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衝撃の超スケール!越後三大花火の一つ「ぎおん柏崎まつり海の大花火大会」の魅力を解説

2023/9/7
2023/9/7
衝撃の超スケール!越後三大花火の一つ「ぎおん柏崎まつり海の大花火大会」の魅力を解説

新潟県を代表する花火大会の一つに数えられるぎおん柏崎まつり海の大花火大会。江戸時代末期から続く非常に歴史のある花火大会で、越後三大花火の一つにも数えられます。さて、そんなぎおん柏崎まつり海の大花火大会にはどのような魅力があり、訪れる際にはどういった点に気を付ければ良いのでしょうか。本記事では、ぎおん柏崎まつり海の大花火大会を楽しむために知っておきたい魅力とポイントを解説いたします。

ぎおん柏崎まつり海の大花火大会とは

ぎおん柏崎まつり海の大花火大会は、新潟県柏崎市で開催される花火大会で、概要は以下の通りとなります。

毎年7月24日〜26日にかけて行われるぎおん柏崎まつりの行事の一つで、最終日の7月26日に開催されます。

花火の打ち上げは江戸時代末期(1840年)に行われた八坂神社祇園祭の祭礼として実施されたのが始まりで、形を変えつつ現在に至ります。

新潟県内で開催される花火大会の中でも有数の規模を誇り、長岡まつり大花火大会、浅原神社秋季例大祭奉納大煙火(片貝まつり)とともに越後三大花火の一つに数えられます。


規格外の花火は圧巻!ぎおん柏崎まつり海の大花火大会の魅力

ぎおん柏崎まつり海の大花火大会の魅力は、なんといっても異次元のスケールの花火を楽しめる点にあります。

本大会のプログラムは広大な堤防(最大600m幅)を利用したスターマインと、水中花火と打ち上げ花火が同時に楽しめる海中空スターマインを中心に構成されます。

全幅600mのワイドスターマイン

打ち上げ花火+水中花火で構成される海中空スターマイン

一部のプログラムでは堤防を最大限に使用したスターマインと海中空スターマインの競演も!

超ベスビアスワイド大空中スターマイン(株式会社ブルボン/ブルボングループ提供)

それだけに留まらず、三尺玉を組み込んだスターマインや尺玉300連発など、越後三大花火の名にふさわしい規格外の花火が繰り出されます。

三尺玉入りベスビアススターマイン

尺玉300連発

そして極め付けは、なんといっても尺玉100発同時打ち上げ!

とにかく迫力が尋常じゃない!!

全国的に見れば打ち上げられる場所が限定される貴重な尺玉(10号玉)が、わずか30秒足らずで一斉に夜空へ放たれるとかもはや狂気でしかありませんw (最大級の賞賛)

海中と空中をフル活用した超スケールの花火は圧巻の一言に尽きます。

ぎおん柏崎まつり海の大花火大会を楽しむためのポイント

ぎおん柏崎まつり海の大花火大会を魅力を把握していただいたところで、ここからは主に初めてみる方向けに楽しむためのポイントを紹介していきます。

①打ち上げ場所に近い有料観覧席もしくは無料観覧席で見るのがおすすめ

ぎおん柏崎まつり海の大花火大会を存分に楽しむならば打ち上げ場所に近い有料観覧席もしくは無料観覧席がおすすめです。

有料観覧席は花火がよく見えるかつ最も近いところに位置し、テーブル席や階段席などが設けられます。

有料観覧席の外観

いずれの観覧席も指定席かつ複数名(2〜5名)向けとなっていて、家族やカップルでゆったりと花火を楽しみたい方におすすめです。

有料観覧席の周辺(みなとまち海浜公園および周辺の砂浜)には無料観覧席が設けられます。(下図の濃い緑色の部分)

陸地側の場所ほど人気があり、午前中の段階でかなりのスペースが埋まってしまう傾向にあるようです。

無料観覧席(みなとまち海浜公園周辺、陸地側)の様子①[2023年7月26日 11:40頃撮影]

一方で海寄りの砂浜はスペースが非常に広大なためか、僕が訪れた際は夕方ぐらいでも十分に場所を確保できるぐらいのスペースがありました。(平日開催の場合、土日開催の場合は事情が異なる可能性あり)

