毎年日本で最も早咲きの梅が開花する、静岡県熱海市にある熱海梅園。今回は、熱海梅園梅まつりの様子と日帰りでも楽しめる熱海観光をお伝えします!
熱海梅園梅まつりとは
1886年(明治19年)に開園した熱海梅園は、毎年11月下旬から12月上旬に第一号の梅の花が開花します。樹齢100年を超える梅の古木を含めて、60品種・469本の梅が楽しめます。今年の熱海梅園梅まつりは、2021年1月9日(土)~3月7日(日)で開催されました。例年園内は、たくさんの出店や足湯、熱海芸妓連演芸会などのイベントなどを実施していますが、今年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防の為、規模縮小で開催されました。
園内の様子
入園の際は、検温を実施しており、入場券の購入は代表者1名での対応など感染予防対策をしっかりされていました。梅まつり期間は有料で、一般300円、熱海市内宿泊者100円、熱海市民100円となっています。期間以外は無料となっています。
感染予防対策により、入場の際のレーン分けなど対策もしっかりされていました。
入園するとすぐに、熱海梅園名物うぐいす笛も販売されていました!一つ一つ手作りで作られているそうで、とてもよい音がしていました。
熱海梅園名物うぐいす笛
規模縮小での開催でしたが、フード屋台も数店舗出店されていました。
園内には、梅見の滝や韓国庭園、明治から昭和にかけて活躍された中山晋平記念館などの見どころも多く、ゆっくりと梅の花を楽しむことが出来ます。
例年ならば、梅見をしながら足湯にはいれますが、今年は中止。
日帰りでも楽しめる熱海観光
東京から熱海まで新幹線で45分、在来線快特アクティーで90分の熱海駅。日帰りでも十分楽しく一日が過ごせます。本日ご紹介した「熱海梅園」は最寄り駅が熱海駅より一つ先のJR伊東線来宮駅から徒歩15分ほどですが、著者は、熱海駅からゆっくりと散策してみました!熱海は、坂の街ですが、観光名所も多く見どころたくさん!合わせてご紹介したいと思います。
熱海駅前には、平和通り商店街と熱海温泉仲見世通り商店街の2つの商店街があります。どちらの商店街も温泉まんじゅうや干物店などたくさんの商店が並んでいます。
熱海温泉仲見世通り商店街の様子
囲炉茶屋で海鮮昼食
昼食は、古民家風の趣のある店内で、熱海の新鮮なお魚料理が食べられる「囲炉茶屋」さんはいかがでしょうか?金目の煮付けや干物定食、季節のお刺身定食などが味わえますが、著者は「あじのまご茶漬け(1,300円)」を注文しました。
あじの骨とかつお節でとった出汁をかけていただく、シンプルなお茶漬けです。あじは新鮮で、臭みもなく、身がプリプリ!出汁がとっても味があり、お好みのわさびのピリッとした風味がアクセントとなり、さらっと一杯いただけてしまいます!とてもオススメの一品でした!
来宮神社
昼食のあとは、またゆっくり散策!坂道を上り、国指定天然記念物にも選定されている、樹齢2千年を超える「大楠」も見どころの【来宮神社】に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
落ち葉で作られたハート
境内は大変美しく、カフェなどもありゆっくりと参拝ができるようになっています。
樹齢2千年を超える「大楠」は圧巻です!とても清々しい気持ちになれます。
来宮神社から来宮駅までは、徒歩10分ほど。
熱海〜来宮を電車で移動すると2分の乗車時間です。
まとめ
梅が咲き誇る「熱海梅園梅まつり」と日帰りで楽しむ熱海観光を合わせてお伝えいたしました。
熱海は一年を通して、温暖で四季折々の花を楽しめる街です。梅の他に、同じ時期に河津桜や早咲きの桜も満開で見ることができ、春をひと足早く感じられました。ぜひ、熱海の街をゆっくりと散策してみてはいかがでしょうか?
■熱海梅園梅まつりのHPはこち
https://www.ataminews.gr.jp/ume/
■囲炉茶屋のHPはこちら
https://www.irorichaya.com/
■来宮神社のHPはこちら
http://kinomiya.or.jp/