Now Loading...

あんず飴とは?あんず飴の作り方や食べ方、最新のかわいいあんず飴を紹介

あんず飴とは?あんず飴の作り方や食べ方、最新のかわいいあんず飴を紹介

日本の夏の風物詩と言えば縁日ですよね。「縁日」という言葉からは、花火大会・金魚すくい・わたあめなど多くの言葉や情景が連想されます。関東の人にとっては、多くの場合その中に「あんず飴」が入るでしょう。縁日の入り口付近に近づくと、甘酸っぱいあんず飴を舐めながら屋台の間を歩いていた記憶が蘇ってきませんか?しかし、関東以外の人は「あんず飴」という言葉も聞いたことがないかもしれません。

この記事では、関東の縁日に欠かせないあんず飴について解説するとともに、最新のあんず飴についても紹介していきます。

今年も縁日気分を楽しみたい方に!

オマツリジャパンでは、お祭り縁日プランとお祭り屋台プランの2種類のプランで手軽にお祭りセットを販売中です。お祭り縁日プランには射的やスーパーボールすくい・輪投げなど、縁日気分を楽しめるアイテムが盛りだくさん!この夏にお祭りに行くことができなくても、自宅でお祭りの雰囲気を手軽に味わってみてはいかがでしょうか。

お祭り縁日プラン(デラックス)
https://omatsurishop.thebase.in/items/47055613

お祭り縁日プラン(ノーマル)
https://omatsurishop.thebase.in/items/46495409

あんず飴とは

あんず飴とは、果物を水飴でコーティングしたお菓子です。東京で生まれたお菓子ですが、暑さに弱いため西日本では広まらず、ほぼ関東の縁日でのみ食べられるお菓子になっています。店主とのじゃんけんに勝ったりゲームで当たったりするとおまけでいくつか多くもらえるため、関東では子どもの頃に縁日であんず飴を楽しみにしていた人も多いでしょう。ここでは、水飴の冷たさと懐かしい暖かさを同時に感じられる、あんず飴の概要を紹介します。

発祥は東京下町

あんず飴は東京の下町で生まれたお菓子で、そこから関東を中心に広まりました。水飴を使う関係上気温が高いとすぐに溶けてしまいます。そのため、関東よりも気温が高い西日本などでは広まらず、現在でもほぼ関東のローカルフードとして親しまれています。
関西の屋台では、主にりんご飴が主流です。りんご飴はりんごを砂糖水でコーティングしたべっこう飴のため、水飴と比べて暑さに強いようです。

あんず飴の正体

あんず飴は果物をシロップや酢に漬けて、水飴でコーティングして棒を挿したものです。水飴が溶けないように氷に載せて売られており、モナカの皿に載せて提供されます。「あんず」という名前ですが、実際に果物のアンズを使うことはあまりなく、多くの場合はスモモやミカンが使われています。近年ではパイナップルやイチゴを使う場合もあるようです。

あんず飴とじゃんけん

あんず飴を買った屋台の店主とじゃんけんをして、勝てば2~3本ほどおまけしてもらえます。場所によってはじゃんけんでなく、ピンボールなどのゲームで当たりが出た場合におまけとしてあんず飴をゲットできるようです。あんず飴は、じゃんけんやゲームでのワクワク感と、サービスしてもらえた時のお得感を味わえる、楽しい演出が醍醐味です。

あんず飴の上手な食べ方は?

あんず飴を食べるとき、手や口が水飴でベタベタになってしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。あんず飴を上手に食べるには工夫が必要です。

あんず飴の大きさは果物一つ分の一口サイズですが、一気に噛んではいけません。水飴がたっぷりついているため、まとめて口に入れると歯や上あごに水飴がくっついてしまいます。少しずつ舐めながら食べましょう。

あんず飴はモナカを皿にして提供されます。このモナカはあまり大きくないため、食べる際には落とさないように気をつけましょう。水飴は徐々に溶けてきて垂れるうえ、中にある果物が落ちる可能性もあるため、注意が必要です。

デコる!盛る!トッピングがすごい最新のあんず飴

昔から縁日の定番お菓子として人気があるあんず飴ですが、最近では時代に合わせて豪華なバージョンアップを遂げています。こんぺいとうやマシュマロなどをトッピングしたり水飴に色を付けたり、見ているだけで楽しい美しさを持ったあんず飴が増えてきました。青い水飴と魚型のこんぺいとうで海を表現したり、マシュマロで作った雪だるまを水飴に浸からせたり、暑い縁日の会場でも涼しくなれそうな見た目のあんず飴もあります。

美しくもかわいらしい見た目のあんず飴は写真映りもよく、縁日の定番の中でもSNS映えする人気メニューです。
あんず飴にモナカの皿を付けるシステムも比較的新しいものですが、最近ではモナカの代わりにアイスクリームのコーンを使うこともあります。皿用のモナカを卸す問屋の減少が原因の一端にあるようですが、現代ではモナカよりもアイスクリームの方が広く食べられるため、これも時代の変化と言えるかもしれません。

この投稿をInstagramで見る

. .

yocco(@i_yoccco)がシェアした投稿 –

あんず飴を自宅で作ってお祭り気分!

2020年は新型コロナウィルスの流行により、全国各地でおまつりの開催が中止されています。そのため、今年は縁日で定番のあんず飴も食べられない可能性があります。
しかし、あんず飴は非常に簡単に作れるため、自分で作って少しでもおまつり気分を味わうことが可能です。一口サイズの果物に水飴を絡めて氷に載せて固めるだけなので、家庭でも材料を調達してすぐに作成できます。自作したあんず飴を食べながら花火の動画を観るなど、自宅にいながらおまつりの気分を楽しむこともできるでしょう。

まとめ

関東の縁日で定番のあんず飴について紹介しました。果物を水飴で包んだあんず飴は、甘酸っぱさと冷たさを楽しむことができる美味しいお菓子です。縁日が日本文化の1つであるように、縁日の大事な要素であるあんず飴も1つの文化といえます。自宅でも比較的簡単に作れるので、自宅で作って縁日気分を楽しんでみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
オマツリジャパン編集部からは全国のおすすめのお祭りの情報を発信していきます

オマツリジャパン オフィシャルSNS

あわせて読みたい記事