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フランス流エイプリルフール「ポワソンダブリル」って知ってる?今年の4月1日はコレで決まり!

フランス流エイプリルフール「ポワソンダブリル」って知ってる?今年の4月1日はコレで決まり!

日本でも定着したエイプリルフールが、今年もやってきます。ところで、フランスでは「ポワソンダブリル」という特別な過ごし方をするのをご存知でしょうか。
こちらの記事では、「ポワソンダブリル」について詳しく解説し、新たなエープリルフールの楽しみ方を伝授します♪

「ポワソンダブリル」とは?

フランスの楽しく美味しい習慣「ポワソンダブリル」!フランスでのエイプリルフール「ポワソンダブリル」の過ごし方をご紹介していきます。

どんな風に過ごすの?

フランスでは伝統的に、4月1日に合わせ、街のパティスリーに魚を模したお菓子がたくさん並べられてきました。この魚を模したお菓子を美味しくいただいたり、魚の絵を描いて別の人の背中に貼っていたずらをしたりして楽しみます。

 

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「ポワソンダブリル」の意味は?そして、その由来は?

フランス語の綴りは「ポワソン・ダブリル(Poisson d’Avril)」。ポワソンは魚、ダブリルは4月の意味で、つまり「4月の魚」ということになります。
なぜ「4月の魚」と呼ばれる習慣になったのかには、4月になるとフランスでたくさん釣れる「サバ」をだまされやすい人に例えた、など諸説あります。

魚の形をした「ポワソンダブリル・スイーツ」を食べてみよう!

フランスだけでなく日本においても、有名ホテルや百貨店、地域のパティスリーにて、4月1日に合わせて様々な「ポワソンダブリル・スイーツ」が販売されます。

最も一般的なものは、フルーツの盛られた魚型のパイです。魚の形をしたパイ生地の上に、フルーツで型取った鱗、そしてマジパンなどで作ったキュートな目玉。見た目も華やかで、食欲をそそります。ほかに、水色、黄色、ピンクなどのアイシングで魚の絵をほどこした、カラフルなクッキーなどもあります。

また、本場フランスの、横幅20cmものボリュームたっぷりの魚型チョコレートにゴールドのリボンを巻いた少しリアルなスイーツも必見です。


魚の形をしたお菓子をご自宅で楽しく手作りするのも良いですね。WEB上でも、ポワソンダブリルのお菓子レシピが多数紹介されています。どれもかわいくてワクワクするものです。ぜひ参考にしてくださいね。

楽しいいたずら心!魚の絵をどうするの?

食べても美味しいポワソンダブリルですが、ここからは遊びごころ溢れる楽しい習慣についてご紹介していきます。

魚の絵を、親しいあの人の背中に貼ってお互い楽しもう

魚の絵を描き、自分以外の誰かの背中に貼って、相手の人が気がつく瞬間を皆で楽しむというのも、ポワソンダブリルのお茶目な過ごし方です。

貼られた人はどうする?!

貼られた人は、気が付いたら「ポワソンダブリル!」と叫ぶのがルールのようです。
家族、友人、仲の良い同僚などの背中に魚の絵を貼り、お互い「クスッ」と微笑めば、きっとユーモア溢れる瞬間にその場の空気も和むことでしょう。

まとめ

今回ご紹介したポワソンダブリルは、日本でもここ数年少しずつ浸透中です。
今年のエイプリルフールには、かわいく美味しい魚型のスイーツを食べたり、背中に魚の絵を貼って笑いあったりして、よりユーモアたっぷりに、そしてフランス流におしゃれな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
魚型のスイーツが見つからない……というときは、日本ならではの「たい焼き」で楽しむのもありかもしれませんよ♪

TOP画像:shutterstock

この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
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