千葉・栄町の大鷲神社が舞台のお祭り
千葉県栄町の安食(あじき)地区。太平洋沿いの銚子と江戸、また近隣の成田等を結ぶ交通の要所として発展してきた町です。今回のお祭り「安食酉の市」の舞台「大鷲神社」の前には現在でも歴史ある街並みが残っています。
大鷲神社は「おおわし じんじゃ」と読みます。「おおとり」と呼ぶことが多い中、こちらは珍しいですね!
熊手が並ぶ!
大鷲神社の鳥居をくぐると熊手を売る露店が立ち並んでいます!
毎年12月の酉の日に合わせ行われている、安食酉の市。今年は12月5日から8日の4日間で開催されています。都内はじめ他の地域の酉の市は11月に開催されることが多い中、安食では12月の実施。そのため、関東で最も遅い酉の市とも言われています!
大きな熊手もありました!
食べ物を売る露店も出ています!
立派なご神体
熊手を見た後は、お参りも行いましょう。小高い丘の上に社殿があります。
立派な社殿がありました!奥の本殿は、1831年(天保2年)に建てられたものと伝わっているそうです。
さて、立派なご神体があるのは大鷲神社の社殿ではなく、末社の「魂生大明神(こんせい だいみょうじん)」です!
ありました、立派なご神体!でかい!
説明によると、高さ2.5m・周囲2.3mの石造りで、日本一の大きさなんだとか。これはご利益をいただけそうですね!五穀豊穣、縁結び、子授け、安産、夫婦和合の神様です。
境内には「子授けの大樹」、「縁結び合体椎の木」もあるのでチェックしてみてください!
名物・子孫繁栄の飴
ご神体を拝んだ後は、大鷲神社の社務所へ行きましょう。名物の「子孫繁栄の飴」が手に入ります!
虹色の飴は、酉の市限定カラー。黒光りしている飴が通常のものとのことです。黒光りの方は黒砂糖でできているので、料理する時に溶かして使うとご利益を食べていただけるよと、社務所の方からのアドバイスも。
そしてこの飴を覆っている紙にも仕掛けが!中央をじゃばらに折りたたむことで、ご利益をさらにいただける真の姿が見れるとか…?ぜひ子孫繁栄の飴を手に入れて、トライしてみてください!
大鷲神社へのアクセス
安食酉の市が行われている大鷲神社へは、JR成田線の安食駅からが近いです。駅から徒歩10分程で大鷲神社へたどり着くことができます。
令和2年の安食酉の市の速報レポートでした!今年は感染症対策で規模を縮小しての開催となりました。感染症が落ち着いたあかつきには例年開催されている、少子化克服なべまつり、いっさいがっさいフェスティバル、魂生大明神の曳き廻し等も合わせてお楽しみください!