お正月の書き初め、だるま、お札、注連縄や門松などをお炊き上げし、団子を焼きながらその年の無病息災・五穀豊穣を願う「どんど焼き」(トンド焼き・左義長)が各地で行われています。
その規模は大小様々。地域の人が集まって畑や田んぼ行われるものから、大規模なお祭りとして行われるものまで様々。今回は1月13日(日)・14日(月・祝)に行われるどんど焼きをいくつかご紹介します。
神奈川県の大磯町で行われる左義長祭り。西湘の海岸が炎で照らされ、その規模は感動するほどです。
開催日:2019年1月13日(日)
開催場所:神奈川県中郡大磯町大磯
鳥取県鳥取市より。気高町では小学生の男の子が海岸に出て海草を拾い身を清めた後、各家をまわってお清めをする習わしがあります。
開催日:2019年1月12日(土)~2019年1月13日(日)
開催場所:鳥取県鳥取市気高町酒津
地元田浦自治会と共同での1年の無病息災を祈る伝統行事。山伏が法螺貝を吹いて村内を練り歩き、結界を切った後に点火。一瞬のうちに燃え上がる様は、年の初めに相応しく凛とするものがあります。小餅やみかん焼きなどが見物客に振舞われます。
開催日:2019年1月13日(日)
開催場所:香川県小豆島町田浦甲
横浜の子供達の憩いの場「こどもの国」でもどんど焼きが行われます。
開催日:2019年1月13日(日)
開催場所:神奈川県横浜市緑区
「三九郎」とも呼ばれるそうです。
開催日:2019年1月13日(日)
開催場所:長野県伊那市
地域の自治体や神社などのホームページにどんど焼き情報を掲載していることも。町内掲示板も要チェックです。あなたの町のどんど焼き情報も、ぜひ教えてくださいね。
感動するスケールを味わえる「大磯の左義長」、2019年は1月13日(日)の夕方より行われます。
真冬の西湘、煌々と輝く炎に照されながらこの熱を感じてみませんか?
開催日時:2019年1月13日(日)
※火入れは18:30頃(予定)
編集部更新:2019.01.16
正月の松飾りやしめ縄、だるまを焼き、その火で団子を焼いて無病息災と幸せを祈る祭礼行事は、地域によって「どんど焼き」や「左義長」と呼ばれます。
今回は400年続き、国の重要無形民俗文化財に指定された大磯の左義長を見に行ってきたのでレポートします!
場所は神奈川県の大磯駅から10分ほどの大磯海水浴場の砂浜一体。
夜に到着したんですが、皆さん竿に針金で刺した団子をくっ付けて会場に向かいます。
入り口はこんな感じで。
会場に着くまでは国の重要無形民族文化財に指定されていると聞いてワクワクしながら行ったら。。
火力が、煙が、熱風と寒さが、とにかく混じった言葉では表せない空間が砂浜一面に広がっていました。
もう写真を見ていただいた方が。熱さも伝えたいけども。
この火で団子を焼いて食べると無病息災、飾りとしてつけた書き初めが燃えて高く舞い上がると腕が上がる、松の燃え残りを持ち帰って家屋に飾ると火災除けになるそうです。
ある程度火が収まってくると禊が始まります。どんな禊かと言えば。。
見えないと思うのでもう少しズームにしてみると。。
もちろんやっている若い衆は本気です。笑ってはいけません。でもすごいソリ!
これは調べてみましたが、若い衆が裸になってソリに載せ、浜と陸に分かれて綱を引き合う、ヤンナゴッコという珍しい行事です。
こうして、大磯の地域の健康と幸福が祈られ、400年も続く行事になっています。
ちなみに当日の模様は日テレさんが撮っていたので下記に参考までに。
http://www.news24.jp/articles/2018/01/15/07382945.html
来年ももちろん開催されますので興味ある方は今から来年の予定を入れておきましょう。
(最近は14日前後の土・日・祝日のいずれかで行われています)
場 所: 大磯北浜海岸
行き方: 大磯北浜海岸へは大磯駅より徒歩10分。
参考URL:http://www.town.oiso.kanagawa.jp/isotabi/matsuri_event/matsuri/sagichou.html