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「新井山梅照院 節分会追儺式」サブカル聖地を練り歩く僧侶たち|観光経済新聞

2021/8/7
2021/8/27
「新井山梅照院 節分会追儺式」サブカル聖地を練り歩く僧侶たち|観光経済新聞

2019年からスタートした、観光経済新聞のオマツリジャパンコラム記事連載!2021年も「お祭り」をフックに、旅に出たくなる記事の連載をして参ります!奇祭好き、ケンカ祭り好き、お神輿好き…等、様々なライターさんに記事を執筆いただく予定ですので、ぜひご覧ください♪(オマツリジャパン編集部)

サブカル聖地を練り歩く僧侶たち

東京都中野区のJR中野駅から北へ徒歩10分に位置する新井山梅照院。古くから、眼病に効果がある新井薬師として親しまれている。毎年2月3日に開かれる節分会追儺(ついき)式は、本堂での豆まきはもちろん、周辺の名所が見られるお練りが楽しい祭りだ。さほど人出も多くなく、ゆったり参加できる中野節分散歩をご紹介したい。

スタートは中野区のランドマーク、中野サンプラザ。建物前の広場で丹内鹿子踊(花巻市指定無形民俗文化財)や剣術の舞など、区内で活動する伝統芸能団体の演舞を鑑賞。そして新井薬師の僧侶を先頭に、俳優、力士、鬼、さらに獅子の大行列が出発する。この行列で面白いのが、中野らしさ満載の場所を進んでいくこと。まず、北口商店街「中野サンモール」のアーケードに突入。さらに有名な「中野ブロードウェイ」の中でもひるまない。ほら貝をもった僧侶や鬼がフィギュアショップの横を通るのは、ほかでは見られない光景だ。建物内地下は、食料品と洋服が隣り合わせで販売されるカオスな空間、1~4階にはフィギュア、古本、コレクター向けショップなどサブカルの聖地らしい店舗が並ぶ。帰りに寄るのもお勧めである。

ブロードウェイを抜けると、「薬師あいロード商店街」につながる。オシャレ飴(あめ)屋「パパブブレ」、味噌(みそ)専門店、豆菓子専門店、甘味屋、焼鳥屋、そして天然温泉。ご近所ですべてが完結する、昭和の雰囲気漂う下町の商店街。行列はゆっくり進むので、寄り道しながら付いていくのにもちょうどよい。

1時間ほどのお練りを経て、新井薬師梅照院に到着。ご祈祷と豆まきは程よい人混みで、本堂からさほど離れない場所で参列することができるので、お年寄りや子ども連れも安心だ。新井薬師の豆まきは、混雑せず、駅からのアクセス抜群、中野ランドマークを巡れる、という気軽さが魅力。人混みが苦手な方、下町食べ歩き好き、さらにサブカル聖地を体験してみたいという方も満足。のんびり散歩しながら楽しみたいコースだ。

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