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段ボール神輿!お祭り少年が作ったら、家族もご近所もハッピーになった件

2020/5/11
2020/5/11
段ボール神輿!お祭り少年が作ったら、家族もご近所もハッピーになった件

長引く外出自粛生活。大人も子どももストレスが溜まってしまいますよね。

我が家の12歳の息子も、大好きなお祭りはすべて中止、入学したはずの中学校は始まらない、とまあ、トホホな毎日を送っておりました。

が!祭りがない、でも時間はある。だったら作ろう!ということで、段ボール神輿を作り始めました。

それならちゃんと担いで直会もやってやろう!と乗っかった親。

そしたら、なんかご近所も乗っかって、楽しくなりました。

その様子をレポートします!

1.設計図と材料

用意するものは

・段ボール
・ガムテープ
・絵具
・カッター
・ボンド
・両面テープ

そして、伝家の宝刀「グルーガン」があると、ものすごく便利。

 

そこに持ってきた設計図はこれ。

え、マジですか?いや、母は忙しいから、絶対手伝わないよ。

でも本人はいたって真面目に、画像に定規を当て縮尺を計算している。まあいい、ほっておこう。ということで勝手に作らせることにしました。

2.さあ、作ろう!

もらってきた段ボールを切ります。トイレットペーパーが店頭に戻ってよかった。

ボンドでくっつけて

組み立てます。

扉が開くようにしたことが、こだわりのようです。

なんか、ぽくなってきたよ。

そして屋根。

屋根に色を塗ります。

組み上げます。

屋根と下の部分は分割できるようになっています。

バランス見て、鳥居も色を塗りたくなってきたみたいです。今塗るのか!

鳳凰を作ります。一回作った鳳凰は小さかったので、翼や尾をデフォルメすることにした模様。

駒札も。

これは屋根の飾りに。

家紋はネットで探してプリントアウト。ちょっと手抜き。

土台に穴をあけて、担ぎ棒を突っ込めるようになっています。

担ぎ棒は長さ2メートル。定員2名で、ソーシャルディスタンス確保。

あとは外で組み立てるだけです!(だって、2メートルの神輿、部屋で組み立てられても困るから!)

3.完成!いざ、宮出し!

さあ、5月の連休の晴れた日。ガレージで担ぎ棒を組み立て、

いよいよ完成!

もちろん、宮出しします。

 でも自転車も

車も通る。

あえなく宮入しました。

せっかくなので、直会も。

中3の長男は、恥ずかしがって不参加。そりゃそうやね!

4.ご近所さん、ありがとう!祭りのおかげでハッピーだ。

そんな我が家のセルフ神輿蔵。通行人の遠巻きからの視線が気になりましたが・・・。

なんだか、ステキなことが次々と起き始めたのです!

ご近所の人が声をかけてきて、

差し入れをお供えしてくれたこと!ご近所、最高だ!

通りかかった外国人が「写真を撮っていいですか?」と話しかけて来たり(この方、「お祭りに行けないけど、『自分祭り』ですね!」って、めっちゃいい日本語のセンスしてる!)、

後日、部屋にいると通りがかった親子の「これだよ!お神輿!見てみて!」という会話が聞こえたり、

地元本物のお神輿仲間の間で話題になって、ちょくちょく見に来てくださる人がいたり。

すごくいいことをした気分!

ただ、気になるのは、不動産屋さんがお客さんを連れて隣のアパートの内覧に来ていたこと。契約にならなかったらゴメンナサイ!

5.祭り万歳!段ボール神輿を作ってよかったこと

段ボール神輿を作ったらいいこといっぱい。

・子どもはクリエイティブに時間を使うことができた
・その間に母は仕事ができた。(手は貸しません!)
・大人も乗っかって楽しむことで、親子共恥ずかしさを超えた。

そして何より

・神輿マジックで、ご近所が繋がった!

やっぱり祭り最高!

 

長引く自粛生活に、夏休みの自由研究に、絶対おすすめ段ボール神輿。

キットで販売されているものもありますし、ご自分で作りたい方は、こちらのサイトに素晴らしい設計図がありました。http://tsunablo.hatenablog.com/entry/2017/09/11/212916

まあ、あの設計図でも作れるので、気軽にトライしてみてください!

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