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【舎人公園千本桜まつり】日暮里・舎人ライナーの開通を記念して初開催

更新日:2021/4/9 obaq
【舎人公園千本桜まつり】日暮里・舎人ライナーの開通を記念して初開催

広大な敷地を千本の桜が埋め尽くす舎人公園

全国各地に「千本桜」と呼ばれる桜の名所が点在し、桜の並木が延々と続くところも多いようです。東京都足立区で例年「千本桜まつり」が開催される舎人公園は、広大な敷地を千本の桜が埋め尽くしています。例年3月下旬から4月上旬には公園全体が早春の彩りで包まれます。2021年には4月3、4日に「舎人公園千本桜まつり」が予定されていましたが、新型コロナウイルス感染防止のため2020年に続き中止となってしまいました。

2020年の「千本桜まつり」のポスター

2008年の日暮里・舎人ライナーの開通を記念して開催されるようになった「舎人公園千本桜まつり」

「舎人公園千本桜まつり」は2008年の日暮里・舎人ライナーの開通を記念して開催されるようになりました。日暮里・舎人ライナーは、ゴムタイヤで走行する新交通システムの一つで、東京都北東部で荒川区の日暮里駅と足立区の見沼代親水公園駅を結んでいます。

東京都北東部を走る日暮里・舎人ライナー

日暮里・舎人ライナーの先頭車両

日暮里・舎人ライナーの舎人公園駅が、舎人公園の最寄り駅です。駅の正面が公園の入口のため、道に迷うことはないでしょう。

日暮里・舎人ライナーの舎人公園駅

日暮里・舎人ライナーの舎人公園駅から眺める舎人公園

舎人公園は、太平洋戦争の戦前から戦中にかけて、都市防衛のための防空緑地とされたところで、都内でありながら約61ヘクタールの広大な敷地面積をもっています。

舎人公園の園内マップ

舎人公園の入口

舎人公園の入口

清涼感を漂わせる入口広場の噴水や水路

公園の入口には御影石のオブジェから扇状に水が広がる噴水が設けられ、周囲に清涼感を漂わせています。噴水からは北にせせらぎが流れ、その両側に桜並木が続いています。

公園の入口の噴水

公園の入口の噴水

噴水から北に流れるせせらぎ

水路の西に平行して繋がる桜並木

水路の東に平行して繋がる桜並木

360度のパノラマで桜の花がリング状に繋がる数々の広場

水路の西には芝生の広場が設けられ、周囲を桜が取り囲んでいます。

水路の西の芝生広場

水路の西の芝生広場

水路が途切れる北端には、お花見広場が整備されています。あまりにも広すぎて中心に座ると、桜の花が遠すぎるようにも感じられます。とは言っても360度のパノラマで桜の花がリング状に繋がります。

お花見広場

お花見広場

お花見広場

お花見広場

水路の東には大池が穏やかな水面を湛えています。大池の岸を縁どるのも桜の花です。

水路の東で穏やかな水面を湛える大池

水路の東で穏やかな水面を湛える大池

桜の花で彩られる多種多様の施設

大池の北にはソリゲレンデが設けられ、子ども達の歓声が途絶えることなく聞こえてきます。

ソリゲレンデ

ソリゲレンデ

大池とソリゲレンデに挟まれるエリアには、濃紅色のヨコハマヒガンザクラが並木を作っています。

大池とソリゲレンデに挟まれるエリアで並木を作るヨコハマヒガンザクラ

大池とソリゲレンデに挟まれるエリアで並木を作るヨコハマヒガンザクラ

園内には他にも、キャンプ場、じゃぶじゃぶ池、幼児公園など様々な施設が設けられ、いずれからも桜の花を見ることができます。

キャンプ場

キャンプ場

じゃぶじゃぶ池

幼児公園

幼児公園

広大な敷地面積の園内には大池を一周するように園路が整備され、桜の花を見ながらの散策にもってこいです。

大池を一周する園路

大池を一周する園路

大池を一周する園路

東京都足立区の舎人公園では、2008年の日暮里・舎人ライナーの開通を記念して「舎人公園千本桜まつり」が開催されるようになりました。約61ヘクタールもの広大な園内を約1000本の桜が早春の彩りで染め上げます。

この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
2010年より旅行系のフリーライターとして各種メディアで記事の執筆を行っております。「おまつり」には各々の地域の歴史や伝統、文化が凝縮しています。関東地方で開催されている「おまつり」を中心に、その魅力を紹介して参ります。

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