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朝倉の梯子獅子、約9mの木製やぐら上で行われる獅子舞がアクロバットで圧巻のお祭り!

2019/11/28
2019/11/28
朝倉の梯子獅子、約9mの木製やぐら上で行われる獅子舞がアクロバットで圧巻のお祭り!

愛知県指定無形民俗文化財

愛知県知多市朝倉、こちらにある牟山神社(むさんじんじゃ)が今回紹介するお祭り「朝倉の梯子獅子」の舞台です。最寄りの名鉄常滑線朝倉駅の改札を出ると、大きな垂れ幕がかかっていました!

朝倉の梯子獅子は垂れ幕にあるように、愛知県指定無形民俗文化財に指定されているお祭りです!なにやらイラストも描かれていますが、見るのが楽しみです!

会場の牟山神社へ

朝倉駅から徒歩3分の距離にある牟山神社へやってきました。朝倉の梯子獅子は10月第一土曜日に試楽(しがく)、翌日の日曜日に本楽(ほんがく)が行われ複数回にわたって梯子獅子が実施されます。私は本楽のラストの回(今年は10月6日19時)へ訪問しました!

こちらは梯子獅子の登場を待つやぐらの様子です!

牟山神社の境内を見渡すと、朝倉の梯子獅子の説明書きがありました。猪の供養や五穀豊穣の意味合いがあるお祭りなのですね!

さらに詳しくイラスト付きでパフォーマンスの様子が説明されています!わかりやすく丁寧!

そして梯子獅子を演じるパフォーマーの皆さんが張り出されていました!梯子獅子は二人一組で行われますが、複数の組み合わせがあり、二回連続で登場する方までいます!

こちらが梯子獅子を奉納するパフォーマーの皆さんです。挨拶から気合が入っていて、観客席からの声援が盛り上がっています!

9mのやぐらを駆け上がる獅子

令和元年最後の本楽がはじまる19時を迎えました!まずはやぐらのお清めを行います。

若い衆が身軽にやぐらをのぼり、柱を拭いたり、お清めの塩を撒いていきます!

仕事が終わったら軽やかにすべり台を降りてきます。手際が良くて、準備ですらすでに見入ってしまいます!

さあ、いよいよ梯子獅子がはじまりました!まずは梯子を登りながらのパフォーマンスです!

31段の梯子を登り終えた獅子はやぐらの上を軽やかに動いていますが、なんとこのやぐらの高さは約9mもあります!しかも動くたびに柱がしなり、見てる方はハラハラしちゃいますね!

なんとこのやぐら上で飛び跳ねはじめました!なんと言う身体能力。観客からの声援も大きくなります!

舞台でのパフォーマンスも必見

梯子獅子はやぐらへ登る前に、前方に設置された舞台でもパフォーマンスを行います。

スタートに幕の後ろからひょっこり現れる獅子がかわいいです!

パフォーマンスがはじまると、ビヨーンと空に向かって獅子が伸びあがります。子どもたちと比べるとかなりの大きさ!

獅子はお囃子に乗って、舞台上を右へ左へ踊ります!

独特な動きが目を惹きつけますね!そして、お囃子の曲調が変わってからはスゴ味が一層引き立ちます!笑

動画で一部始終をお伝えしますので、どうぞご覧ください!!

お囃子は境内で生演奏されています。笛の音色が獅子を引き立たせています!

魅せられる大技の数々!

次の組の獅子が梯子を登りはじめました。なんでもこの組は大技を繰り広げるとのアナウンスがあり、観客の目線も一層集まっています!

梯子のてっぺんへ到達しました。先ほどとは打って変わって荒々しく動いています!

やぐらの真ん中で、ケタケタと獅子頭の口を動かしての高笑いです。境内が異様な雰囲気に包まれます。

ダイナミックにやぐらの上を動き回っています。こちらはどっしりと立って、境内を見下ろしている様子です。

と、思ったら急に寝っ転がりはじめました!相変わらず獅子頭からケタケタと言う音(声?)が聞こえてきます。

ケタケタが続きます・・・。

かと思ったらお囃子の曲調が変わり、獅子が暴れ始めました!高さ約9mでこの動きです!!

獅子が闇夜にひらめきます!歓声も今日一番の大きさ!!

そしてこちらがアナウンスのあった大技です!でんぐり返しをしながらすべり台を降りてきます!

獅子を司る二人の動きが合わないとできない大技!ドアップでどうぞ!

朝倉の梯子獅子、いかがでしたでしょうか?この地域に400年以上伝わる独特なお祭り。そして夜空に照らされ映える獅子の舞。生で見てこそ凄さが感じられるお祭りですので、ぜひ来年は獅子に会いに行ってみてください!

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