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おれたちの来訪神(後編)~新年会の神になる~

更新日:2020/6/5 寺川 芳雄
おれたちの来訪神(後編)~新年会の神になる~

来訪神の絶妙にゆるいビジュアルに心奪われた僕は、神になろうと思い立った。

(前編はこちら https://omatsurijapan.com/blog/raiho1/ )

 

毎年恒例だが、1月下旬には「サポーター感謝祭」という名のオマツリジャパン新年会が開催される。

新年会の神になるには絶好のタイミングだ。

 

もろもろ荷物をまとめるとこれぐらいになった。

よもやこの中に神がまとめられているとは思うまい。

会場に到着

名札には「中の人」と書いてみた

何事もなかったように着替え始める

できた。

うがー。 ボリュームがものすごい。我ながらいい出来だ。

来訪神あるある「長い棒」も百均の突っ張り棒をカスタムして再現。持ち歩きにも便利。

 

実は初めてフル装備で装着したのだが、ここで問題が発覚。

 

・電飾仕込んだ関係で視界がゼロ

誰かに誘導してもらわないとまともに動けない。

「右斜め45度に旋回後、前進…ストップ!!」との声を頼りに動くしかない。 気分はバイオハザード(PS版)の主人公である

・単純に熱い

とろろ昆布のような部品はすべて毛糸。 全身にもっふもふの毛玉を着こんで、頭に電飾仕込んでるもんだから数分で頭がぼーっとしてくる。

・設定練り込みが足らず何をしたらいいかわからない

とりあえず会場にあったバナナもってみたり、持参したブラックサンダー配ったりしたものの、 なかなかピンとこず。 名前もないもんだから「神!」「中二病!」「とろろ昆布!」と各々好き勝手な呼ばれ方が定着する。

視界もゼロでまともに動けないもんだから、結局会場の端で静止芸をする羽目になった

 

小パニックな僕とは裏腹にサポーター感謝祭はつつがなく進行 昨年度の事業紹介や今年度企画説明へと進む。

いつもはライターの僕(中の人)の紹介もされたようだが、

当然本人も把握できてないので曖昧なリアクション。いえーい。

熱さでぐったりした結果、会場に完全に溶け込むという奇跡が起きる。

 

その後もキャラ試行錯誤しながら参加者とふれあい。 電飾で遊ばれ始める。

作者的には外からどう見えているのか気になったので、 参加者を捕まえて着せてみる。

 

身体のシルエット隠しても、なかなか個性が出るもんだ

あらかわいい。特定の性癖に刺さるタイプかもしれない

 

色々課題はあったけど、「神になる」という経験は得難いものだった。

幸先がいい。次は何をしようかな。今年もいい年になりそうだ。

 

「私も神になりたい」という方がいれば教えてください。 着払いでレンタルします。

 

(追記)

同席されていた方から後日超絶素敵な写真を頂きました。 我ながらかっこよすぎる…!

 

見合い写真はこれで行きます。

 

この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
伊豆生まれ伊豆育ち、お酒もオマツリも基本雑食ですが生魚だけは食べられません。

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