1873(明治6)年の6月15日、当時の木更津県、印旛県の両県が合併して「千葉県」が誕生しました。これを記念して6月15日は「千葉県民の日」になっています。そんな千葉県ではたくさんのお祭りが行われることはご存じでしょうか。この記事では、千葉県で行われる人気のお祭りを厳選して紹介します!
目次
小舟に乗ってめぐる約400品種のあやめ園!「水郷佐原あやめ祭り」
水郷佐原あやめパークで行われるあやめ祭りでは、約400品種150万本の花菖蒲が見られます。あやめの美しい紫色が堪能できるほか、園内水路をサッパ舟と呼ばれる小舟に乗ってまわることができます。
あやめ祭りは現在開催中のため、この記事を見て興味を持ったらすぐに行ってみましょう!
開催期間は2023年5月27日(土)~2023年6月25日(日)までです。
神輿にねぶたにおどり!盛りだくさんの「柏まつり」!
元は阿波踊りをする小さなお祭りだった柏まつりですが、地元の商工会の盛り上げにより、新たに「柏おどり」がつくられたり、「ねぶた」を登場させるなど様々な趣向で、近年では毎年70万人が集まる大規模なお祭りになりました。メインはなんといっても3基の巨大なねぶた。観客の目前までねぶたが近づく、非常に迫力のある催しとなっています。また多数の出店があり、一般の方が参加できる踊りの催しも行われます。
2023年の開催日は7月29日(土)と7月30日(日)の2日間の予定です。
飛び交う水しぶきが涼やか!「八重垣神社祇園祭」
千葉県匝瑳市の八重垣神社で、20基にものぼる大量の神輿をかつぐのが八重垣神社祇園祭です。独特の「あんりゃぁどした」という掛け声とともに担がれてくる神輿行列に冷水が浴びせられることが特徴で、炎天下で見ている人にとっても涼やかです。
通常、神輿を担ぐことは女人禁制ですが、八重垣神社祇園祭は女性も神輿を担ぐことができます。この女神輿は全国でも珍しい女性だけが担ぐ神輿で、各地から注目されています。
八重垣神社祇園祭年は例年8月4日と5日に開催されています。
おもしろ面で踊りまくる!「船橋ばか面踊り」
湊町の漁師たちが厄払いのために行うようになった船橋のばか面踊り。戊辰戦争での火事を皮切りに、不漁や疾病流行などの災厄が次々と起こるようになり、1900(明治33)年に神輿を奉納してお祭りを実施しました。
面白い顔のお面をつけて踊るこのお祭りは、参加している人も見ている人も楽しい気持ちにしてくれることでしょう。
船橋ばか面踊りが行われるふなばし市民まつりは、例年7月に開催されていましたが、2023年は、10月に変更となり、「ばか面踊り」が披露されるふれあいまつりは10月15日に開催される予定です。
芸能人ゲストが超豪華!「成田山新勝寺節分会」
国土安穏、万民豊楽、五穀豊穣、転禍為福を祈願して成田山新勝寺で行われる節分のお祭りです。ご家庭でも行われる節分のように、福は内の掛け声とともに豆がまかれます。2023年の特別追儺豆まき式では力士や大河ドラマ『どうする家康』の出演者、そして年男の方々が参加し、大盛り上がりのもと豆まきを行いました。
開催日は毎年2月3日の節分の日です。
まとめ
千葉で行われているお祭りについて紹介しました。年間通して、さまざまなお祭りが行われるため、気になったお祭りにはぜひ足を運んで楽しんでみてください!