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初めてのお盆はどう過ごす?新盆のやり方を覚えて念入りに供養しよう

2020/5/19
2024/3/8
初めてのお盆はどう過ごす?新盆のやり方を覚えて念入りに供養しよう

ご家族や親族が亡くなってから初めて迎えるお盆である「新盆」。
でも、どのように過ごすべきか分からず、不安に思う方もいるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、お盆に関する基礎知識や新盆の迎え方、新盆当日までの準備についてご紹介します!

お盆とは

お盆は、死後の世界である浄土から先祖の魂が地上に戻ってくるとされる仏教行事のことです。
正式名称を「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といいます。ここでは、お盆の意味や由来、時期について解説します。

お盆の意味や由来、時期について

お盆は先祖の魂が浄土から地上に戻ってくる一年に一度の仏教行事です。
お盆では先祖の霊を家に迎え、冥福を祈り、供養します。故人と共に過ごすことができる大切な期間といえるでしょう。

お盆は、「盂蘭盆経(うらぼんきょう)」というお経に由来するといわれています。
「うらぼん」は、サンスクリット語で「逆さ吊りの苦しみ」を意味する「ウラバンナ」の派生であるという説や、ペルシャ語で霊魂を意味する「ウラヴァン」が由来という説などがあり、正確なルーツは明らかになっていません。

お盆を行う時期ややり方は地域や宗派、家庭によって異なりますが、全国的に多いのは8月13日から4日の期間です。
関東地方では7月15日を中心にお盆を行います。これは、旧暦と新暦いずれを採用しているかという違いのみで、お盆の主旨には変わりありません。

 

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盂蘭盆経 読経の途中で 法堂の中で突然風が吹き法具が大きくたなびく 御釈迦さまが歓迎してくださっているおしるし 黄檗宗では法式が全て中国で行われていたものが継承されていて、特に独特なお経は『唐音』とよばれる中国語が基本となる読経 『梵唄(ぼんばい)』 と呼ばれるお経は 四拍子を基本とするリズムを刻みながら 節のついたお経が詠まれる 法要では これに色々な鐘や太鼓などが合わさり まるで音楽を聴いているかのよう #中元 #中元の法要 #盂蘭盆会 #ウラバンナ #サンスクリット語 #盂蘭盆経 #梵唄 #法具 もカラフル #黄檗山 #萬福寺 #japanesetraditional #chinesestyle #oriental#zen #uji #obaku #manpukuji #bonbai

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新盆について

新盆とは、四十九日を過ぎた後に初めて迎えるお盆のことです。
地域によって「にいぼん」「しんぼん」など読み方が異なったり、「初盆(はつぼん・ういぼん)」と呼んだりすることがあります。

ここでは、新盆の特徴や時期、「初盆」との違いについて解説します。

お盆よりも丁重に供養する法要

新盆は、人が亡くなってから初めて迎えるお盆ということから、通常のお盆よりも丁重に供養する必要があります。
お盆を迎えるのが初めてなのは故人も同じです。故人にとっても、成仏してから初めて迎えるお盆になりますので、丁重に供養するために僧侶を招いて法要を執り行います。

また、新盆では親族だけでなく故人と親しかった友人も招きます。
法要の際にはお香典やお供え物をいただくこともあるので、お返しとしての手土産や引き出物を用意しておく必要があるでしょう。
ただし、高額のお香典をいただいた場合は、後日追加でお礼の品を送付します。

通常のお盆は私服でお墓参りをするというイメージもありますが、新盆は法要を行うので、喪服や礼服の着用が一般的です。
ただし、時期が真夏ということもあり、近年は略式礼装で法要を行うことも少なくありません。

故人を迎える初めてのお盆ですので、きちんとした装いで法要を行い、丁重に供養しましょう。

 

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今年は、両親、義父の#新盆 両親の方は、姉が取り仕切ってくれて、、、親戚、近所の方が来てくださって賑やかな新盆でした。 一方義父は、東北の人で東京に集団就職。戦争が激しくなって、信州に流れて来て、義母と結婚したようです。兄弟は皆亡くなり、親戚付き合いもほとんどなく、主人は一人っ子義母の姉妹は、独身で施設に入居している上、引っ越しも多く、、、 私達家族のみの新盆 同じ時代を同じ年数生きて来たはずなのに、この差は寂しいだろなー? でもね、一人でこの地に来て、家族は五人に増えた。 多分後何年かしたら、きっともう少し賑やかになるはず‼️多分‼️だから、楽しみにしていて下さいね。 義父さん。私達は、皆んなおじいちゃんが大好き❤️だったよ❣️ #お盆 #盆提灯 #お供え #初めてのお盆 #あらぼん #家紋 #家紋アート#両親 #義父母#亡き母 #亡き両親

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新盆の時期やタイミング

新盆の時期も通常のお盆と同様に8月13日から4日間です。
関東地方など、地域によっては7月15日を中心に行います。

注意したいのは、故人が亡くなった時期によって新盆を行うタイミングが異なることです。
四十九日があけていないままお盆の時期になってしまった場合は、亡くなった翌年に新盆を執り行います。

タイミングを間違えてしまったり、新盆を行いそびれてしまったりすることがないように気を付けてくださいね。

「初盆」との違いは?

