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日本国内で楽しめる世界のお祭り7選 総集編

2021/4/29
2021/4/28
日本国内で楽しめる世界のお祭り7選 総集編

2020年度は年度初から新型コロナウイルスの影響で大変な年となりましたが、皆様どのような1年間となったでしょうか。感染症対策含め健康管理など気を遣うことも多かったですが、色々と学びも多い1年となりました。新型コロナが無ければセミナー等は会場で座りながら聞くことが一般的でしたが、オンライン参加が急速に普及したので、散歩や他のことをしながら聴けたり、ライトな内容のものなら複数同時に参加することも出来るようになりました。海外のイベントにもアクセスしやすくなった部分もあったかと思います。今回は2020年度の総集編として、オンラインやオフラインで日本国内向けに開催された世界のお祭りを中心に特集いたします。

日韓交流おまつり

2019年の様子@日比谷公園

日韓交流おまつりは、2005年の「日韓友情の年」の主要事業として始められ毎年ソウルで開催されておりましたが、2009年からは毎年ソウルと東京にて開催されております。多くの韓国人と日本人が一つになって作り上げていく最大規模の日韓交流行事です。2020年は新型コロナウイルスの影響でオンライン開催でしたが。開催の様子はYoutubeにアーカイブされておりますのでご覧頂くことができます。

Latin Festa in Citabria Bay Park

11月28日に豊洲市場近くにあるCITABRIA BAYPARK grill & barで開催された「Latin Festa in Citabria Bay Park」に参加して参りました。特定の国の祭という訳ではありませんがラテン音楽やダンスを体験できるイベントです。この日は大変寒かったのですが、外国の方をはじめ、多くの人が楽しんでおりました。また、この一帯はとてもオシャレで、手ぶらでキャンプ気分のBBQが楽しめる場所もある等、おススメです。

第4回タイフードフェスティバル

11月28日に代々木公園で開催された「第4回タイフードフェスティバル」に参加して来ました。新型コロナの感染が再拡大フェーズに入った中での開催で大変だったかと思いますが、タイの踊りや味を楽しむことが出来ました。トムヤンクンラーメンが食べやすく良かったです。中には癖の強いものもあるので、屋台選びに注意しつつ、好みのタイ料理の開拓に適しているフェスと言えます。

フィエスタ・デ・エスパーニャ2020

11月22日に代々木公園で開催されたスペインのお祭り「フィエスタ・デ・エスパーニャ2020」に参加して参りました。音楽や料理が充実しておりましたが、この写真の大鍋のパエリアにはビックリしました。長蛇の列が出来ておりましたが、待機時間中も、楽しそうな演奏が聴こえて来るので退屈しなさそうでした。

ベトナムフェスティバル2020

11月7日に代々木公園で開催された「ベトナムフェスティバル2020~ベトナム・アジアの心~」に参加して参りました。この頃は新型コロナの影響も比較的落ち着いている状況でしたので、感染症対策をしっかり行った上で多くの人がベトナム屋台や音楽等を楽しんでいました。ベトナムの獅子舞等もありました。

ヨーロッパ文芸フェスティバル

引用:https://eumag.jp/event/g112720-2/

11月20日~27日にオンラインで開催され、注目のヨーロッパ人作家や作品を紹介する「ヨーロッパ文芸フェスティバル」に参加しました。ヨーロッパ各国の作家や翻訳者が日本人と共に朗読やレクチャー、対談、パネルディスカッションに参加して、その作品の魅力を紹介するものでした。ベルギーのディミトリー・ピオによる『サラリーマン』と言う作品が意味深で面白かったです。

