2020年12月25日と26日に、東京都庁に隣接する「新宿中央公園」において、無料参加型イベント「Candle Night @ Shinjuku Central Park -灯(ほし)に願いを-」が開催されておりました。色とりどりの装飾が施された約3,000個のキャンドルが会場を彩り、子どもから大人までコロナ禍でも楽しめるイベントとなっており、併設のイベントも公園を有効活用するものとなっており、それぞれをレポートして行きたいと思います。
Candle Night @ Shinjuku Central Park とは?
主催者情報によると、工学院大学、一般財団法人公園財団、グロースエクスパートナーズ(株)、小田急電鉄(株) の4団体による実行委員会形式で行われており、今回が3回目の開催となるそうです。各団体の分担は企画から塗り絵シートなどのデザイン・制作・運営までを工学院大学の学生プロジェクト「まち開発プロジェクト-Smart Tech-」が行い、オンライン開発については工学院大学に加え、西新宿のIT企業グロースエクスパートナーズ(株)が協業し、産学公が一体となってリアルとデジタルを融合させ新宿西口エリアを盛り上げることを目的としているそうです。
参考 https://www.facebook.com/events/2740697812925303/
灯に願いを託す2日間
コロナ禍で様々な活動が制限される中、キャンドルを「灯(ほし)」に見立て、「会いたい人」「行きたいところ」「2021年をどんな1年にしたいか」など、一人ひとりの願いを込めたキャンドルを灯して貰いたいという思いから、このような副題を付けたとのことです。ライターは夕方ぐらいに参加したので、Youtubeの引用動画のような夜の雰囲気ではありませんでしたが、準備時間にイベントをつくり上げていく雰囲気を感じることができ、楽しむことが出来ました。
併設のナイトウォーク×謎解きイベント
新宿中央公園のキャンドルナイトの隣では、大手ゲーム制作会社のSQUARE ENIXが提供するナイトウォーク×謎解きイベント『Crystal Story』が開催されていました。プロモーションムービーが凄すぎますが、とても楽しそうな雰囲気でした。
SQUARE ENIXといったらゲーム『ファイナルファンタジー』シリーズが有名ですが、剣や魔法を駆使する西洋や近未来的な雰囲気を取り込んだファンタジー作品の世界観に楽しませてもらった人は多いのではないでしょうか。ゲームの中の世界を、リアルのナイトウォーク×謎解きイベントで表現されておりました。ライターは新宿中央公園に行くまで、この併設イベントのことを知りませんでしたが、見た瞬間ファイナルファンタジーっぽいなと思いました。
ファイナルファンタジーに登場する「クリスタル」が置かれていそうな、神聖な雰囲気の部屋がありました。新型コロナ対策の影響で事前予約制だったため、謎解きイベント自体には参加出来ませんでしたが、雰囲気を楽しむことが出来ました。
幻想的なグラフィックデザインの看板が置いてあります。公園の各所にこのようなオブジェ等が配置されており、夜になったらライトアップされて、綺麗なんだろうなと思いながら楽しませてもらいました。声優さんによる声の演出もあったようです。
”LIVE INTERACTIVE WORKS”
ゲームのような世界を最新技術で現実に再現!スクウェア・エニックスが新たな体験を創造します。https://www.liveinteractiveworks.com/contents/crystalstory/shinjukupark/
キャンドルナイトに参加して
ライターは沢山のお祭り等を回っている時、完全にゲームのような感覚になっている時がありますが、今回はキャンドルナイトをメインに、クリスタルストーリーの一部も見ることが出来て良かったと思います。東京都庁から西側のエリアは休日など時間帯によっては人通りが少ないこともあり、寂しい感じもするのですが、このようなイベントがあると、丁度いい感じに盛り上がっていいなと思いました。高級ホテルも並ぶ中、新宿中央公園をアトラクションのように活用することで、観光客なども楽しめ、またここでのノウハウが他の地域の活性化にも繋がることが期待でき、これからも楽しみです。
新型コロナの非常事態宣言下は非日常感があるので、接触確認アプリCOCOAを使って、人と接触せず上手く生活を続けるとクリスタルの戦士とかになって、UberEatsのタダ券くれるとか楽しめる方法があればいいなとも思いました。新型コロナ終息という共通の願いを灯に託し、終息するまではゲーム攻略のように自粛生活を工夫して行きたいですね。