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【愛染まつり】って知ってる?絶対に見逃せない日本最古の夏祭りを徹底解説しちゃいます♩

更新日:2023/6/22 佐藤 玄主
【愛染まつり】って知ってる?絶対に見逃せない日本最古の夏祭りを徹底解説しちゃいます♩

 

愛染祭りは大阪三大祭りのひとつに数えられるお祭りです。大阪市天王寺区、地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘」駅近くの勝鬘院愛染堂(愛染さん)にて行われ、浴衣を着ての参加者が多いことから別名「浴衣まつり」とも呼ばれています。

愛染まつりのルーツは一体・・・?

ルーツはなんと、あの聖徳太子なんだそうです。

約1400年前、聖徳太子が当時の摂政の座に就いた頃に始まったと言われています。

昔は必ずといっていいほど、夏に疫病が流行ったので、夏に負けないように、
つまり病気にかからないようにとの願いを込めて、初日の6月30日には
四天王寺管長猊下と一山高徳僧侶が集まり、厄除け開運を祈る「名越しの祓え大法要」が厳修されます。
6月30日といえば日本各地の神社では茅の輪がお目見えし、夏越しの大祓えが行われる中で、
数少ない寺院僧侶による法要は神仏習合の名残りであります。

引用元:http://www.aizendo.com/festival.htm

解説すると、当時は夏になると食物が腐敗し、今でいう食中毒になる人がいたり、疫病が流行したりと大変な出来事が続いていました。その悲しい出来事から地域住民を救いたいという無病息災の願いを込めてお祭りが行われるようになったということです。

 

つまり、「苦しみや悲しみに見舞われる方々を助けたい」という意味を込めて、聖徳太子が開いた日本最古の夏祭りなんです!

 

愛染娘?! 美女のパラダイスやんっ

愛染娘は誰もがなれるわけではなく、応募して、採用されるまで様々なプロセスがあるのです。

お祭りの二日目にはミス愛染娘コンテストがあります!

お祭りの関係者や参加者の前で愛染娘たちは一発芸(けっしておもしろいことをするだけではない)を披露して、ナンバーワンを決定するのです。

 

そう、このお祭りには毎年大勢の浴衣をきた女性が集まるのです!

実は別名で「浴衣まつり」とも呼ばれているんです!

 

カップルの皆様、いかがですか?

彼女の浴衣姿見たくないですか?彼氏さんに可愛い浴衣姿を見せたくないですか?

 

うん、素直に見たい★爆笑

 

すみません、ついつい本音が出ちゃいました♩

愛染娘が乗る「宝恵駕籠」も見逃せない!!!!

「愛染さんじゃ〜!ほっえっかっごっ〜!」

「べっぴんさんじゃ〜!ほっえっかっごっ〜!」

「商売繁盛っ!ほっえっかっごっ〜!」

このような威勢の良い掛け声とともに、浴衣姿の愛染娘を乗せた宝恵駕籠(ほえかご)が谷町筋を進みます。

これが何と言っても見逃せないんですっ!

宝恵駕籠(ほえかご)とは、西日本の神社周辺で行われる駕籠(かご)の行列。「宝恵駕」とも表記される。

引用元:http://www.worldfolksong.com/calendar/japan/hoekago.html

 

単なるコンパニオンが乗ったカゴではないのだ!

 

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愛染さんじゃ、ほぉ・えっ・かぁ~・ごっ♪ 別嬪さんじゃ、ほぉ・えっ・かぁ~・ごっ♪ 商売繁盛、ほぉ・えっ・かぁ~・ごっ♪ 大阪三大夏祭りの一つで、関西で最も早い夏祭りとして知られる「愛染まつり」について、愛染堂勝鬘院は先月、今夏から規模を大幅に縮小すると発表した。若者らが騒いで近隣の迷惑になっているためといい、露店の出店を取りやめるほか、谷町筋を北上する恒例の「宝恵かご行列」は境内でのみ実施する。 終電がなくなる深夜まで若者らが最寄り駅や歩道にたむろ。参拝客らに見せつけるように、谷町筋に暴走族が集まるのも恒例になってしまっていた。 過去には花火を行う集団や、道路でキャッチボールをする人まで。祭りの実行委員会メンバーの男性は「昔と違い、愛染祭の雰囲気がおかしくなっている。暴れている若者たちは境内すら訪れず、周囲で騒いでいるだけの人も多い」と憤る。 本当に残念です。この件で京都人は大阪人を笑ってかもですが、公衆に迷惑をかける若者は今では何処でも普通でしょう – 京大大学院生は交差点でこたつを置いて座り込み… (撮影2016.06.30) Aizen Matsuri 愛染祭 ranks among the top 3 summer festivals in Osaka, alongside 住吉祭 and 天神祭. It has been announced that the festivities will be scaled down this year due to persistent issues such as litter strewn on the streets, and young people being a public nuisance late at night to the extent of being labelled as 暴走族. The palanquin parade and selection of 愛染娘 have been cancelled and all festivites kept within the temple grounds. For more information on Aizen Matsuri, check out my travel blog (link in profile) #愛染娘 #愛染まつり#愛染まつり2016 #愛染祭 #大阪 #大阪観光 #天王寺区 #谷町筋 #日本観光 #祭 #祭り #夏まつり#karaksanavi #osaka #osakajapan #osaka🇯🇵 #instagramjapan #instagramjp #japan_of_insta #japantravel #japantrip #japaneseculture #japantravelphoto #explorejapan #explorejpn

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この愛染まつりの宝恵かごの名前の由来は、
江戸時代の年号「宝永(ほうえい)」からきてるそうで、
「愛染まつり」の宝恵かごパレードは、
この宝永年間に芸妓(芸者さん)が駕籠に乗って
愛染堂にお参りに来たのを再現してはるそです。
そして十数年前までは愛染娘の皆さんではなく、
実際に北新地や今里の芸者さん達が、
宝恵かごに乗ってパレードをしていたそうですねん。

引用元:http://blog.kaneyosi.jp/tag/%E6%84%9B%E6%9F%93%E7%A5%AD%E3%82%8A

 

宝恵駕籠の起源は江戸時代までさかのぼるといわれています。

女性たちが社寺仏閣にお参りする際に開催した駕籠行列に由来するということです!