テイスト・オブ・アメリカ2020

11月13日~26日まで開催された「テイスト・オブ・アメリカ」。都内でアメリカ料理を提供するレストラン、ケータリング店、スーパーマーケットなど、60店舗以上が参加し、ステーキやハンバーガーなどのアメリカ料理から、ラーメン、タイ料理、フランス惣菜など、多彩なジャンルでアメリカ食材を使用した限定メニューを楽しむことができるフードイベントです。アメリカ食材の魅力を日本に紹介して今年で10周年とのことで、紹介ページには美味しそうな料理が沢山並んでおりました。ライターはテイスト・オブ・アメリカで特集されていたスーパーマーケット「ナショナル麻布」に行きました。スーパーですが外国映画の日本語版制作で知られる株式会社東北新社のグループ会社でありユニークな感じです。

BRITISH FAIR 2020 Timeless U.K.

11月1日~12月31日まで都内8つのプリンスホテルで開催された「BRITISH FAIR 2020 Timeless U.K.」。
007シリーズのジェームズ・ボンドの世界観を表現したディナー、株式会社プリンスホテルがロンドンで展開する「The Prince Akatoki London」で提供される英国伝統メニューを楽しめるランチコース、英国カルチャーを学ぶことができるセミナー&トークショーなどを通じて、「英国を代表する食品や文化を通じて“英国ヴァーチャルトリップ”を体感」できるイベントです。

ライター自身も参加したいと思っておりましたが、新型コロナに感染してしまったため、メインのイベントには参加出来ませんでした。特にザ・プリンスパークタワーで開催されていたアンティークラウンジに行ってみたかったのですが12月25日で期間終了となってしまい残念でした。東京ガーデンテラス紀尾井町で12月31日に、未だやっていた催しに参加することが出来、お洒落な雰囲気を楽しむことが出来ました。

思い出される伝説の『世界都市博覧会』

引用:http://romanflight.web.fc2.com/Toshihaku.html

今の若い方はご存知ないかと思いますが、実はかつて「世界都市博覧会」と言う東京の一大イベントが企画され、開催の手前まで行ったことがありました。お台場や東京ビックサイト等の湾岸開発・臨海副都心を内外にアピールするため、事業費3兆9.000億円以上が投じられたイベントでしたが、バブル崩壊の煽りを受け、計画の見直し等が行われ、最終的には中止となりました。その中止の影響で、関係各所の莫大な工事費を減免するため築地の豊洲移転構想が生まれたという説もあり、中止の負の遺産が今も色濃く臨海副都心エリアに残っています。

■ 幻の「’96」世界都市博」を追う旅
https://dailyportalz.jp/kiji/maboroshi-sekai_toshi_haku_96

東京2020オリンピックでかつての負の遺産を回収しようとしているようにも見られますが、新型コロナの感染拡大の影響から東京2020大会は1年延期となり、2021年に開催予定となりました。しかし収まらぬ新型コロナの影響のため、規模縮小で当初の経済効果も見込めず、歴史は繰り返すかのように中止を求める声も一定以上上がっています。過去の世界都市博覧会中止の顛末を見る限り、中止としてもアスリートの戦う機会が失われ、その後の負の遺産の活用も大変、但し実施しても定点的な盛り上がりや当初の経済効果を見込めない部分もあるようにも思われ、一工夫も二工夫も必要となりそうです。

■ 世界都市博覧会 中止の顛末
https://www.nomurakougei.co.jp/expo/exposition/detail?e_code=1637

個人的には統合型IRとか、地方活性化とか、盛り上がりそうなものを全部モリモリとぶち込んで、世界都市博覧会をもう一回やったらどうかと思う次第でありますが、負の遺産を全回収しながら、世界中が参加して楽しめるお祭りをポスト東京2020で出来れば楽しそうだなと思います。2024年のパリ五輪、2025年の大阪・関西万博も楽しみです。

以上、2020年度の総集編として執筆しましたが、色々と盛り沢山の内容となりました。2021年度は新型コロナの影響力が弱くなり、皆様が今まで以上の生活を取り戻せますようお祈り申し上げます。また何処かのお祭りでお会い出来ることを楽しみにしております。

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