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オマツリジャパンが選ぶ2018年のお祭り総集編!喧嘩祭り編

2018/12/30
2020/6/6
オマツリジャパンが選ぶ2018年のお祭り総集編!喧嘩祭り編

2018年、オマツリジャパンのスタッフが勝手に選ぶお祭り総集編!今回は日本全国のお祭りを見てきたオマツリジャパンが最も「激しい」と思ったものの中から5つのお祭りをピックアップしてご紹介します!

●「喧嘩祭り」とは
「喧嘩祭り」とは、日本の祭りの中でも山車や神輿、曳山などでぶつかり合うように行なう祭りの総称です。喧嘩をしているように見えるほどの激しさからそう呼ばれています。この「喧嘩祭り」は、日本各地にありますが、その中でも特に有名なものや、スケールの大きなお祭りなどをここではご紹介します。

1.松山秋祭り

「松山秋祭り」は、愛媛県松山市で毎年10月5日から7日にかけて行われる秋祭り。こちらの歴史は江戸時代ごろからとされています。

こちらのお祭りは、五穀豊穣や家内安全、商売繁盛などを願った秋祭りです。この「松山秋祭り」の最大の見どころと言えば、「鉢合わせ」。

鉢合わせとは、「モテコイ モテコイ」の掛け声の掛け合いの後、神輿同士をぶつけることです。

神輿同士が非常に強くぶつかるため、神輿振りの究極のかたちとされています。ちなみにこの神輿のぶつけ方は、神社により異なるそうです。

2.灘の喧嘩まつり

灘のけんか祭り

「灘の喧嘩まつり」とは、毎年10月14日と15日に開催されている兵庫県姫路市の秋季例大祭です。

また、姫路市と兵庫県の重要無形民俗文化財に指定されているだけでなく、旧松原村の獅子屋台の太鼓の音は、「日本の音風景100選」にも選ばれています。

このお祭りの見どころは神事にあります。神事を行なう当日の早朝、担ぎ手の男性たちは、海に入って海水で心身を清める「潮かき」を行ないますが、その後裸一貫で神輿を担ぎます。

神様が移った三基の神輿が、練り番の村から拝殿から練りだされます。そして、神輿はぶつかり合います。

またその後、神輿や屋台は御旅山へと向かいますが、その山麓の広畠でも、神輿のぶつけ合いや屋台の練り合わせが繰り広げられます。

灘の喧嘩祭りの屋台も新居浜の太鼓台のように非常に絢爛豪華。新居浜の太鼓台と趣は異なりますが、まばゆいばかりの金糸が喧嘩祭りに華を添えています。

3.脇岬祇園祭り

長崎の奇祭「脇岬祇園祭り」をご存じでしょうか?こちらのお祭りが奇祭と言われるのには、ちゃんとした理由があります。

それは、今までご紹介した「喧嘩祭り」とは全く異なり、本当に殴り合いの喧嘩をするお祭りだから。しかもこの脇岬祇園祭りは、江戸時代から続いている歴史あるお祭りというのことですから本当に驚きです。

祭りは8月の第1土曜日と日曜日の計2日間に渡って繰り広げられますが、喧嘩祭りが行なわれるのは、2日目になります。

神輿行列を終え、神社に神輿を納めた後、翌年の祭りの当番町へ引き継ぐ儀式が行なわれるのですが、その儀式を行なう前の神輿を収めた後と引き継ぎを行なう儀式のときに、行なわれるようです。
しかもこの喧嘩のルールはただ一つ、「石や棒などの武器を使わない」こと。

ただ喧嘩の後は、みんなで美味しく酒を飲み交わし、悔恨なしとのことですからさっぱりしていていいですね。

4.福野夜高祭

「福野夜高祭」は、富山県南砺市福野地域で毎年5月1日から3日に行なわれる、江戸時代中期より続く春季祭礼です。

このお祭りの見どころは「引き合い(けんか行燈)」になります。

福野の引き合いの特徴は、「狭い道路ですれ違いざまに行燈の上に登った多くの若衆たちが手や足を使って、直接、相手の行燈を壊し合う」ことです。

もう少し詳しくご紹介すると、酒を酌み交わした若衆たちは、福野夜高節を歌い、夜高太鼓を打ち鳴らし、「よいやさ、よいやさ」という威勢のいい掛け声のもと、自町の行燈に上り準備を始めます。

各町の世話人が自町に戻ると、お互いの行燈の山車、吊り物の骨組みである木枠、竹枠、和紙を直接手や足で蹴ったり、破ったり、引きちぎったりして壊します。

こちらの喧嘩祭りも、血気盛んな若者たちが行燈を壊していく様は、ある種異様な熱気と共に、非日常的な興奮を感じることができるのではないでしょうか。

※2020年5月19日 編集部にて更新

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