関西の奥座敷「あわら温泉」
開湯百三十年を誇る福井県の「あわら温泉」は、北陸一の74もの源泉がある温泉地。
えちぜん鉄道「あわら湯のまち駅」に到着したら、まずは舎内にある観光案内所「おしえる座ぁ」（福井弁で「お教えますよ」の意味）へ。あわらは旅館ごとに泉質が違うのが特徴。まずはこちらで温泉や観光地について教えてもらうのがオススメです。
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駅のすぐそばには北陸最大級の足湯「芦湯」があります。オシャレな内装はもちろん、なんと総檜作り！無料で楽しめる源泉かけ流しの足湯で、まずはゆっくりとくつろいでいきましょう。
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お祭り好きな方にぜひ見ていただきたいのは、毎年7月の海の日の三連休に開催される「金津まつり」。日本一の本陣の飾り物である3基の武者人形山車をみられます。
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そしてあわらの祭りといえばコレ！８月８日と９日にお湯を御神輿にかけるという「あわら湯かけまつり」！！饅頭まきも人気です。
稀少！あわら芸妓のお席を体験
あわら温泉に来たら一度は経験してみたい芸妓さんのお座敷遊び。
芦原温泉芸妓協同組合には最盛期は２５０名もの芸妓衆が在籍しておりましたが、現在は７名。非常に稀少なお座敷を体験できます。
なんとなく芸妓さんの席というのは背筋が伸びるような敷居の高さを感じますが、一見さんでもOK。何も知らない方でも楽しめます。
そしてもうひとつ気になるのはお花代。ちょっとお高いのでは…と気になるところですが、旅館にお願いした場合の花代の相場は一人１６，０００円前後。指名料もありません。
写真：越前ガニ みのや泰平閣での豪華な夕食
「まどか塾」が大人気！初心者でも楽しめる芸妓のお座敷
あわら温泉では糸扇家（しせんや）まどかさんと、ひさ乃さん母娘による、お座敷遊びの体験教室「まどか塾」が全国各地からおよびがかかるほどの人気です。
写真：京都 祇園祭にて撮影 左／糸扇家まどかさんと、ひさ乃さん母娘
筆者・カメラマン佐々木はいつも撮影させていただいている京都の島原太夫・葵太夫を通じて「まどか塾」を知りました。Youtube定期配信で、あわらの芸妓さんがゲスト出演されたのがきっかけです。葵太夫とひさ乃さんはとっても仲良し。なごやかな雰囲気の配信でした。
写真：「おまわりほい」じゃんけんで勝ったら太鼓を叩き、負けた方は回る
この定期配信での様子を少しご紹介いたしますと…。
葵太夫の禿ちゃんたちも「おまわりほい」や「金毘羅船々（こんぴらふねふね）」というお座敷遊びを体験。
「おまわりほい」では太鼓がドドンがドンと鳴り、「金毘羅船々」ではこれぞお座敷…！という三味線の音が流れ、笑い声があがります。
普段と違うのは宴席ではなく配信のため、お酒が入っておらず真剣勝負に！白熱したゲームとなりました。
写真：「金毘羅船々」ビールのはかまに交互に手をつき、相手がはかまを取ったときはグーを出す
日本舞踊や太鼓に三味線の演奏と、芸事を満喫。あっというまの時間でした。
今度はお座敷でひさ乃さんの舞妓時代のCDソング「あわら One night ララバイ」「あわら温泉数え唄」をリクエストして生歌を聴いてみたいです。
あわら温泉の「伝統芸能館」では、芸妓さんとのお遊び体験のイベントが行われますので、あわら旅行の際には、ぜひ芸妓さんの席をお試しください！芸妓さん変身体験もありますよ。
写真：あわら芸妓まどかさんと京都島原末廣屋の禿たちの記念撮影。あわらにも舞妓や芸妓がたくさん増えますように。
「まどか塾」〘 年中無休 昼夜問わず ご予約承り中 〙
アミューズメントスペースまどかとひさ乃
〒910-4103 福井県あわら市二面41-13-1
090-2373-7673
あわらの観光名所と名物はココ！
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あわら温泉での食事といえば屋台村・湯けむり横丁。福井の名物の越前ガニをはじめ、越前おろし蕎麦やソースカツ丼がおすすめです。
ご当地グルメのあとは、あわらの観光名所へ！競技かるた漫画「ちはやふる」映画ロケ地をはじめ、車に30分ほど乗って行けば、サスペンスドラマでよく見る「東尋坊」や「永平寺」もありますよ。
