうなこの花火。

みて分かる通り、火薬のはいった筒を抱える人間は命懸けです。通常の花火とは異なり、危険を伴うものであることから、有資格者の地元男衆が竹を切るところから火薬詰めまで全て自分自身の手で行い自らの手でお祭りにて奉納するのがしきたり。

命を賭けてあげる炎はまさに命の輝きと言っても過言ではないんです。

今年2019年、けんのすけはこの手筒花火をみて(あわよくばあげて)、「ぶっ放す」1年にしたいなと思っております。

さて、ということでここからは今年行きたい手筒花火をみられるお祭りをご紹介します!

1.豊橋祇園祭

手筒花火発祥の地である吉田神社で行われる手筒花火の奉納が有名な豊橋祇園祭!

手筒花火の神前放揚(ほうよう)の他、小型の手筒花火ヨーカン花火、そして大型の筒花火である大筒があげられ、見所満点。

三河の伝統的手筒花火を味わいたい方にオススメです!

開催地:愛知県豊橋市関屋町

日程:7月下旬(例年7月第3週の金曜日~日曜日開催)

https://www.toyohashigion.org/

2.炎の祭典

観光イベントとして行われている炎の祭典では、10メートルを超える火柱の上がる手筒花火や10人並んでの放揚など、圧巻のスケールを満喫できます。

開催地:愛知県豊橋市今橋町

日程:9月上旬

https://www.aichi-now.jp/spots/detail/151/

3.手力の火祭り

長良川に程近い岐阜県手力雄神社で行われている火祭り。

岐阜県の重要無形民俗文化財に指定されているこちらのお祭りは、手筒花火はもちろん火薬を積んで火花を散らしながら練り歩く飾り神輿など存分に炎を堪能できます!

開催地:岐阜県各務原市那加手力町

日程:413日(土)

http://www.city.gifu.lg.jp/4230.htm

4.豊田おいでんまつり

打ち上げ花火大会としても有名な豊田おいでんまつり!

ジョルダン花火大会2018で愛知県1位(https://sp.jorudan.co.jp/hanabi/spot_87361.html)に輝くほど人気のお祭りですが、しっかり手筒花火も見ることができます!多種の人気花火とあわせて楽しめるお得感満載のお祭りです。

開催地:愛知県豊田市

日程:728日(日)

https://www.oidenmaturi.com/

5.豊川手筒まつり

愛知県内では豊橋市に並んで手筒花火をあげるまつりが多い豊川市。市民まつりとして愛されているのがこの豊川手筒まつり。動画をぜひご視聴ください。ここに手筒花火と携わる人の美しさが凝縮されています。

開催地:愛知県豊川市

日程:8月下旬

http://www.city.toyokawa.lg.jp/saijibunka/matsurikanko/omatsuri/natsu/tezutsu.html

最後に

手筒花火に興味や浪漫を感じて手筒花火が欲しくなってしまった方に朗報です。

なんと豊橋市のお土産・特産品ショップ「ええじゃないか通販」で、打上済みの手筒花火が販売されておりました。シーズンが終わった7月末以降の販売みたいですね!

魔除け、厄除け、商売繁盛のご利益もありそうですし、手筒花火ファンとしては1本いっておきたいところ

http://www.eejanaika.org/shopdetail/004000000006/

この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
オマツリジャパンのけんのすけです!
体を張ったオモシロ記事から社会派記事まで幅広いジャンルで執筆しています!

これからの時代の祭りの在り方について考える企画「僕達の祭りのカタチ」を連載中。

※Twitter
https://twitter.com/8Ken7

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