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いちょう団地祭り2018をレポート!11か国の人々が住む横浜のディープスポットでベトナム料理食いまくり!

いちょう団地祭り2018をレポート!11か国の人々が住む横浜のディープスポットでベトナム料理食いまくり!

横浜市泉区と神奈川県大和市にまたがる「いちょう団地」では11カ国の人々が生活し、とりわけベトナム人が多いことから「リトルベトナム」や「リトルハノイ」などとも呼ばれます。

様々な国からの豊かな文化を持つこの団地では、毎年10月に「団地祭り」が開催されます。グルメもステージも国際色豊か。アジアの魅力が詰まったこのお祭りをレポートします!

ラインナップ充実のアジアンフード!本場の味がワンコイン以下で楽しめる!

フードは近隣のベトナム料理屋や台湾料理屋が出店。より本場に近い味というか、いわゆるフードフェスに出店しているものに比べるとすこし違った雰囲気の味。

ボリュームは◎!少の量からでも買えたりするのが嬉しいポイントです。

いちょう団地まつり|まずは定番のフォー

いちょう団地まつり|ベトナム料理屋台のメニューワンコインの500円ですがボリューム◎

いちょう団地まつり|フォーこれだけでもお腹いっぱいに

いちょう団地まつり|台湾のデザートキクラゲ、クコ、ナツメなどが入った台湾のデザート

いちょう団地まつり|台湾のデザート砂糖で味付けされてますが、おかずっぽい感じも。

いちょう団地まつりの屋台で売られていた串焼きこちらはつくねのような串焼き

焼き小籠包焼き小籠包も

焼き小籠包一つから買えます

ベトナムの定番フード、バインミーベトナムの定番フード、バインミー

ステージイベントも国籍を越えて繰り広げられる!

地元中学生による「小さな恋の歌」、郷土愛あふれるモンゴル800の歌が絶妙にマッチ

様々な国籍の子供たちも「ドラえもん」などを歌います様々な国籍の子供たちによるカラオケでは「ドラえもん」などを歌います

ステージ前では曲に合わせて人々が踊ります

いちょう団地まつり地元小学校の先生方による習字パフォーマンス

筆者が伺ったのは2日目のお昼の時間帯でしたが、1日目の夜にはレイヴパーティーなどが行われ、また違った意味でディープです。

いちょう団地への行き方は?高座渋谷駅からのアクセスをご紹介!

いちょう団地の最寄駅は小田急江ノ島線の「高座渋谷」駅になります。

駅からは徒歩15分ほどです。

東口を出て東口を出て

しばらくまっすぐ進みしばらくまっすぐ進み

突き当たりを右に曲がると突き当たりを右に曲がると

こちらの道を左にこちらの道を左に

まっすぐ畑を突っ切っていくとまっすぐ畑を突っ切っていき

林を越えて、大きないちょう団地が見えてきたところを右に曲がり林を越えて、大きないちょう団地が見えてきたところを右に曲がり

スーパーOKの角を左に曲がれば到着ですスーパーOKの角を左に曲がれば到着です

いちょう団地

外国人が多く暮らすいちょう団地、この独特のコミュニティの成り立ちは?

いちょう団地に外国人が多い背景にはインドシナ難民を受け入れるために1975年に設立された「大和市定住促進センター」の存在があります。

政府によって設立された同センターでは、南ベトナム共和国崩壊により難民となったベトナム・ラオス・カンボジア人に対して日本語や習慣など学ぶ場を提供。プログラムを受けた外国人は同市内のいちょう団地に定住しました。

90年代にはさらに多くの外国人が流入し、文化の違いなどから軋轢が生じた時期もありましたが、多言語による看板や「暮らし方のマニュアル」の作成、連合会での「住民相談」などを行うことで徐々に解消。

取り組みは現在も継続し、地元の小学校や外国人を支援する団体とも連携。いちょう団地は外国人が住民の4分の1を占め、11カ国の人々が多文化の中での共生を実現しています。

もちろんこの「いちょう団地祭り」でも準備段階から様々な人々が関わり、共に一つのものを作り上げることでコミュニティ創生の役割を果たしています。

多言語看板多言語看板

様々な食品を取り扱う店舗様々なアジアの食品を取り扱う店舗

この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
阿波おどり、新居浜太鼓祭り、宇出津のあばれ祭りなどが好きです。

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