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「赤穂義士祭」元禄時代の赤穂や忠臣蔵の世界を趣向が凝らされたジオラマで再現

「赤穂義士祭」元禄時代の赤穂や忠臣蔵の世界を趣向が凝らされたジオラマで再現

「忠臣蔵」の世界が市内に溢れる「赤穂義士祭」後半のプログラム

赤穂義士祭は、元禄年間に赤穂の義士が本懐を遂げた12月14日に毎年、赤穂市で開催されています。前半には祭気分を盛り上げるサークルによるパレードが行われます。後半は「忠臣蔵」の世界が市内に溢れます。2019年の後半には、「大名行列」、「東映剣会殺陣」、「義士娘人力道中」、「子供大名行列」、「子供義士行列」、「義士伝行列」、「忠臣蔵名場面の山車」、そしてフィナーレに「義士行列」が行われました。

赤穂義士祭2019のプログラム

大名行列

赤穂事件が起こる前は、赤穂藩も江戸まで大名行列を行っていたことでしょう。侍、姫君、若君、長持ち運び、槍持ち、腰元、駕籠などの長い行列が、赤穂城の大手門を出て市内を練り歩きます。長持運びや槍持ちなどの奴は、「奴振り」と呼ばれる独特なステップを踏みながら前に進む様子が特徴的です。駕籠の担ぎ手は、駕籠が揺れないように4人の呼吸をぴたりと合わせています。さらに見逃せないのが、槍持ちのパーフォーマンスです。数メートル歩く度に前後の槍持ちが、ユニークな仕草で毛槍の投げ渡しを行います。

赤穂城の大手門を出た大名行列の先頭

赤穂城の大手門を出た大名行列の先頭

大名行列の中で「奴振り」のステップを踏む長持運び

大名行列の中の腰元

大名行列の中の姫君と若君

姫君と若君の後ろでぴたりと呼吸を合わせる駕籠担ぎ

姫君と若君の後ろでぴたりと呼吸を合わせる駕籠担ぎ

槍持ちの毛槍の投げ渡しのパーフォーマンス

槍持ちの毛槍の投げ渡しのパーフォーマンス

槍持ちの毛槍の投げ渡しのパーフォーマンス

槍持ちの毛槍の投げ渡しのパーフォーマンス

東映剣会殺陣

江戸までの長い道中を大名行列で往復した赤穂藩は、元禄14年の赤穂事件で改易となりました。それまで筆頭家老を務めていた大石内蔵助は翌年に吉良邸に討入り、主君の仇討の本懐を遂げたのです。このときの様子が、赤穂義士祭で再現されます。日頃、映画やドラマの殺陣のシーンに登場する東映剣会が迫真の演技を見せてくれます。

吉良邸討入りの様子を再現する「東映剣会殺陣」

吉良邸討入りの様子を再現する「東映剣会殺陣」

吉良邸討入りの様子を再現する「東映剣会殺陣」

義士娘人力道中

時は元禄から明治、令和にタイムスリップします。令和元年に赤穂市の観光キャンペーンガールに選ばれた赤穂義士娘が、人力車に乗ってお披露目をします。

人力車に乗ってお披露目をする赤穂義士娘

子供大名行列、子供義士行列

赤穂義士娘が会場を彩った後の主役は子ども達です。体の大きさは小さいものの、衣装や動作は大人と全く変わりません。「子供大名行列」での駕籠は揺れることなく進み、「奴振り」、「毛槍の投げ渡し」も見事にやってのけます。「子供義士行列」では、陣太鼓に合わせ47名の義士が、列を乱すことなくまっすぐに進みます。

子供大名行列

子供大名行列

子供大名行列

子供義士行列

子供義士行列

義士伝列

未来を担う子ども達の頼もしい姿を見た後、舞台は忠臣蔵の世界に転じられます。「義士伝列」では忠臣蔵の登場人物が、シンボリックなコスチュームで列をなします。2019年の配役を列記します。
1組目:堪平の忠義を助けるため旅立つ「お軽」、きよが思いを寄せる赤穂浪士「磯貝十郎左衛門」、浅野家に仕える奥女中「きよ」
2組目:赤穂義士を生む「山鹿素行」、播磨赤穂藩主「浅野内匠頭」、浅野内匠頭夫人「瑤泉院」
3組目:内蔵助の大願成就のため実家に帰る「理玖」、敵を欺く浮太夫「大石内蔵助」、風雲の赤穂城「不破数右衛門」
4組目:二刀流を振う「清水一学」、源蔵徳利の別れ「赤植源蔵」、大石山科の別れ「大石主税」

「義士伝列」で配役を紹介するボード

「義士伝列」の1組目:お軽、磯貝十郎左衛門、きよ

「義士伝列」の2組目:山鹿素行、浅野内匠頭、瑤泉院

「義士伝列」の3組目:理玖、大石内蔵助、不破数右衛門

「義士伝列」の4組目:清水一学、赤植源蔵、大石主税

忠臣蔵名場面の山車

忠臣蔵の登場人物が紹介された後は、忠臣蔵の名場面が山車の上に描かれます。詳細については同サイトの【「赤穂義士祭」100年を超えて開催され続ける祭の歴史的背景を元禄絵巻で物語る「忠臣蔵名場面の山車」】で紹介しております。

忠臣蔵名場面の山車のパレード

「忠臣蔵名場面の山車」の第1場「殿中刃傷の場」

「忠臣蔵名場面の山車」の第7場「討入りの場」

参考URL:https://omatsurijapan.com/blog/ako-gishisai-1/

義士行列

そしてフィナーレを飾るのは、「義士行列」です。元禄15年12月14日に主君の仇討ちの本懐を遂げた赤穂の47名の義士が、「一打ち、二打ち、三流れ」の山鹿流陣太鼓の音に合わせて、赤穂城から中央通りを前進し、本部会場に向かいます。最後に義士達が本懐を遂げた勝鬨をあげ終了となります。2019年の義士祭では俳優の高橋英樹さんが大石内蔵助役を演じられました。

赤穂城大手門を出る「義士行列」

赤穂城大手門を出る「義士行列」

赤穂城大手門前を歩く「義士行列」

赤穂城大手門前を歩く「義士行列」

中央通りを進む「義士行列」

中央通りを進む「義士行列」

義士祭の最後に勝鬨をあげる「義士行列」

赤穂義士祭は毎年、赤穂の義士が本懐を遂げた12月14日に行われています。祭の後半には、元禄時代の赤穂事件を題材とする「忠臣蔵」の世界が赤穂市内に染み渡ります。

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obaq

obaq

2010年より旅行系のフリーライターとして各種メディアで記事の執筆を行っております。「おまつり」には各々の地域の歴史や伝統、文化が凝縮しています。関東地方で開催されている「おまつり」を中心に、その魅力を紹介して参ります。
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