大阪にある今宮戎神社への駕籠行列が起源だとする説が濃厚のようです。

 

つまり・・・

単に美女コンパニオンが乗るカゴではないんです!

 

今宮戎神社の宝恵駕籠に関するページもあります→http://soemon-cho.com/feature/newspring1/

 

さあ、愛染まつりのトリコになってきたでしょうみなさん♡(笑)

SNSでは愛染まつり関係投稿が!

 

 

超特製ご朱印の授与!!小学1年生の頃から御朱印集めが趣味の僕は絶対ゲットしたいと思います!

過去にはこんな悲しいニュースも・・・

大阪三大夏祭りの一つ「愛染まつり」を主催する四天王寺別院・愛染堂勝鬘院(大阪市天王寺区)は8日、今年から規模を縮小し、露店の営業を中止すると発表した。ごみの投棄など客の迷惑行為に対して近隣住民から苦情が相次ぎ、警察も改善策を求めていた。

同院によると、今後数年間は露店の出店を中止。「宝恵(ほえ)かご」に乗って祭りを宣伝する「愛染娘」の募集も取りやめるほか、かごが市内を練り歩く恒例のパレードも行わない。

引用元:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30230460Y8A500C1AC8000/

 

愛染まつりの公式ホームページにもこのように書かれています。

露店(縁日屋台)は、昨年に引き続き1店舗も出店いたしません。
お守り・おみくじの授与といった、授与品はございます。

初日の宝恵駕籠パレードは実施いたしません。
境内のみでお披露目程度の練り歩き・駕籠上げは検討中です。

愛染娘・愛染女組の募集は行いません。
境内中央(花売舞台)や演芸舞台での娘による盛上げ要素はありません。

演芸大会はございません。
夕刻より境内奥の禅堂で行っていました演芸大会も予定していません。

(例年通り開催する事)
秘仏本尊(愛染明王・大日大勝金剛尊)のご開帳
初日の四天王寺による法要「夏越の大祓え大法要」
摂州地車囃子かずらによる祭囃子の奉納
境内での宝恵駕籠の常時ディスプレイ(写メ スポット)

引用元:http://www.aizendo.com/festival.htm

ん〜〜〜〜

 

しかし、SNSを見てみると…

 

「逆にいい感じ」

「静かで風情がある」

「違った感じでイイ!」

 

などといった意外と好評なコメントが(笑)

確かにそう言われると・・・

 

イイかも!(爆笑)

 

ただ、僕は以前の愛染まつりに参加したことがないので・・・

やはり、長年このお祭りに参加する地元住民の方々は少し寂しいのではないのでしょうか?

今年も露店が出店されないとHPに掲載されています。

しかし、どのようなお祭りであっても、参加者の皆様の楽しみ方次第で変わると思います!

 

某有名番組風に言うのであれば・・・

「楽しむか、楽しまないかはあなた次第です!」

 

調べを進めると・・・

来年、部分的に再開されるという情報がありました!

今後全ての行事が復活するために求められることはなんでしょうか?

参加者側のルール厳守

基本中の基本ですが・・・

参加者はお祭り側が設定しているルールを守りましょう!

特に、ポイ捨てや騒音、ケンカなどはちょっとした意識で防ぐことが可能だと思います。

お祭りに来てテンションが上がる気持ちはよくわかります(僕の過去の経験・・・)

しかし、お祭りをさらに楽しむにはルールを守るのは基本です!

参加者で協力して楽しいお祭りを実現させましょう。

 

お祭りは運営側が作るのではなく、参加する方も一緒に作っていくのです!

皆さんの協力が今後のお祭りの発展に繋がることは間違いありません!!

2019年愛染まつりの情報

2019年は6月30日、7月1日、7月2日の三日間の日程で愛染祭りが執り行われます!

開催される場所は愛染堂勝鬘院(あいぜんどうしょうまんいん)です!

開館は9時~16時半で年中無休です。
拝観料は無料です。

境内には豊臣秀吉が再建した桃山時代の
多宝塔(国の重要文化財)のほか、
飲むと愛が叶うといわれる「愛染めの霊水」
などがあり女性にも人気のスポットになっています。

このお祭りに関するお問い合わせ

愛染堂勝鬘院(あいぜんどう しょうまんいん)
〒543-0075 大阪府大阪市天王寺区夕陽丘町5-36  TEL 06-6779-5800

公式HP:http://www.aizendo.com/

 

さあ、今年の夏は家族みんなで

愛染まつりへレッツラゴー!!!

祭り開催情報

名称 愛染まつり
開催場所 大阪府大阪市天王寺区夕陽ヶ丘町5-36
愛染堂
開催日 2023年6月30日(金)、2023年7月1日(土)、2023年7月2日(日)
毎年6月30日~7月2日
主催者 愛染堂
アクセス 地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」5番出口から徒歩2分
関連サイト http://www.aizendo.com/festival.htm
この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
オマツリジャパンの佐藤玄主です!
2018年の西宮神社の福男を獲得しました〜!

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