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慈眼院とは?御朱印の中央に記される大白衣観世音が高崎市のシンボル

更新日:2021/11/1 obaq
慈眼院とは?御朱印の中央に記される大白衣観世音が高崎市のシンボル

中央に大白衣観世音の文字が記される慈眼院の御朱印

全国各地の神社や寺院では参詣の記念に御朱印を頂くことができます。朱印帳に訪れた神社や寺院の御朱印が並ぶと、貴重な思い出となり写真とは趣の異なる味わいが滲み出てくるものでしょう。群馬県高崎市の観音山に建立される慈眼院の御朱印には中央に、境内の観音山に建ち市のシンボルとなっている大白衣観世音の文字が記されます。

慈眼院の御朱印

慈眼院の御朱印は、高崎市街地の西方の観音山に聳える白衣大観音の真下で頂くことができます。慈眼院の本堂、千体観音堂の納経処です。

高崎市街地の西方に聳え建つ観音山の白衣大観音

白衣大観音の真下に建立されている慈眼院の本堂、千体観音堂

千体観音堂の納経処

納経処では御朱印の他に、多種類のオリジナル御朱印帳が準備されています。

慈眼院のオリジナル御朱印帳

慈眼院のオリジナル御朱印帳

慈眼院のオリジナル御朱印帳

慈眼院のオリジナル御朱印帳入れ

白衣大観音の足元の授与所に並ぶ種類豊富な授与品

納経処に向かい合う白衣大観音の足元に設けられた授与所では、願い事や用途別に異なるデザインの授与品が種類豊富に並んでします。

白衣大観音の足元に設けられた授与所

えんぴつ学業成就守、ランドセル御守、幸せ鈴御守など

四つ葉のクローバー御守、水琴守り、子宝守、恋愛成就守りなど

身代り変化御守、開運長寿守など

健康御守、本水晶珠パワー守、ぼけ封じ守りなど

交通安全守り、二輪車用守など

交通安全御守、旅行御守、方位守など

鎌倉時代の中期に創建された慈眼院

慈眼院は鎌倉時代の中期、第2代執権の北条義時の三男、重時によって創建されたと伝わります。高野山金剛峯寺の塔頭寺院の一つとして、真言宗の教えを広めました。1986年に建立された本堂の千体観音堂では本尊の聖観音を中心に、千人の施主から奉納された千体観音像が安置されています。

慈眼院の本堂の千体観音堂

千体観音堂の参拝所

胎内に入ることができる白衣大観音

千体観音堂の正面に架かる朱色のアーチ橋の太鼓橋を渡ると、白衣大観音が空に向かって屹立します。高さ約41.8メートルの観音像は、1936年に高崎の実業家井上保三郎氏によって重さ約5985トンのコンクリートを用いて建立されました。9階のフロアからなる胎内には、合計で20体の仏像が安置され、最上階からは眼下に高崎市の市街地が広がります。

千体観音堂の正面に架かる太鼓橋

太鼓橋越しに見る白衣大観音

白衣大観音

白衣大観音の胎内

白衣大観音の胎内に安置される阿弥陀如来と鬼子母神の像

白衣大観音の最上階からの眺望

一年を通して開催される多種多様の年中行事

高崎市で有数の観光スポットとなっている慈眼院では、一年を通して多種多様の年中行事が開催されています。1月の初護摩、早春の桜まつり、4月の花まつり、6月の弘法大師生誕日、8月の万灯会、秋の紅葉まつりなどには、大勢の人々で賑わいます。

桜まつり開催期間に桜の花で彩られる白衣大観音

桜まつり開催期間に桜の花で彩られる千体観音堂

桜まつり開催期間に桜の花で彩られる境内

群馬県高崎市の慈眼院の御朱印には中央に、寺院の境内に屹立する大白衣観世音の文字が記されます。高さ約41.8メートルの観音像の胎内に入ることができます。胎内には20体の仏像が安置され、最上階からは眼下に高崎市の眺望が広がります。

この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
2010年より旅行系のフリーライターとして各種メディアで記事の執筆を行っております。「おまつり」には各々の地域の歴史や伝統、文化が凝縮しています。関東地方で開催されている「おまつり」を中心に、その魅力を紹介して参ります。

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