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ド迫力!スモーク噴き出る盛り盛りの山車!「青森県八戸三社大祭」ふるさと祭り東京からレポート

ド迫力!スモーク噴き出る盛り盛りの山車!「青森県八戸三社大祭」ふるさと祭り東京からレポート

毎年1月に東京ドームで開催される「ふるさと祭り東京」。全国各地のお祭りステージとグルメが楽しめるこのイベント。今年は5年ぶりに「八戸三社大祭(さんしゃたいさい)」が登場!山車がせり出すは、人形動くは、スモーク焚くは、もうサービス精神満載のパフォーマンスをレポートします。

1.ド派手!高さ10メートルの巨大山車

日本三大山車祭りと言えば、京都の祇園祭、岐阜県の高山祭、滋賀県の長浜曳山祭など、古式ゆかしい厳かな祭りが有名ですね。

ところがどっこい、北の地、青森県八戸市の三社大祭の山車は凄い!とにかくド派手!まずはこの動画をご覧ください。

東京ドーム内の特設ステージをゆっくりと動く山車。あ、なんか人形が動いたぞ、と思ったらスモークがドカーン!うひゃー、と爆笑している間に、後ろの富岳百景がにょきにょき出てくる。そして横にも広がる!なんじゃこりゃ~!

ちなみに山車の大きさは、通常の祭りで幅4.5m・高さ4.5m・奥行き11m。これが「見せ場」に来ると、幅8m・高さ10mにまで広がります。それが27台も集結するのです。

ふるさと祭りで面白いのは、実は本場のお祭りの山車よりさらにモリモリに盛っていること。実際のお祭りでは電線や建物の都合から、これ以上大きくすることができないのです。壁のないふるさと祭り特設ステージでは、さらにバージョンアップして「盛って」登場。本場を見たことのないお客様のために、惜しみないサービス精神を見せてくれるのです。ありがとー!

2.八戸三社大祭とは?

毎年7月31日から8月4日まで開催される、八戸三社大祭。

もともと三社大祭は法霊大明神(現在のおがみ神社)に豊作を祈願したところ、それがかなえられたお礼に神輿を渡したことが始まり。当初から人形を乗せた屋台を含む大規模祭礼として発展してきました。明治時代には新羅神社と神明宮の行列が加わり、今の「三社」の形となりました。「八戸ポータルミュージアムはっち」Youtube公式チャンネルによると、大正時代には既にかなり大きな山車となっていたことが分かります

さて、戦後電線が張り巡らされ高さが制限された山車は横方向へ大きくなり始めます。そして昭和50年台、道路幅一杯にまで達すると、今度はまた高さを求め始めます。しかし電線がある。そこで、電線の下を通過するときは小さく、障害物のない場所では大きく展開する、せり上がりの仕掛けが登場したのです。

と、こんな感じでユニークな発展を遂げたこのお祭り。2004年に、「八戸三社大祭の山車行事」として重要無形民俗文化財に指定。2016年には八戸三社大祭を含む全国33の「山・鉾・屋台行事」がユネスコ無形文化遺産登録。現在では5日間で140万人を超える観光客が集まる、東北巨大夏祭りの一つとなっています。

3.こちらも盛り盛り!神社行列。

山車がフィーチャーされがちな八戸三社大祭ですが、その行列もとってもユニーク。

街を運行する山車はパレードの最後尾にあり、その前には様々な伝統芸能が花を添えます。


出展:https://hachinohe-kanko.com/10stories/hachinohe-sannshataisai

法霊神楽(ほうりょうかぐら)、虎舞(とらまい)、笹の葉踊(ささのはおどり)、大神楽(だいかぐら)、手古舞(てこまい)、駒踊(こまおどり)等が行列を彩ります。

ふるさと祭りでは、祭りのルーツである勇壮な法霊神楽が披露されました。

4.なんでこうなっちゃったの?山車づくりにかける思い

こうなるときになるのが、「なんであんな派手になっちゃったのか」。

八戸市役所商工労働観光部 観光課の佐々木さんによると「祇園祭や高山祭など、美しい曳山祭りはいろいろありますけどね。八戸はとにかく派手なんです。ここまで規模が大きくなったのはここ30年くらいかな。仕掛けは油圧で上下するようになっています。機械化が進んでから、どんどん大きくなっていきましたね。山車は町内が中心となった山車組ごとに作られるんですが、誰かが大きくしたらほかも負けじと大きくなるって感じだったんでしょうね~」

ということで、なんで大きくなったのかは分かりません!

八戸出身の友人Kさんによると

「地域で作るお祭りなので、子どものころから寄付金集めの手伝いで近所を回っていた。お祭りの時には大きい通りに町中の人が集まって、朝から場所取りをしていたのを覚えている。なんであんな大きな山車になったのか、わからない」

って、やっぱりわからん!まあとにかく、やりだしたら止まらないのが祭りの常。だから祭りは楽しいのでしょう~。


出典:https://www.utimaru.info/

上記、山車組の一つである「八戸三社大祭 内丸親睦会」のウェブサイトは山車制作過程が詳しく紹介され、非常に見ごたえがあります。こういった裏側がわかると、ますます祭りが楽しくなりますね。

4.本場八戸三社大祭へGo!

さあ、ふるさと祭り東京ですっかりこのお祭りの魅力にはまってしまったあなた!ぜひ、本場八戸に行きましょう。公式PVをご覧ください。

建物の間すれすれを通る巨大な山車は圧巻!東北夏祭りの中でも少し早めに始まる八戸三社大祭。この夏は夢の東北祭り梯ツアーのスタートにスケジュールを組みましょう!

written by
リエコ

リエコ

阿波踊りが大好きです。
古いものが好きすぎて、日舞や歌舞伎を見て、味噌やら醤油やら作って、もう自分が何歳かわかりません。
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