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桜×城のコラボが美しすぎる!実は身近にもある?花見の名所の城10選

更新日:2022/3/31 株式会社オマツリジャパン
桜×城のコラボが美しすぎる!実は身近にもある?花見の名所の城10選

2022年の桜シーズンも真っ盛り!関東から西では満開となり、早くも今週末がお花見のラストチャンスなんていわれていますね。一方で北陸・東北・北海道はまだまだこれから。桜前線はゆっくり北上を続けています。

日本各地の公園や堤防、神社など、有名なお花見スポットは数多くありますが、お城のあるところが桜の名所と呼ばれることも多いのをご存じでしょうか?しかも有名な弘前城や高遠城址公園だけでなく、実は身近にお城があって綺麗な桜スポットになっていることも!

オマツリジャパンでは、そんな桜とお城のコラボが美しいスポットの現地レポートをこれまでたくさんお届けしてきました。今回はその中から10か所を厳選してご紹介。例年、桜のお祭りが行われている場所については、今年の開催状況もあわせてお伝えします。

1.小田原城(神奈川県小田原市)

神奈川県小田原市のシンボル小田原城。難攻不落の城として知られていますが、小田原城址公園は「日本さくら名所100選」にも選ばれるお花見スポットでもあります。

例年は、3月下旬に「小田原桜まつり」や「小田原かまぼこ桜まつり」が開催され、夜にはライトアップやイルミネーションも行われるなど、1日中楽しめるイベントが目白押し。ですが今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から「小田原かまぼこ桜祭り」は開催中止となっています。

銅門広場のイルミネーション、本丸広場の桜と天守閣のライトアップは行われますが、城址公園内での宴席は中止となっていますのでご注意ください。詳しい情報は小田原市観光協会「2022 小田原桜」のサイトや小田原城公式ページなどでご確認ください。

2.犬山城(愛知県犬山市)

国宝犬山城は室町時代に建てられ、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康らが奪い合うなか、戦国の荒波を生き残った名城です。お城を中心に木曽川河畔一帯に約400本の桜が咲き誇り、川沿いから見る桜とお城のコラボレーションは見応えがあります。

また、お城周辺には神社や江戸時代の街並みが残る城下町もあり、休日には多くの観光客が訪れます。犬山城についての詳しい情報は、犬山市観光協会のページ犬山城公式ページにてご確認ください。

3.広島城(広島県広島市)

1589年に毛利輝元により築城された広島城。別名を「鯉城」「在間城」といい、原爆からの復興のシンボルとして1958年に天守閣が再建されました。城址には、ソメイヨシノを中心にお堀の外側を合わせて約440本の桜が植えられています。

天守閣のお堀近くがおすすめのお花見スポットですが、他にも天守閣への道中や、城址内にある「広島護国神社」など、桜を楽しめるスポットが複数あります。お城についての詳しい情報は広島城ホームページにてご確認ください。

4.宇都宮城(栃木県宇都宮市)

江戸時代には、日光街道と奥州街道の分岐点として栄えた宿場町にある宇都宮城。城址公園に天守閣は残っていませんが、園内には4種類の桜が植えられています。河津桜が2月下旬から咲き、しだれ桜、ソメイヨシノと続いて、4月中旬が見頃の大山桜まで長期間桜を楽しめます。

例年は「宇都宮城桜まつり」が開催され、特設ステージでは和太鼓や舞踊などが行われ、物販や展示、模擬店などで城址内が賑わいます。今年は、新しい生活様式での「宇都宮城桜まつり」として、オンラインで桜のライブ配信が行われました。アーカイブ動画と宇都宮城の詳しい情報については「よみがえれ!宇都宮城 市民の会」のWEBページからご確認ください。

5.土浦城(茨城県土浦市)

現在の茨城県土浦市は、かつて土浦藩の宿場町として栄えました。その中心にあったのが土浦城です。現在は本丸と二の丸の跡の一部が亀城公園(土浦城址)となっており、園内には数多くの桜が植栽されています。

