外見の美しさ、統治した武将や御城印…etc興味が尽きない日本の「お城」!
今回はかの有名な「長篠の戦い」の舞台となった長篠城と、長篠の戦いにまつわるお祭りをご紹介します。
合わせて、長篠城に足を運んだらぜひ立ち寄って欲しい!おススメの観光スポットについてもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
長篠城は、日本100名城にも選出された人気のお城。
愛知県、静岡県、長野県へと通じる交通の要所にあり、織田家と武田家の国境に位置したことから、幾度となく奪い合いが起こった城でもあります。
中でも一番大きな争いとなった1575年(天正3年)5月の「長篠の戦い」は、織田・徳川の連合軍と武田軍が長篠城を巡って争った戦いでした。結果として織田・徳川の連合軍が勝利を納めたのですが、この戦いで武田軍が被った損害は大きく、家臣の多くを失った武田家は、後に滅亡へと向かっていきました。
実際に長篠城に足を運んで見て、武田家びいきの筆者としては、もしも長篠の戦いに勝っていたら…と想像せずにいられませんでした。
いくら想像したところで、歴史資料を見る限り兵力の差は明らかでしたし、当然の負け戦だったのかもしれません。
武田信玄にゆかりのあるお祭りはコチラ!
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因みに筆者は、「織田の鉄砲隊の三段打ちが、武田の騎馬隊を破った」と、日本史で習った記憶があるのですが、現在は「三段打ち」については疑わしいとされているそうです。詳しく知りたい方はぜひ史跡保存館へ足を運んでみて下さい!長篠の戦い当時の甲冑や、鉄砲などなど分かりやすく展示されています!
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長篠城址史跡保存館では、長篠城の御城印の販売を行っています!
ちなみに2020年2月~長篠城を含む「新城七名城」の御城印の販売が開始されていますので、新城市のお城を巡って集めるのもおススメです。SNSには早速コンプリートした方の投稿も!
ここからは長篠の戦いにまつわるお祭りを2つご紹介します!
長篠合戦のぼりまつりは、毎年5月5日に開催されるお祭りで、織田・徳川の連合軍と武田軍が長篠城を巡って争った「長篠の戦い」で戦死した兵を慰めるために開催されるお祭り。数千本ののぼりが献植される様子は圧巻です。
火縄銃射撃の実演や長篠陣太鼓なども行われるので、まるで戦国時代にタイムスリップしたような気分に。
物産展も合わせて開催されるので、新城市のグルメや名物などを楽しむのもおススメです!
信玄原の火おんどりも、「長篠の戦い」で戦死した兵を慰霊するためのお祭りで、毎年8月15日に開催されます。
信玄塚とは「長篠の戦い」の戦死者を葬った塚のこと。
合戦後、まもなくこの塚から発生した大量の蜂を、武田の亡霊だと恐れた村人たちが慰霊のために行ったのが、信玄原の火おんどりのはじまりと伝えられています。
長さ2~3m、直径80cmほどの松明をかかえ、8の字を描くように松明を振り回しながら、囃子にあわせて踊る様はとても勇壮!
圧巻の光景を楽しむことが出来ます。
長篠城を訪れた際にぜひ立ち寄って欲しい!おすすめのスポットを2つご紹介します。
もっくる新城は、新城市の道の駅。新東名高速道路新城インターチェンジの近くに位置し、アクセスも良好!
新城市をはじめ、奥三河地域で採れた野菜や卵、お茶などをはじめ、コロッケや焼きたてのパンなども販売されています。
筆者のお気に入りは、「もっくるモーニング」。
新城産卵を使った温泉卵で作る新しいモーニングで、なんと卵かけご飯もコーヒーもおかわり自由!
卵かけご飯をベースに、好みのトッピングをして楽しむことが出来ますので、飽きずに何度もリピートしたくなる美味しさです。
もっくる新城
公式HP:http://mokkulu.jp/
アクセス:愛知県新城市八束穂五反田329-7(新東名「新城IC」降りてすぐ)
大野宿 美術珈琲「鳳来館」は、もともと東三河全域で営業していた大野銀行の本店だった建物をリノベーションしたカフェ。
大正14年(1925年)に建てられたとあって、大正ロマンな雰囲気が漂います。
サイフォンで淹れたコーヒーやフロートなどの「喫茶店」らしい飲み物が楽しめる他、食事やデザートのメニューも。
カフェでゆっくり過ごして大正ロマンな雰囲気に浸るのも楽しいですね。
大野宿 美術珈琲 「鳳来館」
公式HP:http://horaikan.suehiro-i.com/
アクセス:新城市大野字上野17-2(東名「豊川IC」より約40分)
※注:2021年6月1日~緊急事態宣言の解除まで休業中です。詳しくは公式HPをご確認下さい。
この記事では、長篠城と合わせて楽しみたいお祭りと周辺の観光スポットをご紹介しました!
歴史好きの方、御城印あつめがライフワーク!という方、長篠城を訪れた際には、ぜひお祭りや周辺の観光スポットも楽しんでいただければ嬉しいです。