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本州〜四国を結ぶ3つの橋全部言える?明石、しまなみ、あと一つは?ヒント:岡山・香川

2023/4/6
2023/4/3
本州〜四国を結ぶ3つの橋全部言える?明石、しまなみ、あと一つは?ヒント:岡山・香川

今でこそ、本州と四国は陸・海・空で結ばれていますが、かつては船でしか往来することができませんでした。船での移動に伴う海難事故が相次いでいたことをうけ、造られることとなった本州四国連絡橋(本四架橋)。この記事では、本州・四国を結ぶ3つの橋について解説します。

本州・四国を結ぶ3つの橋

本州・四国間にある3つの橋は、明石大橋・しまなみ海道・瀬戸大橋とそれぞれ呼ばれています。1988年、岡山県と香川県を結ぶ瀬戸大橋が最初に開通。この完成で本州と四国ははじめて陸路で結ばれることとなったのです。次いで1998年に明石海峡大橋、翌年1999年には瀬戸内しまなみ海道(西瀬戸自動車道)が開通しました。

鳴門の渦潮と明石海峡大橋

しまなみ海道

4月10日は瀬戸大橋の開通記念日!

写真提供:(公社)香川県観光協会

3つの橋の中で最初に造られた瀬戸大橋が開通したのは、1988年4月10日。総工費1兆円超、着工から完成までは約10年かかりました。

自動車道と鉄道の整備により、本州・四国間の移動所要時間は大幅に短縮。観光や医療、物流など、さまざまな面で恩恵がもたらされ、大きな経済効果が生み出されました。岡山駅から高松駅までを走る快速列車に乗り、海をまたいで通勤・通学する人が増えるなど、人々の暮らしにも影響を与えたのです。

瀬戸大橋の開通を記念したお祭り2選!

岡山県、そして香川県では、瀬戸大橋の開通を記念したお祭りが毎年開催されています。多くの人に愛され、両県のシンボルともなっている瀬戸大橋。ここでは、瀬戸大橋の開通祝いとして行われているお祭りを2つご紹介します。

児島フェス#せんいさい(旧・せんい児島まつり)

 

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児島フェスは、岡山県倉敷市の児島駅周辺を会場とし、毎年4月と10月に開催されます。もともと「児島繊維祭」として1955年に始まったこのお祭りは、工事中の1981年に「せんい児島瀬戸大橋まつり」に改称。その後、2021年に現在の「児島フェス#せんいさい」となりました。

児島は江戸時代から繊維産業がさかんで、日本におけるジーンズ発祥の地と呼ばれています。会場では繊維製品や飲食物の販売ブースが多数出展され、毎回多くの人で賑わいます。

 

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2023年は4月29日、30日の両日、①児島駅周辺エリア、②三白市エリア、③ジーンズストリートエリアの3つを舞台に開催される予定です。

さかいで大橋まつり(旧・坂出まつり)

 

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香川県坂出市で毎年8月初旬に行われるお祭りです。かつて製塩で大いに栄えた坂出港を地元商工会主導で行っていた「坂出まつり」を、瀬戸大橋の開通にあわせて改称。例年、数万人の参加者が集まる、同市最大規模のお祭りに発展しました。

従来は4日間の日程で行われ、前夜祭に始まり、2日目のパレード、土曜デー(商店街の縁日)、総踊り、3日目の太鼓台競演、4日目の会場花火が主なイベントです。

最大の見どころは、最終日に行われる花火大会。約45分間、4,000発を超える花火が打ち上げられます。美しくライトアップされた瀬戸大橋と、それをバックに煌めく花火の共演は必見です。

 

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まとめ

この記事では、4月10日が開通記念日の瀬戸大橋にスポットライトを当てて、ゆかりのお祭りについて解説しました。まだ瀬戸大橋に行ったことがない方も、ぜひご紹介したお祭りに足を運んでみてはいかがでしょうか。

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