牛深ハイヤ
牛深ハイヤとは、熊本県 牛深(現:天草市)に江戸時代から伝わる民謡、また、その踊り。海上交通の要として、多くの船乗りが出入りしていた牛深。牛深の船乗りたちにより愛され、歌い踊られていたものが牛深ハイヤのはじまりと言われています。ハイヤという名前は、元々九州地方で南風のことを「ハエの風」と呼んでおり、ハエが訛ってハイヤになったと言われています。「牛深ハイヤ節」は、ハエに乗り北上した船によって各地に伝えられ、今でも全国各地に「ハイヤ系民謡」が数多く残っています。重心を低くとった中腰での姿勢に、網投げ・櫓漕ぎ・帆上げなど、海や船での所作が特徴です。
毎年4月に開催される牛深ハイヤ祭りでは約3千人の参加者が牛深の中心街を練り歩きます。
今回のオンライン夏祭り2020には、「東京牛深ハイヤの会」の皆さんにご出演いただきます!
[出演企画]阿波踊り×牛深ハイヤ教室〜これであなたも踊り名人〜(17:40~18:40)
天草もち自慢
(こっぱ餅詰合せ)
3個入
牛深は、天草市の最南端に位置し、昔からサツマイモ作りが盛んに行われてきました。そんな土地で生まれた名物「こっぱ餅」は、サツマイモを細かく切って乾燥させた「こっぱ」ともち米、上白糖などを合わせて搗いたもの。添加物を加えない芋本来のやさしい甘さが特徴で、食物繊維もたっぷり。柔らかいうちはそのまま、少し硬くなってきたら薄く切って炙り焼きや揚げても美味しい。きなこと合せて食べるのもおすすめです!
阿波踊りのルーツ?!
日本各地に伝わる民謡の原点、
牛深ハイヤ節とは?
「牛深ハイヤ節」を知らなくても「阿波踊り」や「佐渡おけさ」の名前を知っている方は少なくないと思います。実は、日本を代表するこの2つの有名な踊りの唄は「ハイヤ系民謡」と呼ばれており、同様の民謡が北海道から鹿児島まで日本各地に点在しているんです。この『ハイヤ系民謡』の源流こそ、熊本県天草市発祥の「牛深ハイヤ節」。なぜ、牛深ハイヤ節が全国に伝わることになったのか?その魅力についてレポートします。