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日本古来の音楽に親しもう!「雅楽」の基礎や鑑賞できるお祭りを紹介!

日本古来の音楽に親しもう!「雅楽」の基礎や鑑賞できるお祭りを紹介!

「雅楽」と聞くと、みなさんはどの様な音楽をイメージをしますか?
近年では、雅楽も儀式的な音楽だけでなく、鑑賞する音楽として、様々なアーティストにアレンジされ、再評価されています。
今回は、そんないにしえの音・雅楽についての基本情報や、初めて雅楽に触れる方におすすめのお祭りをご紹介します。

いにしえの音・雅楽

雅楽は、1200年以上の歴史を持つ日本の古典音楽です。正式には日本古来の音楽や舞に、5世紀から9世紀にかけて朝鮮半島や中国大陸から渡ってきた楽器や舞を融合して完成したものを指すと言われています。
奈良時代や平安時代には、宮廷や寺院、神社などの行事や儀式で盛んに演奏されてきたようですが、その後宮廷音楽へと発展を遂げ、現在は日本各地の神社やお寺の祭りなどでも鑑賞することができます。
雅楽は、現存する合奏音楽では世界最古とも言われていますが、近年はアーティストや音楽集団などがアレンジし、若い人たちの間にも広がっているようです。それも影響してか、その歴史的価値や音楽的価値が世界で高く評価され始めています。

雅楽に使用される3種類の楽器

現代の音楽で使用される管楽器、弦楽器、打楽器ですが、雅楽もこれらと似た楽器を使用し、管楽器は吹物、弦楽器は弾物、打楽器は打物と呼び方が異なっています。それぞれ、どのような楽器があるのか見ていきましょう。

吹物

  • 鳳笙(ほうしょう)
  • 篳篥(ひちりき)
  • 神楽笛(かぐらぶえ)
  • 龍笛(りゅうてき)
  • 高麗笛(こまぶえ)

弾物

  • 琵琶(びわ)
  • 箏(そう)
  • 和琴(わごん)

打物

  • 鞨鼓(かつこ)
  • 楽太鼓(がくだいこ)
  • 鉦鼓(しょうこ)
  • 三ノ鼓(さんのつずみ)
  • 笏拍子(しゃくびょうし)

雅楽の音の中でも、耳に残る和音を奏でる特徴的な音は、雅楽全体のリード役として活躍する吹物の「鳳笙(ほうしょう)」と呼ばれる楽器によるものです。鳳笙は、ハーモニカと同じで吹いても吸っても音がでるため、息継ぎをすることなく安定して吹き続けられる楽器です。

雅楽の3つの演奏形態

一言で雅楽と言っても、その演奏形態は「歌謡」「管絃」「舞楽」と呼ばれる3つに分けられます。ここからはそれぞれどの様な特色があるのかを解説していきます。

歌謡

歌謡は、雅楽器の伴奏で歌う声歌で、国風歌(くにぶりのうた)や催馬楽(さいばら)、朗詠(ろうえい)という種類があります。国風歌は日本古来の原子歌謡に基づき、催馬楽と朗詠は大陸系の音楽に影響を受けて作られました。

管絃

管絃は、大陸系の雅楽器で演奏する楽器合奏で、主に舞楽で演奏されます。
唐楽(とうがく)と高麗楽(こまがく)がありますが、現在では唐楽が主流のようです。楽器編成は、「三管両絃三鼓」と呼ばれる編成が基本となります。演奏される唐楽は、壱越調(いちこつちょう)、 双調(そうじょう)、盤鐘調(ばんしきちょう)、平調(ひょうじょう)、黄鐘調(おうしきちょう)太食調(たいしきちょう)の6つの調子があります。

舞楽

雅楽の笙や琵琶で奏でる楽曲の伴奏として舞う踊りを舞楽(ぶがく)と言います。舞楽には唐楽(とうがく)という音楽が用いられる「左方の舞」と、高麗楽(こまがく)という音楽が用いられる「右方の舞」があり、それぞれ決まった楽器編成や衣装があるようです。舞楽は、「舞の型の美しさ」を楽しむものと、「ストーリー」を楽しむものがありますが、前者が比較的一般的です。
舞楽の演奏は、通常の雅楽の演奏よりリズミカルに演奏されるので、雅楽の楽しみ方がわからない方は、舞楽から入門してみることをおすすめします。

初めて雅楽を観るなら神楽祭

雅楽の鑑賞に挑戦してみようと思っても、「どこで演奏されているのか分からない」「敷居が高いのではないか」など不安もあるでしょう。そこで、初心者の方にぜひ参加してもらいたいお祭りをご紹介します。
伊勢神宮では毎年、桜祭・神楽祭(さくらまつり・かぐらさい)という雅楽と舞楽を楽しむことができるお祭りが開催されています。2019年は4月28日(日)~30日(火)に開催される予定となっています。
神楽祭は、雅楽を広く一般に公開する目的で行われているため、無料で鑑賞することができます。いきなり雅楽の演奏会場に行くのは気が引けてしまうという方は、伊勢神宮で試しに鑑賞してみると良いかも知れませんね。

まとめ

雅楽は難しいというイメージがあるかもしれませんが、実際に、演奏を聞き、本物に触れることでそれまでのイメージが払拭されるかもしれませんよ?ぜひこれを機に雅楽の世界を味わってみてはいかがでしょうか。

written by
オマツリジャパン編集部

オマツリジャパン編集部

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