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八幡堀まつり 町並みと灯り

開催終了
2019年10月12日(土)
滋賀県近江八幡市宮内町 他

八幡堀や近江商人の町並みを中心とした地域には一年を通じて多くの観光客が訪れ、人の営みとともに残された町の情緒や風情を楽しんでおられます。
しかし、このエリアが醸し出す夜の雰囲気を知る人は市民であっても多くはありません。
近江八幡の夜の情緒を楽しんでいただけるように「町家見学」「灯り」「コンサート」等、様々な企画を計画しています。
静かで穏やかな時間を、家族や大切な人と夕涼み散歩を楽しんでください。

※新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、イベントの中止・変更、店舗・施設の休業、営業時間の変更が発生している場合があります。 詳細は各公式サイト等でご確認ください。

みどころ

八幡堀のライトアップ以外にも資料館やかわらミュージアム、八幡山ロープウェーの夜間営業、町家等の特別公開、各施設にて特別展やコンサートなど趣向を凝らした企画等を実施されます。

これを食べずに帰れない

散策エリアにある店舗が夜間営業をされますので食べ歩きをお楽しみください。

撮影するならここ

八幡堀は水面に映る灯りが情緒ある姿を見せてくれます。
(人が多いのでイベント早く又は遅めの撮影がお勧めです)
(三脚での撮影はお断りをしております)

その他、各施設での展示もお薦めです。

歴史・由来

【八幡堀について】
 八幡堀は天正13年(1585年)に豊臣秀次(秀吉の甥)が八幡山に城を築き開町したことに始まります。秀次は、八幡堀と琵琶湖とを繋ぎ、湖上を往来する船を城下内に寄港させることで、人、物、情報を集め、さらに楽市楽座制を実施することで城下を大いに活気づけました。
 八幡堀(全長4,750m)は交通路や生活の場として長らくその役目を果たしてきましたが、生活形態が変わりだした昭和30年代もなると、八幡堀は市民にとって忘れ去られた存在となり、やがて無用の長物から公害源となりだしました。
 当時は高度成長時代であり、時代の波に近江八幡市としても乗り遅れることのないようにと、区画整理や工場誘致等の都市基盤整備に躍起になっていました。加えて、琵琶湖総合開発による琵琶湖の水位低下や生活排水の質的変化により、その荒廃は進む一方でした。
 昭和40年になると、八幡堀に堆積したヘドロは1.8メートル、総量50,000立方メートル、蚊やハエの発生源や市民による不法投棄の場所と成り果て、地元自治会は衛生的観点から署名を添え駐車場や公園等への改修要望を市に陳情しました。
このような状況の中、昭和47年に近江八幡青年会議所が「堀は埋めた瞬間から後悔が始まる」を合い言葉に全市民へ浚渫と復元を呼びかけました。これは、「観光目的ではなく、今現在、我々が存在するのも八幡堀があったからであり、まちの歴史が詰まった堀を守らなければならない」と言う思いからでした。

 しかし、埋め立ての予算は既に国によって計上されており、市民も1日も早い改修を望んでいるような状況の中では、保存運動はいわば孤立状態を招きました。このような中で、青年会議所は昭和50年に「死に甲斐のあるまち」をまちづくりのコンセプトにした新たな運動を展開します。これは、働き甲斐のある場所や生き甲斐のある場所は数カ所あっても、どんな人間でも死ぬ場所はひとつしかなく、人が死を迎えるに当たりこの町で生涯を終えることに後悔しないような町と言う意味です。

 青年会議所は県土木事務所等との折衝を続ける中で、毎週日曜日に会員自らが八幡堀へ入り自主清掃を始めます。当初は、清掃作業を横目にヤジを飛ばす人やゴミを捨てていく人も存在する中、めげることなく活動を続ける彼らに、やがて市民の目も変化してきました。パンや牛乳を差し入れてくれる人、清掃作業を手伝う老人会の人、自社のダンプやユンボを貸出してくれる建設業者等々で、しだいに堀端は賑わうようになりました。また、常々意見対立を繰り返してきた行政職員も市民の1人として参加する人が現れるなど、この活動はいつの日か近江八幡市の誇りを取り戻す事業として共感の輪が広がり始めました。
 昭和50年9月になり、ついに滋賀県は進みかけけていた改修工事を中止、国にその予算を返上することになりました。民と行政による協力や連携により今日の姿まで回復を遂げた八幡堀では、今現在も、八幡堀を守る会、地元自治会、観光物産協会、観光ボランティアガイド協会、等の各種団体が清掃活動を続けています。まさに「八幡堀」は近江八幡のまちづくりのシンボル、また観光客の訪ねたい場所として風情ある風景を取り戻しました。  保存運動の取り組みから約30年、今日では下水道化も進み市民の環境に関する考え方も変わってきました。しかしながら、この熱意ある運動が過去の出来事になってしまわないよう、今後の取り組みが問われています。

豆知識

八幡堀周辺はロケ地としても知られています。

コネタ

約3500の灯りをスタッフが一つずつ並べて行きます

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インフォメーション

名称 八幡堀まつり 町並みと灯り
開催場所
滋賀県近江八幡市宮内町 他
八幡堀・町並み エリア一帯
開催日 2019年10月12日(土)
主催/情報提供者 近江八幡観光物産協会
アクセス ・JR近江八幡駅より近江鉄道バス(大杉町下車)
・名神高速道路竜王ICより約15㎞
関連サイト https://www.omi8.com/
https://www.biwako-visitors.jp/event/...
最終更新日:2019年8月18日(日)14時50分
※ 最新の情報ではない可能性があります。お祭りへ行かれる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。
※日時・場所・出演者・参加に関する条件・料金等は、天候等により変更になる場合がありますのでご了承ください。

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