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【東方天満宮観梅会】紅梅と白梅がバランスよく装飾する手水舎や狛犬

更新日:2021/3/11 obaq
【東方天満宮観梅会】紅梅と白梅がバランスよく装飾する手水舎や狛犬

横浜市18区で最も新しい都筑区

東京都には23の特別区が設置されていますが、神奈川県横浜市には18の区で構成されています。その中で最も新しい区は、横浜市の北部の丘陵地帯に広がる都筑区です。区内を走る鉄道は横浜市営地下鉄のみです。3号線ブルーラインの仲町台駅は、港北ニュータウンタウンセンター第2地区の東端に位置します。仲町台駅から南西約1.5キロの東方地区に東方天満宮が社殿を構えています。神社の境内には約250本の梅が植樹され、例年2月下旬には早春の彩りで包まれます。梅の見頃時期には「東方天満宮観梅会」が開催されるのですが、2021年は新型コロナウイルス感染防止のため中止となってしまいました。

横浜市営地下鉄3号線ブルーラインの仲町台駅

東方天満宮の拝殿

「みどりと花の名所25選」に数えられる東方天満宮

東方天満宮の創建は不詳ですが、戦国時代から江戸時代に時代が移り変わる慶長年間に、東方地区に社殿が建造された記録が残されています。菅原道真をご祭神として祀っており、境内の四方を菅丞相が愛した梅が取り囲んでいます。東西南北に広がる梅林は梅の花で覆われ、都筑区内の「みどりと花の名所25選」に数えられています。

境内の四方を取り囲む梅

境内の四方を取り囲む梅

境内の北に広がる梅林

境内の南に広がる梅林

「東方天満宮観梅会」が開催されると、広々とした境内では梅酒や甘酒が振舞われる他、野点、おでんや焼きそばの模擬店、地元都筑野菜の露店が並びますが、2021年は中止となったため境内からパノラマ状に広がる季節の彩りを落ち着いた雰囲気で楽しむことができます。

境内の周囲に設けられるベンチ

境内の周囲に設けられるベンチ

紅梅と白梅がバランスよく装飾する境内南西エリアの手水舎や狛犬

東方天満宮の境内の南西には手水舎や狛犬が設置され、紅梅と白梅がバランスよく溶け合っています。

境内南西の手水舎と狛犬

境内南西の手水舎と狛犬

境内南西の狛犬

境内南西の手水舎

狛犬の袂で梅に向かってカメラを向ける写真愛好家

左右から梅の花が彩る石階段

境内と神社の正門となる鳥居を結ぶ石階段の左右も梅の花が覆っています。

境内と鳥居を結ぶ石階段の最上部で梅に向かってカメラを向ける写真愛好家

境内と鳥居を結ぶ石階段の最上部

境内と鳥居を結ぶ石階段

石階段の中央に建つ朱塗りの鳥居

石階段の中央に建つ朱塗りの鳥居

神社の正門となる鳥居

神社の鳥居の西数十メートルのところに市営バスの「天満宮」停が設置され、横浜市営地下鉄の仲町台駅や、センター南にアクセスすることができます。

市営バスの「天満宮」停

横浜市都筑区に社殿を構える東方天満宮の境内は四方を梅林が取り囲み、例年2月下旬には早春の彩りで包まれます。手水舎や狛犬が設置される境内の南西のエリアは、紅梅と白梅が絶妙のバランスで溶け合います。

この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
2010年より旅行系のフリーライターとして各種メディアで記事の執筆を行っております。「おまつり」には各々の地域の歴史や伝統、文化が凝縮しています。関東地方で開催されている「おまつり」を中心に、その魅力を紹介して参ります。

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