「夏」といえばいろいろありますが、やはりひまわり(向日葵)は外せません。
鮮やかな大輪の花を咲かせるひまわりは、夏のシンボルといってもよいぐらいです。
そのようなひまわりを存分に楽しめるのが、滋賀県蒲生郡日野町の体験型農業公園「ブルーメの丘」にて開催される「ひまわりフェスタ」です。
今回は、ブルーメの丘ひまわりフェスタの写真つき現地取材レポートとなります。
いざ、ブルーメの丘へ
ブルーメの丘へはさまざまなアクセス方法がありますが、今回は電車とバスを利用しての訪問です。
JR北陸本線(琵琶湖線)近江八幡駅から、近江鉄道バス日八線北畑口行きに乗車。
通常運行の場合、園へ行けるバスは1時間に1本(2022年時点、早朝及び夕方は2本以上)で、最寄りのバス停である幅野町までは50分ほどかかります。
スケジュールの調整にはご注意ください。
幅野町バス停へ到着後、すぐ先の西大路交差点を左へ曲がりブルーメの丘入場ゲートへ。
ブルーメの丘でさまざまな楽しみを体験
園内は予想していた以上に広く、ちょっとした町散歩の気分です。
ちなみに、敷地面積は阪神甲子園球場9個分なのだとか。
建物がほぼすべてドイツ風で、滋賀にいながらにして異国情緒を味わえる点もユニークですね。
ブルーメの丘のテーマは「酪農」。
ソーセージやピザ、アイスクリームなどさまざまな食べ物を自分たちで作り、食べるコーナーが用意されています。
ブルーベリー畑では「ブルーベリー収穫体験」を楽しむこともできます。
園内ではヤギや羊、カビパラやモルモットなどさまざまな動物が飼育されており、直に触ってふれあい体験も可能。
ふれあう際は、動物を怖がらせたり傷つけたりしないようご注意ください。
園内は飲食店も充実。
焼肉食べ放題やバイキングのほか、軽食が食べられるカフェも運営されています。
さらに、巨大なアスレチックやアーチェリー、昆虫ワールドなどさまざまなアトラクションも勢ぞろいです。
冒険好きの子どもにはたまりませんね。
約5万本が待ち受けるひまわりフェスタ
いよいよ、今回のメインであるひまわり畑へ。この畑には3品種約5万本のひまわりが植えられています。
周辺に柵が設けられているといったことがなく、たくさんのひまわりを被写体に心ゆくまま写真や動画を撮ることができるのが大きな魅力です。
(もちろん、畑の中に足を踏み入れる、場所の独り占め等の行為はNGです)
周囲にはベンチやフレームなど、撮影の小道具として使える設備も用意されています。
こだわり派にもうれしいポイントですね。
ズラリと並んだひまわりたちは思った以上に個性豊かで、大きさや花びらの開き具合にもひとつひとつ微妙な違いがあります。
自分にとって絶好のモデルとなってくれそうなひまわりをじっくり探してみましょう。
園内のひまわりは開花時期がそれぞれ異なっています。
満開のひまわりもあれば、まだ花を咲かせていないひまわりもありました。(取材日:2022年8月8日)
まだまだ夏も真っ最中、さらに鮮やかな風景を見せてくれるでしょう。
さらに、ブルーメの丘では「ひまわりフォトコンテスト」が開催中。
Instagramにて「#ブルーメの丘ひまわり2022」というハッシュタグをつけて現地で撮影したひまわりの写真を投稿すれば、誰でも気軽に参加できます。
開催期間は7月23日から9月25日まで。
ただし、この期間ずっとひまわりが満開というわけではないので、入賞を狙う方はこちらの開花状況を逐一チェックしておきましょう。
ひまわりだけでなく、キバナコスモス畑もあります。
鮮やかなオレンジ色を写真にどう活かすか、よい意味で悩みどころですね。
「遊び」「食」そしてひまわりを楽しむならブルーメの丘へ!
ブルーメの丘のひまわりフェスタは、夏らしい写真でバズりを狙いたい方にうってつけの撮影スポットです。
この園はひまわりだけでなく、かわいい動物やおいしいフードなどさまざまな楽しみもそろっているので、家族旅行や夏休みの思い出づくりにおすすめです。