新盆と初盆は呼び方が異なるだけで意味は同じです。
これは、地域や家庭での使い方の違いによって生まれた差だといわれています。

NHKが1987年に農林水産通信員を対象に行った「ことばの地域差」では、「新盆(はつぼん)」という呼び方が全国的に多い傾向が見られました。
しかし、関東甲信越地方では「にいぼん」「あらぼん」「しんぼん」の呼称が浸透しています。

いずれの呼び方も「人が亡くなった後に初めて迎えるお盆」という意味には変わりがないので、地域の呼び方に合わせると良いでしょう。

どうやって新盆を迎えればいい?

通常のお盆よりも丁重に供養する必要がある新盆ですが、準備するものはある程度決まっています。
そのため、基本的なポイントを抑えておけば安心です。

ただし、地域や宗派、家庭によってやり方が異なる場合もあるので、新盆を行う前に親戚に確認しておくことをおすすめします。

ここでは、新盆を迎えるにあたって用意するものを簡単にご説明します。

精霊棚を飾る

精霊棚(しょうりょうだな)は、先祖の精霊(しょうりょう)を迎えるために用意する棚のことです。
盆棚(ぼんだな)とも呼びます。精霊は故人の魂のことを指し、新盆に限り「新仏(あらぼとけ)」と呼ぶこともあります。

地域や宗派によって精霊棚の作り方は異なりますが、位牌を中心に配置し、さまざまなお供えをする点は共通しています。
お供えは旬の果物や故人が好んでいたものを用意します。法要後のことを考慮すると、日持ちするものや、個包装のものが適しているでしょう。

住宅事情によって精霊棚を作るのが難しい場合は、神事で使用される「真菰(まこも)」のゴザを敷いてお供えをします。
スペースがない場合は、仏壇に直接お供え物をしても問題ありません。

精霊棚は、仏壇の脇や床の間、奥座敷、屋外など、地域や慣習に合わせた場所に設置します。

ちなみに、浄土真宗ではお盆は盛大に行うことはせず、精霊棚も用意しないため注意しましょう。
浄土真宗は仏壇のお供え物をいつもより多めにし、仏壇の前に盆提灯を飾るのが習わしです。
事前に、先祖代々のお墓がある菩提寺(ぼだいじ)の宗派を確認しておくことを推奨します。

僧侶を自宅に呼んで精霊棚の前で読経を上げてもらう

新盆では法要を行うので、僧侶を自宅に呼んで精霊棚あるいは仏壇の前で読経を上げてもらいます。
僧侶のすぐ後ろに施主、前から順に故人と血縁の濃い人が座ります。
施主から新盆の挨拶をした後、僧侶の読経、法話というのが一般的な流れです。

法要後、僧侶が退場される際に「お布施」「お車代」「御膳料」をお渡しします。
ただし、会食に僧侶が同席する場合は、「御膳料」は必要ありません。

その場合は、「お布施」と「お車代」を食事が終わってからお渡しします。
また、手渡しはマナー違反ですので、小さなお盆に乗せてお渡ししましょう。

家族以外の親戚、友人を招いて会食を行う

初盆の法要のあとの会食の有無は、家庭によってさまざまです。
会食を行う場合は、家族以外の親戚や故人と親しかった友人を招くのが一般的です。

昔はおはぎやカボチャの煮つけ、とうがん汁、茄子の味噌和えといった精進料理をふるまうのが主流でしたが、現在は幅広い世代に好まれる料理を出すようになりました。

ご遺族の代表は、食事の前に献杯の挨拶を、食後に閉会の挨拶を手短に述べます。
正式な年忌法要ではないとはいえ、親戚や故人の友人をおもてなしするためにも、挨拶の言葉を述べてメリハリをつけるといいでしょう。

新盆当日までに準備しておくべきこと

新盆当日までに準備しておくべきことは、以下の通りです。

・僧侶の予約
お盆の時期は僧侶も忙しいため、早めに予約を取っておきましょう。
また、法要後の会食に出席してもらえるかどうかも確認しておく必要があります。

・僧侶へのお礼
僧侶へのお礼には相場があります。早めに準備しておくと良いでしょう。
新盆の法要に対するお布施:3万円~5万円
お車代:5千円~1万円程度
御膳料(会食に出席されなかった場合):5千円~2万円程度

・会食の料理の手配
万が一のために、会食の料理は人数分より多く用意しておきましょう。
また、会食を行わない場合は、折詰の料理などを引き出物と一緒に渡せるように手配しておきます。

まとめ

ここまで、一般的な新盆の迎え方についてご紹介しました。
新盆は遺族だけでなく、故人にとっても初めて迎えるお盆ですので、法要を行って通常のお盆よりも丁重に供養しましょう。
新盆の迎え方は地域や宗派、家庭によっても異なるので、柔軟に対応してくださいね。
心を込めて供養すれば、故人もきっと喜ぶでしょう。

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