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どんと祭(相馬市)開催!正月の終わりを告げる火祭りで餅を焼き、無病息災にあずかろう!

更新日:2020/5/20 高橋 佑馬
どんと祭(相馬市)開催!正月の終わりを告げる火祭りで餅を焼き、無病息災にあずかろう!

福島・相馬が舞台のお祭り

今回紹介するお祭りの舞台は福島県相馬市。浜通り地域に位置する福島県の北東部にあり、北側の宮城県とも面している市です。古くから漁業が盛んで相馬で水揚げされる鮮魚は、東日本大震災以前には築地で高値で取引されることで有名な「常磐もの」として知られていました。震災後は一時期ストップしていた時期もありましたが、今では試験操業ながら漁業が復活し、連日ヒラメやカレイ、アイナメやサワラなど粋のいい魚が相馬原釜漁港へ水揚げされています!

また相馬と言えば、お祭り好きには有名すぎるのが「相馬野馬追」!その相馬野馬追の舞台の一つ、相馬中村城跡でお正月に行われるお祭りが、今回の「どんと祭(相馬市)」です!

どんと祭とは?

相馬市のどんと祭は今年で41回目を数えます。ところで、どんと祭とは一体どのようなお祭りなのでしょうか?有名などんと祭を見ると、お隣宮城県仙台市の大崎八幡宮で行われるものが知られています。どんと祭は、全国各地で行われている小正月(1月15日)の火祭りで、正月飾りのしめ縄や破魔矢などを焼き上げることが多いお祭りです。また広くとんど焼き左義長と呼ばれ実施されていたりもします。

相馬市のどんと祭では、焚上御料を納めることで持参した正月飾りなどをお焚き上げしてもらえます。リアカーにはお焚き上げを待つ、たくさんの正月飾りなどが積まれていました。

相馬太鼓でスタート!

16時、相馬高校太鼓部による相馬太鼓の披露からお祭りがスタートです!厳かな音がお祭り会場へ響き渡ります。

お焚き上げられる場所を見に行くと、すでにたくさんのものが積みあがっています!太鼓が演奏される最中にも次々と運び込まれていました。

甘酒、とん汁が振舞われます!

どんと祭の会場では甘酒が無料で配られています!寒い時期にこれはありがたい!

米麹でつくった優しい甘酒でした!

そしてなんと今年は商店街の皆さんによる、とん汁のサービスもありました!地元の野菜が使われたおいしいとん汁です!

日が暮れた17時に点火!

日も暮れがかった時刻は17時。神職の皆さんが現れました!お焚き上げを実施する前に儀式を行います。

いざ、点火の時を迎えます。火がスタンバイされました!

火が点けられました!一気に燃え広がります。

どんどん燃えます!一瞬でここまで火が大きくなりました!

闇夜に燃え上がる姿は、なんだか神々しいですね!

さあ、火が燃え上がった所でお餅を焼く時間がはじまります!このどんと祭の火で焼いたお餅を食べると、一年中無病息災でいられるんだとか。お正月からご利益にあずかりたいですね!

火が強いのですぐに焼き上がります!皆さん竹竿の先にお餅を付けて焼いていました。

地元の子どもたちも恐る恐るお餅を焼いています。時折「熱い!」と言って逃げてはまた焼いてを繰り返して、無事しっかりと焼けたお餅を食べていました。一年元気に過ごせるといいですね!

隣接する相馬中村城跡も必見

どんと祭が行われた場所は、戦国から江戸時代にかけての大名「相馬氏」の居城であった相馬中村城跡ですが、こちらは全国でも比較的往時を偲べる遺構が数多く残っているお城と言えるのではないでしょうか。お焚き上げが行われているグラウンド部分から背後を見渡すと崖になっており、その上に本丸をはじめとした曲輪がいくつも残っています!本丸へ向かう道中には濠や枡形虎口などもあり、お城好きにはたまらない見どころがたくさんあるのでおすすめです!

こちらは本丸を囲む石垣の様子です。

お城の西側には妙見曲輪と呼ばれる独立した曲輪(スペース)があり、そこには相馬中村神社が建てられています。

相馬中村神社は明治時代の廃仏毀釈の前までは妙見社と呼ばれていた神社で、今でも相馬野馬追の出陣地の一つとして、相馬野馬追には欠かせない神社になります!ぜひ、どんと祭へ来られた方は一緒にご参拝してみてください!

どんと祭(相馬市)いかがでしたでしょうか?地元密着のあたたかい雰囲気に包まれた火祭り。正月の終わりの風物詩としていいですね。

1月の相馬はアンコウが揚がったりとおいしいものもありますので、ぜひ合わせて来てみてください!!

高橋 佑馬
この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
1991年生まれ。仙台出身、埼玉育ちの祭り好きです!東北、関東のお祭りがメインですが、全世界おもしろいお祭りがあったら駆けつけます!お祭りのレポートは現地の臨場感を大切に写真・動画を活用し紹介。各地のグルメ情報もお伝えします!

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