例年、3月下旬から「土浦桜まつり」が開催され、今年は3月21日〜4月10日の間、ぼんぼりやライトアップ、歩行者天国、土浦二千本桜めぐりなどの催しが行われています。詳しい情報は、土浦市観光協会のページにてご確認ください。

6.千葉城(千葉県千葉市)

千葉城は、平安時代後期に下総国を治めていた千葉家が猪鼻山に館を構えたことから始まったといわれています。現在は外観が城郭のような郷土博物館(亥鼻城)が建てられ、亥鼻公園として市民に親しまれています。

園内には多くのソメイヨシノが植えられ、例年は3月下旬に「千葉城さくら祭り」が開催されます。天守閣を背景に、伝統芸能や屋台、夜桜ライトアップなど1日中楽しめるのですが、残念ながら今年は新型コロナウイルスの影響により中止となっています。詳しい情報は、千葉市観光協会のページにてご確認ください。

7.鶴ヶ城(福島県会津若松市)

会津若松市のシンボル「鶴ヶ城」は、正式には若松城といいます。幕末には会津藩と新政府軍の激しい戦いの舞台となり、お城は壊滅的な損傷を受けました。その後、1965年に天守閣が再建され、1908年前後から始まっていた桜の植樹によって、今日では「日本さくら名所100選」の一つに数えられています。

4月上旬になると城内には約1000本の桜が咲き乱れ、開花時期に合わせて例年「鶴ヶ城さくらまつり」が開催されます。今年は、4月4日~5月8日の約1か月間、史跡内全体を幻想的な光で包むライトアップや、古の自由市場を再現した「會津十楽」、大茶会など様々なイベントが開催予定です。詳しい情報は会津まつり協会のページにてご確認ください。

8.名古屋城(愛知県名古屋市)

愛知県名古屋市にあり、金鯱(きんのしゃちほこ)で有名な名古屋城。城内にはソメイヨシノやシダレザクラを中心とした約10種類、1000本の桜が植えられています。

名古屋城では今年の3月19日~5月5日の間「名古屋城春まつり」と称して様々なイベントが開催され、3月25日~4月10日の期間は桜まつりが行われています。例年恒例のライトアップをはじめ、本丸御殿では桜の木の下にキジの親子が描かれた障壁画「桜花雉子図(おうかきじず)」を見ることができます。
イベントは天候や新型コロナウイルスの感染拡大状況により変更もありますので、最新の情報は名古屋城総合事務所「名古屋城 春まつり」のページからご確認ください。

9.岡崎城(愛知県岡崎市)

「日本さくら名所100選」の一つである岡崎公園。公園と周辺の川沿いには約800本のソメイヨシノが植えられ、岡崎公園前駅から岡崎城への徒歩10分の道中もきれいな桜並木が続きます。岡崎城の夜桜は東海随一とわれ、ライトアップされた天守閣と桜のコラボレーションは吸い込まれそうな美しさです。

例年、「岡崎の桜まつり」が開催されており、今年は3月24日~4月6日まで開催中です。規模や範囲の縮小はあるもののライトアップも実施。舟の上から花見が楽しめる「岡崎城下舟遊び」やキッチンカーの出店などもあり、1日中お花見を楽しめます。詳しい情報は、岡崎市観光協会「岡崎の桜まつり」のページにてご確認ください。

10.熱海城(静岡県熱海市)

海抜160メートルの八幡山山頂に建つ熱海城。城郭は昭和34年に観光スポットとして建てられたものですが、お城周辺に約200本のソメイヨシノが咲き誇り、晴れた日には初島や大島、熱海湾が一望できる絶景のお城です。熱海城へは、アタミロープウェイやバスで行くことが可能で、特に熱海の街を巡る「湯~遊~バス」は有名観光地を巡るのにも便利です。

今年は3月26日~4月10日の日程で「熱海城桜まつり」が開催されています。規模縮小のため、夜桜ライトアップと庭園での宴席は中止となっていますが、出店のグルメなどが楽しめます。詳しい情報は熱海城公式ページにてご確認ください。

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