無料観覧席(みなとまち海浜公園周辺、砂浜側)の様子②[2023年7月26日 17:50頃撮影]

無料観覧席(みなとまち海浜公園周辺、砂浜側)の様子③[2023年7月26日 17:50頃撮影]

ご自身で場所を確保する必要はありますが、リーズナブルに楽しみたい方におすすめです。

上記2つの観覧席は単純に迫力を存分に味わえるのに加え、ワイドスターマイン+海中空スターマインや尺玉300連発で花火に包まれるのが魅力となっています。

なお、無料観覧席の場所取りには解禁日時があるため、公式サイトなどで事前に確認するようにしましょう。(2023年時点で有料観覧席に近いみなとまち海浜公園寄りのエリアは当日午前7:00、潮風公園寄りのエリアは前日午前7:00に解禁)

②ステージイベントも面白い

日本海太鼓による演出

花火打ち上げ前後に行われるステージイベントにもぜひ足を運んでみましょう。

ステージイベントは16:00〜18:00頃にかけて夕陽のドームで開催され、じゃんけん大会や日本海太鼓による演出などが行われます。

日本海太鼓は平和な日本海、五穀豊穣、里人安楽を願っての響きを伝えるべく、1977年(昭和52年)に誕生した柏崎市の郷土芸能です。

春の部-桜ふぶき・夏の部-出家様(しげさ)の盆踊り・秋の部-豊年満作まつ・冬の部-狂乱怒濤の荒海太鼓の四部作で構成され、和太鼓のもつ伝統的な形式美と、創作太鼓としての新鮮なリズムを味わえるのが魅力となっています。

さらに、花火打ち上げ後(21:10〜22:00)には「みんなでAfter Hours」と題したDJイベントも。

ステージイベントは、混雑がピークを迎える時間帯に開催されるため、各種イベントを楽しみつつ移動時の混雑をある程度回避できるので一石二鳥です。

③鯛料理を味わってみよう

レストラン日本海さんの「真鯛せいろ飯」

こちらは花火大会とは直接の関係はありませんが、柏崎を訪れたら鯛料理も味わってみましょう。

柏崎市は県内有数の鯛の漁獲高を誇り、旅館などでは古くから鯛めしなどの鯛料理が提供されていました。

市内各所のレストランの他、当日は会場付近で柏崎観光協会さんによる鯛めし、鯛茶漬けなどの販売が行われます。(鯛めし弁当は人気のようで、18:00頃の時点で既に売り切れとなっていました)

特に県外からお越しの方は花火観覧とセットで味わっていただくと、柏崎をより満喫できるのでおすすめです。

④渋滞に要注意

車でお越しになる方向けになりますが、行き帰りの渋滞には要注意です。

本大会は、越後三大花火がゆえに来場者が多く(およそ15〜20万人)、その多くは車を利用して訪れる傾向にあります。
特に柏崎駅周辺〜国道8号線の区間が混雑するようで、実際に僕も帰りの混雑がピークになる22:00過ぎに会場公式の駐車場(柏崎アクアパーク)を出発。県道522号線、国道252号線を経由して、関越自動車道 小千谷ICへ向かったところ、なんと2時間近くもかかりました。(通常35〜40分程度の道のり)

時間に余裕があるかつ渋滞を避けたい方は、可能な限り混雑がピークになるタイミング(主に花火大会の開始直前および終了直後)を避けて移動すると良いでしょう。

まとめ

本記事では、ぎおん柏崎まつり海の大花火大会の魅力や楽しむためのポイントを紹介いたしました。

長岡まつり大花火大会、浅原神社秋季例大祭(片貝まつり)とともに越後三大花火の一つに称され、海と空をフル活用したスターマインや最大30号玉(正三尺玉)の大玉花火を楽しめることが魅力です。

また、迫力を最大限に味わえるかつ花火に包まれる体験ができる有料観覧席や隣接する無料観覧席から見るのがよいでしょう。(無料観覧席には場所取りの解禁日時があるため要事前確認)

ぎおん柏崎まつり海の大花火大会は、越後三大花火がゆえに混雑を避けるのは難しいかもしれません。オフピーク時間帯に移動しつつ、ステージイベントや鯛料理を満喫すると快適度が増すのでおすすめです。

最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m

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